2014/06/23

全て物語だということ




















今回、イベントで

クリスタルについての
トークショーをやらせていただくのですが、

お友達と今おしゃべりしていて

「あ、それ言っておいた方がいいな!」と
思うことがあるので、

ここに書いておきたいと思います。

 *

「そういう風に話されると、
それが事実だという風に思っちゃうわ」

と言われたので、

「うーん、それはでも、

科学雑誌に書いてあったから信じるとか、
新聞に書いてあったから信じるとか、

論文に書いてあったから信じるとか、
テレビで言ってたから信じるとか、

そういうのも
本当は全部疑っていいことだから、

何もこういう話だけ
特別なこととも違うんだよね?」

ということを返したという話から派生しています。

 *

お話しすることは
「わたしの感じている物語である」ということです。

それは、
わたしが感じていることであって、

事実とは違うかも知れないよ?

ということです。

新聞もニュースも、本当はそう。

それに携わる
人の視点での編集が入っていて、

その人の知識の範囲から
導き出された事実だということ。

それをわたし達は場合によっては
日々鵜呑みにして生きているよということです。

 *

悟りの状態を経験したことのある人なら
納得されると思いますが、

世の中の殆どは
物語だと言えると思います。

物語というのは、

その人の経験や教育を通して
「そう見えている、感じられるもの」という意味。

 *

現実は恐ろしくシンプルで、

わたしが感じている現実は、
be here now のみです。

これ以上は削ぎ落とすのが難しいな
と感じた要素です。

 *

本当にこれだけでした。

「それ以外の要素は
全部頭の中で出来ているじゃないか!」

という衝撃を受けたのは
2012年でした。

和尚アートユニティの江谷さんからは
「それはまるで悟りみたいな…」と言われましたが、

多分、彼らの言うところの
「悟り」なのではないでしょうか?

どういう言い方やレッテルでも構いません。
現実はシンプルだと言うこと。

だから色んな生き方や解釈が可能だということ。
シンプルだからあり得ることだと思います。

ラハシャからは既にその頃に、
肯定してもらっています。

 *

さて、じゃあ

わたしがお話しするのは、
「物語だよ」と言った時に、

世の中にまかり通っている
その他の要素はどうなるの?

ということなのですが。

 *

学者さんが学会で発表される研究にせよ、
宗教的世界観にせよ、

元を正せば
「誰かの言ったこと」なのでは?

ということは
意識してもらえたらいいなとは思います。

医学でさえ、科学でさえ、
みーんな更新や変更が起ります。

その分野に分類されるとあたかも
「真実」のように感じる方も

多いかもしれませんが、

でも、よくよく考えてみると、
実はそれも広義には「物語」です。

 *

例えば、
科学的研究結果には再現性が重要で、

再現出来るということは事実である、
という定義もありますが、

仮定をした時点で、
仮定を肯定する研究結果が出る、

という説も実際にあったりします。

思えば叶う、ということと
何が違うのかな?

言い方は違うけどね!

みたいに思ったりもします。

 *

クリスタルから、
そういう物語を見出だす人もいるんだなー、

位のさじ加減で。

でもそれを聴くことによって
自分の中にある何かを見つめられたり、

そのファンタジーから
世界を観た時に、

今までとは違う俯瞰が出来たりする。

そういうキッカケになったらいいな。
ということです。

 *

物語を読んだ時に、
自分の世界が広がったりする、

その体験と、
同じであっていいと思います。

ただ、それが目の前の、

現実的な
時間と空間の中で共有される、

自分自身が
物語の一部になる面白さを

味わっていただけたら良いな、
と思います。

 *

クリスタルトークショーのお申し込みは
まだまだ受付中です♪

6/27(金:新月
19:00〜@渋谷>詳細こちら

お問い合わせ先>
info☆hollyheal.com(☆を@に)


ストーン・コンシェルジュ & 作家 みたけさやか

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