2013/09/21
さやかさんでも聴いてもらうのですか?
写真は、英国王室御用達のケチャップ。
粒マスタードの方はわたしの好みではなかったけど、
ケチャップは実に美味しかったです(笑)。
*
この記事のタイトルは、
ランチの後にあった、
対面オーダーの時のおしゃべりから。
「こうやって人の話を聴き続けていたら
大変じゃないですか?」
という疑問に対して、
色々お答えしていた時に出て来た言葉です。
「え?みたけさんでも聴いてもらうのですか?」
*
もちろんです!
人の話をそのまま聴くお仕事の人は
そうじゃない人よりも、
基本、定期的なメンテナンスが
多く必要だと思います。
*
わたしが
「コンディションが上がらない」と言っている時、
わたしに会ったことのある人は
「え?元気じゃん?」と思った人も
いるかも知れません(笑)。
制作に必要なコンディションというのは、
見た目元気とか、
そういうレベルではないのです。
クリスタルに触るは、
もっともっと繊細に厳密に、
いいコンディションの時なのです。
*
とは言え、
わたしも現代社会に暮らす1人の人です。
特別素敵なお家に住んでいる訳でもなく、
特別素敵な環境に暮らしている訳でもありません。
その中で、
仙人みたいなコンディションのキープを行うのは、
まあ、まず無理です(笑)。
*
努力しないという意味ではなくて、
俗人として「半沢直樹」は観たいし(笑)。
わたしはIT ツールもかなり好きなので情報を入れたいし、
現代社会の面白さを享受したいなと思った瞬間から、
基本的に仙人コースは難しいです(笑)。
そういうフリくらいなら出来るかも知れませんが、
長く続けるのは無理かなあ…と。
無理をしたら、
歪みがどこかで出ますし、
わたしがそういう状態になっていたら、
Holly heal をやる意味はないに等しいです。
*
じゃあ、
そういう些細に積み上がって行く
ストレスや
外側と内側の混線を、
(映画観て盛り上がった気持ちの時に
いつもと違う行動とるとか、
本に影響を受けてとか、
外の刺激によって内面は成長もします。
ですがこれらの影響に無意識だと、
それは影響に対して
コントロールがかけ難いので、
振り回されたりもしやすいです)
どうやって
いつもフラットに近づけるか?と言えば、
やっぱり他人に手伝っていただいて、
メンテナンスを行うことなのです。
*
自分のフラットな状態を知ってもらうには、
長年の信頼関係が必要だと思います。
変化を見守ってくれる人が大事なのは、
こういうところにも顕著に出て来ます。
*
先日、
オーラソーマのセッションを受けて来て
書いた記事にもありますが、
わたしもみんなと同じ舞台の上に居るのです。
ただわたしも
みんなと同じように、
得意分野があるだけなのです。
*
わたしに出来ないことは、
誰かの出来ることでもあります♪
だから、
出来ないところは、
助け合える相手を見つけたい。
それは誰に対しても
優しい見え方のような気がします。
*
わたし自身のことに気がつくのは
わたしだって容易ではありません。
*
もちろん仕事柄
長年訓練をしていますから(笑)、
その辺の人よりは、
大分気がつきやすいとは思います。
自分の目の動きや、身体の緊張、痛み、違和感、
手足の動き(自分が出しているボディランゲージ)を
自分で読むことも
ある程度可能なので、
それをチェックしながら、
自分が今
どの程度の緊張状態にいるかや、
相手との心理的な距離感を
読んだりは出来ます。
意識的にそうやって観ていることもあります。
*
でも、俯瞰に限界はあるし、
不安に両目を塞がれて、
流れを見失うこともあります。
そういう時に、
わたしにだって
寄り添ってくださる聴き手や
的確な質問をしてくださる相手は、必要なのです。
*
わたしは昔、
上に立つということは
孤独になることだと思っていました。
実際は真逆だなあと感じています。
上に立つためには、
沢山の人の助けを必要とするということ、
なのです。
*
決断の繰り返しをするポジションに居れば、
意識は緊張状態が続きます。
だから、
それを緩和や緩めてくれる
人や時間がまず必要(笑)。
*
人の話を100% 受け入れて聴くお仕事であれば、
自分の境界線を安定的に保つには、
自分自身もおしゃべりをして、
100% 受け入れてもらっていた方が安定します。
あなたはそうなのね!という他者との時間は必要です(笑)。
他人にYES を心から言うためには、
自分自身にYES が言えている必要があるからです。
だから、自分に寄り添って
客観的なわたし像を、
外側から
善悪のジャッジを越えて
見守ってくれる人が
多業種の方々よりも余程必要なのです。
ここで無理をしたら、
わたしは相手にNO を言う人に変わって行く筈です。
もしくはYES のフリしか出来なくなるでしょう。
*
決めてもらう
というのは、
多少の不満があったとしても
何も決められていないことより
多くの人にとっては楽なことですよね?
