葉山の森戸海岸で
お友達に見つけてもらったコーラルです。
これは、入院中と
退院直後の安定してくるまでの間、
本当に大切なお守りでした。
コーラルは綺麗さとは程遠く(笑)、
あんまりにも不細工で怖い感じだったので、
リボンでぐるぐる巻きにしたのでした。
その日食べていたお弁当の紐があったので、
それを使って。
小さな巾着は、入院中に作ったものです。
面会時間に、母と一緒に
裁縫をする時間をとっていたことがあり、
その時作って、ちくちく。
昔、親友が「落ち込むと波縫いをする」と言っていたことがあり、
その感覚は何とも素敵だなあと今でも思うのですが、
確かに、ひたすら波縫いをしていると、
瞑想をしているように心が静かになってくるものだなあと思います。
巾着を仕上げて、コーラルはその中にすっぽりと収まり、
お守りとして大切にしてきました。
以前お話したとおり、辛い時はぎゅうっと握り締めてきました。
病院のベッドで朝目覚めると、
握ったままでいたこともありました。
何度握り締めていたのか、わたしにもよく判りません。
なので、写真では判らないのですが、
巾着は手垢で汚れています。
今あるHolly heal のコンセプトを
深めてくれたコーラルです。
*
コーラルは、
危険を払う魔力があると信じられてきたものだそうです。
風水では、コーラルが
小さな生物が寄り集まって生成されていることと
海中の樹木のような姿をしていることから、
「木」の気があるとされていて、
子供や弱者を守る効果があるとされているようです。
自己否定や、恐れ、破壊的思考を取り去って、
内面の美しさを回復されるとしている文献もあります。
今思えば合っていた。
意味的にも、非常にふさわしかったように思います。
最近になってようやく当時の状況を
ひとつの流れとして捉えられるようになり、
気持ちがすごーく回復しているのを感じています。
これも、Holly heal を続させてくださった、
みなさんのおかげですし、
貴重な時間をさいてバックアップしてくれた、
見守ってくれた、
家族や、お友達のおかげです。
特に、退院後のわたしを見舞い、支えてくれたお友達に、
以前ご紹介した小さなパキスタン産のクリアクォーツから、
特に美しいものや、特徴のあるものをプレゼントすることにしました。
相手に合わせて、
意味深いものや、優しいものや、澄み切ったものや、力強いものを。
ただクリスタルだけをお渡しするのでは、
気持ち足りない気がして、
小さな袋を作ることにしました。
朝、早起きをして、ちくちく。
入院中に母が届けてくれた小さな布を切って、
伯母さんが小さい頃贈ってくれた糸を使って、
小学生の頃手に入れた赤い刺繍糸で結んで。
はい、完成です!
中身はコーラルではないけれど、
こういう小さなものが、
人生を左右するような大きな出来事を
乗り越えさせてくれることって絶対にあるように思います。
力を引き出す、
圧倒的なパワーになることがある気がしてなりません。
それは、人の心の不思議だなあ…と思います。
対象物を得て、愛と信頼を再確認し、
内側から明るい兆しを引き出す力。
それは、人の持つ、根源的な力のように思います。
Holly heal をお届けするような気持ちを込めて、
彼女達が、幸せであることを祈って♪
届けたいと思います。
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