2011/12/29
ポジティブとネガティブ
対面オーダーを始めさせていただいてから、
「ネガティブなことを受けてしまうこともあるでしょうし」
「明るい話ばかりではないでしょうから」
(大変ですよね?)
というお話をいただくことが
増えてきました(笑)!
*
ポジティブとネガティブという考え方が
すごく根付いているんだなあと思います。
*
ポジティブとネガティブって、
その方の
「尺度」や「ものの見方」のお話なのではないか?
と、感じています。
*
すごく抽象的な表現になってしまって
申し訳ないのですが、
在るのは、常に、
今ここにある全体像だけなのだと感じています。
その前提において、
ポジティブとネガティブという
「考え方」を採用されている方のお話を伺う時。
気をつけて聴かせていただく点というのは、
どこから
光を当てていらっしゃって、
どこを暗闇と捉えていらっしゃるか。
ということなのです。
*
そういうことだと思って
聴かせていただいているので、
ネガティブなことを受けてしまう、
という感覚になったことがありません。
暗闇には
見えないなりの良さがあるし、
明るさにだって、
明る過ぎると見えなくなるという不都合もあります。
大切なのは、
その方がどう捉えていらっしゃるのかということであって、
ポジティブかネガティブかの
判断ではないんじゃないかなあ…ということなんです。
*
対面オーダーでは、
本当に思っていらっしゃることを
自由にお話していただいていいかなと思っています。
もし話題の中に、
ポジティブやネガティブという言葉が含まれていたとしたら、
わたしが聴かせていただいているのは、
あくまで
その方の尺度として何が採用されているのか、
事象に対して、世界に対して、
どんな光の当て方をされていらっしゃるのか、
という点です。
なので、
お気遣いなく、
安心してお話してくださいね♪
*
わたし自身も、世の中を
ポジティブとネガティブに
分けて観ることは、
あまりしていない気がします。
今の世情が、
これをポジティブと捉えているな、
といった感想は持ちますが、
自分のやることなすことに、
ポジティブとネガティブのレッテルを貼ることは
していないかもなあ…と思います。
*
そういう定義づけをすることよりも、
自分が今、
それをどこから観ていて
(高いところから?低いところから?水平線から?)
どう捉えているのかという自分の価値観
(好きなのか、嫌いなのか、どっちでもいいのか)
みたいな事を見つめています。
*
他人の作った定義や価値判断基準を
共有させていただくことは大切なことですが、
それだけが全てではないということを、
自分はそれについてゼロから判断していいとしたら
どういう結論を導き出すのかを、
知っておくのも大事かなあ…と、
そんなことを思っています。
*
いつも全体があるだけ。
光の当て方や当り方が違うだけ。
そうやって世界を観ています。
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