2018/02/16

変化の時期はゆっくりと




















駆け抜けた2016年。
悩み惑いつつだった2017年。

今まだ、悩みつつも、

立ち上がり始めている2018年
2月の新月です。

 *

変化の時期って、
独特の居心地悪さや怖さがありませんか?

わたしは顕著にあります(笑)。

自分の変化を感じながら、
ちょっと…だいぶ、不安になったりします。

 *

2007年以降この10年は、
仕事が出来ていなかったように感じています。

実際は、出来ないながらも
本当に色々させていただいたし、

がんばってもいたのですが。

気持ちの上で「前進」はあっても
大きな「変化」はなかったのです。

 *

抽象的に言うとしたら、

オブシディアンを見つめていたような感じで、

「内面の世界」を
ひたすら掘り下げていたように思います。

そんな風に生きていたかな、
と思うし、

それしか出来なかったな…と思うのです。

 *

それが終わったのは、
2016年の9月頃でした。

とあることをキッカケに、

はた、と終わってしまった感じがあります。

そこからは、悩みに悩んで、
今に至るのです。

 *

未踏の地への入り口付近。

未だ知らないことに踏み入るのは、
歳を重ねるごとに

勇気を要するものなのかも知れません。

変化は、
良くも悪くもストレスにはなります。

怖くて当たり前なのが、変化。

元気な時には、

その刺激は
明るく楽しく前向きなのだけれど。

 *

静かにそれを見つめていると、

違ってきてしまっていることへの
違和感も大きいですし、

脱皮する寸前のサナギみたいに
渾身の力を振り絞るような、

何かこう、するりとはいかないような、

途方にくれる感じがあるのです。

 *

サナギから脱皮し損ねたセミを
見たことがあります。

わたしはどうなるんだろうなって、
ちょっと思いつつ。


ストーン・コンシェルジュ / アクセサリー作家
みたけさやか

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