2015/05/30

安心出来るように、やること




















自分を支えるものを持たずに、
ひたすら進むというのはキツいなあと思います。

支えるものを実感したことがなかったので、
それで当り前だと思っていました。

支えるものになることは出来ても、
支えてもらうことが難しかった自分を思うと、

大変だったなあ…と思って、
ちょっと切ない気持ちにもなります。

 *

「こんなに助かることがあるんだ!」
と知ってからは、

その感覚が一気に和らぎました。

体験するというのは本当に価値があるし、
すごいことだな、

体験は本当に大事だなあ、
人って経験から学ぶのだなあ、

そういうものなのだなあ…と改めて思います。

 *

安心を待っていたら、
「いつまでも進めない!」と思い込んでいた自分と、

実際に待つ余裕を持ち得なかったこと。

今だから
「確かにそれは自分が呼び寄せていたよなあ…」
と言えることですが、

身近にあったのは常に
否定的な厳しい評価であることが多く、

「身近な人にダメだと言われるなら
わたしはダメなのだろう」と

それを肯定し続けた
自分の視野の狭さを笑ってしまいます。

 *

「安心出来るようにやること」は、
とっても大切なことですね(笑)!

それを他の人がどう思ったとしても、
怖かったら立ち止まって、

それでもどうしてもやりたいなら、

安心出来る方法を
徹底的に探すことから始める。

怖かったりしんどかったりすることは、
結局続かなくなったり、

結局中座を余儀なくされてしまいます。
(少なくともわたしの経験的には)

それは、長い目で観たら、
あんまり効率も良くないのですよね。

 *

身近に自分の出来ることをよろこんでくれる人や、
自分を認めてくれる人が居て。

そして、落ち込んだ時に。

「出来てることがあるよ?」と
思い出させてくれること。

不安感に包まれてしまった時に、
「大丈夫だよ!」と笑い飛ばしてもらえること。

そういうのはとっても大切なことだなあ…と!

 *

わたしが
そう思っていたからこそ、

わたしのセッションでは
そういうシーンが多く展開するのだけど。

肝心のわたしがそれを得ていなかった!という(笑)。

わわわ!なんて片手落ち!
という反省があります(笑)。

 *

安心感は、
長く続けるのにとても大切なことで。

それは、

お金があるとかないとか、
世間的に観て健康かどうかとか、

そういうことではなくて。

気にかけてくれる人が生きて居るよ、
みたいなこと。

人肌の温度みたいなものや、
心の問題なのだなあ…と思うのでした。

 *

わたしは、セッションで出会った

たくさんのお客さまとの交流の中で
それを学ばせていただいて来ましたし、

だから、少しずつ、

日常の中でも
受けとれるようになって来ているのかな?

と思うのでした。

 *

どうしたら安心出来るのかな?

ということを
徹底的に考えることって、

実は何かに踏み出していく時に、
すごく大切なことなのではないか?

と改めて思う静かな雨の夜、なのでした。


ストーン・コンシェルジュ / 作家 みたけさやか

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