2012/12/23

泣いたり笑ったり
















スタバで泣いていたのはわたしです。

 *

お家だと
両親が心配し過ぎたり、

返事を常に要求されて
放っておいてもらえなくて、

ゆっくり内側に取り組めないことが多いです。

わたしは見た目より
相当不器用なので、

ひとつひとつ整理して納得してから
やっと進む人みたいです。

そのために、
自分と対話する時間がとても重要だと感じています。

 *

ちょっと前にも書いた気がするのですが、
わたしは、1度全く働けなくなったことがあります。

そこから立ち上がるのに5年の歳月をかけました。

わたし自身が
心身ともに病気に参ってしまって、

ここから立ち上がるのに必要とした時間です。

 *

35だったわたしは、今年40になりました。

この期間にパートナーシップについての全てを
空白にするというのは、

多くの女性にとって、
すごく勇気のいることなんじゃないかなと思います。

 *

病後すぐに、色々と考えました。

結婚することを主眼において
動いたらどうなるか?とか(笑)。

でも、わたしの答えは、

自分で自分を立たせることが難しいのに、
パートナーシップを組むなんて難し過ぎる。

ということでした。

すごく好きだった人は、
入院以降、やっぱりどこかぎこちなく、

別の女の子が間に入ってぐちゃぐちゃになってしまい、

1年少しが経った頃、
ぽろっと手紙が来ましたが、

それっきりになりました。

 *

そこをがんばるのは、今じゃない。
今は、自分をなんとかすることだ。と。

わたしは、
弱っているわたしを好きな人じゃなくて、

自分の幸せのために
精一杯生きているわたしを好きな人に

出会いたかったのです。

自分の中でホントに自分らしく生きている時に、
パートナーと出会いたい。

だったら今は自分を立たせることのために生きよう。
出来ることをしよう。

と思いました。

不器用さ故の取捨選択です(苦笑)。

 *

自分にすごく不安があることは知っています。

これを解消するためには、
今は、前進することが1番だって感じています。

止まっていても何も変わりません。
魔法は自分が動いた時に初めて発動します。

 *

わたしの性格パターン的には、

一人だとどうしても
自分の考え方の限界にぶつかったり、

「出来ていること」や
「出来るようになったこと」を見失って、

「出来ていないこと」ばかりに目を向けがちになります。

 *

去年の年末。

わたしは、本気で
Holly heal を続けていこうと思いました。

だから、
いくつかの決め事の中に、

「独りぼっちにならないこと」を決めました。 

 *

わたしは、
孤独感にものすごく弱いのです。

入院した経緯を考えても、
ペットロスが大きなキッカケになっているし、

あれを自分に対して繰り返しては絶対にまずい。
と感じていました。

 *

更に、

「経営者は孤独だ」という話がありますが、
わたしはこれは絶対におかしいと思ってしまったのです(笑)。

わたしには経営者のお友達が沢山いますが、

本当に成功しているお友達は、
沢山の人に支えられているし、

沢山の「サポートを受け取れる」人達です。

もちろん最後の決断と責任を引き受けるのは、
当然経営者なので、

それを「孤独」というのなら間違いなくそうなのだけど、

責任を取るというのは
そんなに簡単なことじゃないし、

すごく力のいることだと感じています。

語弊があるのを承知でいうならば、

だから、

トップに立つ人は、
誰よりも助けてもらう必要がある。

という風に、どうしても思えてしまうのです。

 *

わたしは、自分がしんどい時に、

時にはもうだめだ…と思うし、
思う以上言ってしまう。

言えない環境を自分自身に作ってしまったら、
本当に壊れるのを知っています。

一回そこにちゃんと落ちないと、
ちゃんと上がって来れないのも知っているからです。

逆説的かもしれないけれど、

もうダメだ、と、言えるから。

言えるから、
立ち上がれるのです。

 *

だからそれを許してくれる環境を
自分に作ってあげる必要がある。

わたしが
ダメだと言った時も、

わたしは何も諦めていないし、

その時こそ、

全力で前を向いていることを
知ってくれている人達に囲まれている必要がある。

と思っています。

 *

1年後の今、
言わせてもらえる環境を得ている自分を知って、

出来ていること、

出来るようになったことを
振り返らせてもらえる機会に恵まれて、

それはそれはホッとして、
泣きました。

 *

その後、
スタバでランチを取りながら、

泣けて泣けて
仕方がなかったです。

会社の口座には、今、二桁しかない。

会社としては大問題だけど。
だけど、

もう未来はないのではないかと感じたあの時の
年収36万円に比べたら、

確かに桁が違っているのは事実です。

病後社会復帰出来ない人がいることも知っていたし、
再発の恐怖を抱えながら、

ストレス耐性が落ちた中、
可能な限りのパッチをあてて、

よくがんばったじゃないかと。
ホントによくがんばってるじゃないかと。

自分を認めてあげられたのです。

 *

だから。大丈夫。
それは去年の年末に観た二桁とは中身が違う。

絶対に前進してる。

そう自分に言い聞かせることが出来ました。
これだってすごい進歩です。

 *

わたしの想いは
Holly heal を始めた頃と、何も変わっていません。

理解出来ることが増えてきて、
捉え方が変わってきたことはあるけれど、

わたしは、

心をサポート出来るアクセサリーを
作らせていただきたい。

そして、それをずっと続けたい。

 *

1番理解&応援してくださっている、

Holly heal のオーダーメイドの
お客さまに甘えることがここしばらく続いていて、

本当に情けない思いをしています。

それなのに。

コンディションを崩してしまってご連絡が遅れてしまったり
納期が押してしまった時も、

「ゆっくり作ってください」とお話しくださる
お客さまがいつもとても多いのです。

いつもどれだけ勇気をいただいているか!
言葉にするのは難しいです。

 *

そこまで「Holly heal のものづくり」をご理解いただいている中で
作らせていただけているのだから、

なんとしても作り続けられるようにしたい。
Holly heal に関わる人達の幸せに貢献させていただきたい。

これまで以上に、
ちゃんとひとつひとつの作品を丁寧に作りたい。

 *

初めてのことはどんなに本で読んでも、
理解の難しいことが多くて、

現実にぶちあたって初めて解ることが殆どです。

わたしにとって、
これはすごく怖いことです。

本当に怖いので、

しっかり怖さを向き合って、
何が怖いのかを把握するようにしています。

怖さの理由が解れば、助けを求めることが出来るし、
助けてくださる方々がいます。

それを自分にあげるためにも
やっぱり自分との対話が必要だと感じています。

そういう意味で、
これはローズクォーツの話なんですよね。

 *

青木も本当に成長してくれて、
随分と助けてくれるようになってきています。

彼女は彼女の未来のために
また一歩進み始めることが出来ましたし、

わたしはそれを本当にうれしく思っています。

 *

1番大事なオーダーメイドの
お客さまに、

今、1番甘えてしまっています。

すごく恥ずかしいです。

ちゃんと大事であるということを
態度で示せるように。

1日でも早くそうなれるように。
努力しています。

本当にごめんなさい。

 *

わたしは、
わたしが安心して作り続けるための環境を、

社会の中に生み出そうと努力しています。
Holly heal を続けるために。

そうなった時に笑顔が増えているのを感じているからこそ、

がんばりたいです。

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