わたしも
こだわりのないことであれば、
決めてもらった方が楽です!
例えば、
飲み会でのメニューとか、髪の長さとか(笑)。
人によってここのさじ加減は違います♪
*
指示を待っていて、
指示に従ってやるだけなら簡単です。
指示を作る立場は、
指示を受ける立場よりそれだけでも仕事に質が違います。
これは緊張を伴います。
ストレスです。
だから、
そうなってきたら、
今までよりも
もっと自分を大事にする必要があるのです。
*
緊張は成長促進にも繋がります。
成功体験をお持ちの方には
すぐ理解出来ると思いますが、
爆発的に伸びる前に、
激しいストレス状態に陥りますよね(笑)。
それを越える程やり続けた時に、
ブレイクスルーがある。
ストレス自体は、
良いものでも、悪いものでもないのです。
*
でもこの時、
犠牲になっては誰も幸せに出来ません。
自分さえ我慢したらみんなが幸せになる。
という考え方がありますが、
それは幻想だと感じています。
自分が幸せにいない時に、
本当に「みんな幸せ」ですか?
わたしは
犠牲に甘んじているお友達を見て
心は傷んでも、
幸せにはなりません。
自己犠牲は、
身近な人の幸せを奪っている
という見方も出来た方がいいと思います。
*
わたしは助けてもらうのが下手な人でした。
しかも一見出来るように見える
外見らしいのです(笑)。
実際出来ることが増えて行くと、
更に助けてもらえなくなり、
いつも孤独感がありました。
わたしはヒーラー業をやっていたのに、
自分のメンテナンスもし切れていませんでした。
理由は、今思うと、罪悪感なのです。
まだ(無理すれば)出来るのに
やらないうちに、
助けを借りるのはどうなのだ?という。
*
でも、必要性は感じていたので、
ここから先は
無理をする領域となった時に、
助けを求めたことがあります。
その時
明らかに余力を残したわたしより、
具合の悪そうな人がサポートに来てくださいました。
「無理をしている人は、
相手にも無理をさせる」
という言葉を
真に理解したのはこの時だったと思います。
*
話を戻しますね。
わたしも聴いてもらうのです。
わたしにも、
「いいと思いますよ」
「それは本当にそうなのですか?」と
言ってもらうことが必要な時は沢山あります。
わーん!と泣いて
よしよしとしてもらうことが必要な時も多分あります(笑)。
*
そしてこれは
本当にありがたいことだと思います。
1人じゃどうにもならない、
と身をもって知っていること!
*
補い合える相手は、
本気で探し続けていると出会えるのです。
本当に本当に必要な人は、
本気で探し続けることだと思います。
謙虚さと学ぶ姿勢を持っているうちは、
必ず出会えます。
助け合うことは、
大事です。
助けてもらうのでもなく、
助けてあげるのでもなく、
余力で助け合うことです。
緊張が強い立場になればなる程、
大切にしていいことだと思います。
*
自分を大事にしてあげてくださいね。
ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか
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