2015/07/24

ひきこもりと、起動修正の日々




















気持ちが立ち上がってくる前に、
ひきこもりが起るのは自然なことかも…。

と思う、朝。

起きてすぐの日課は、

TwitterとFacebookで
気になる記事をチェックすることなのだけど。

ひきこもりには、家庭の問題がある。

という記事を読んだせいで
そういうことを思うのかも知れません。

それ、言い得てると思います。

 *

わたしが「わたしを取り戻す旅」に出たのは、
20代の終わり。

男性との個人的なパートナーシップに
いつも同じことが起っている気がしたのです。

気がついて、

「なんだこれは?相手が違うのに
同じことに感じること自体がおかしくないかな?」

と思ったことがキッカケでした。

 *

原因を探すうちに、

1度自分の被っている着ぐるみを
細胞レベルで改善しないとならない、

と思う位
切迫した気持ちになりました。

突き詰めていくうちに
自分なりに解ったことは、

「これには親子関係の修復なんだな。

誤摩化さずに行くなら、
そこ、やらないとならないんだな」ということ。

そういう
とてもシンプルなことでした。

 *

当時の主治医は、

京都で教鞭もとられていた
故・島悟先生だったのだけど。

「ここが問題の根本だと思うので
今日これからやるので、

この後の家族カウンセリングでは、
カウンセラーさんに両親を観ていて欲しいのです。

両親はこういうわたしを初めて観ると思うので」と。

先生はそれに対して、
「あなたは頭が良過ぎる…」とおっしゃっていました。

それはそれは
悲しそうな響きの言葉でした。

わたしはその面談の後に

自分が
抽象的な意味で「壊れる」ことが

予測的にもう解っていたので、

先生に

「先生、わたしは先生と本を出すのが夢なんです」
とお伝えしたら

「光栄です」
と先生が言葉を返してくださって。

そしてお会いしたのは
それが最後になりました。

 *

内科医としてお仕事をなさった後、

ぶり返す患者さん達の原因を探しているうちに
精神科医になられたという先生。

「あなたは本当は、薬は要らない人だから」と

最初にハッキリお話しくださったのも
島先生でした。

初めての理解者だった方なので、
やっと元気になって来てご連絡差し上げようとしたら、

既にご他界されていることを知り、
どれ程ショックだったか今でも言い表せない程です。

 *

社会に出たら益々理由の解らないことが多過ぎて、
会社で心身が壊れてしまったこともあり。

初めておつき合いした人もその次の人も、
どうしてなんだろう?と思うことが続き。

これ、自分がいけないんじゃないか?

と全てについて思っていたのですが、

その度に修正してもしても、

自分がどんどん
世間的におかしくなっていくではないですか。

(心療内科へ通わないとならないとか、
薬を飲まないとならないとか)

「どうしてなんだろう?」
その疑問は膨らむばかりでした。

 *

外側の言うことを
聴いてやってみていた訳です。

 *

「おまえは判ってない!間違ってる!」

そっか…でもどうしても理由が解らないから
言う通りにしてみよう。

 ↓

「人の言う通りにしてるからだよそれは」

でもそもそもは自分を信じてやってたんだけど
そうしてたら、めちゃくちゃ叩かれたからなあ。

どうしたらいいんだかなあ。

 ↓

「ヒーラーと名乗って良いと思う」

そっか、わたし
突然愛を語れるその職業好きだからそうするわ。

 ↓

「病名をつけるのは悩みましたが最初の勘で」

全く同じことが今度は病気?
でもそっか、勘なら仕方ないかな…。

でも…それ本当かなあ…
先生も病名悩んでますって言い続けてるし。

(検証すること6年)

 ↓

(身体優位になってきた過程で最後の大仕事)

「検査結果は全く何も出ていません」
「感受性が高過ぎる」

ああ、それ納得です。

 ↓

「あなた病気じゃないと思って、
あなたのこと怖くなくなったのよね」

そっか、お母さんわたしのこと怖かったのか。
納得。

 *

そして。

とにかく全部やってみせた結果。

わたしは

自分が自分をして話していて違和感のない
なんか居てもいいんだなという感じ…

ようやく願っていた状態を手にし、

軸をしっかりしてくださいとか書かれて、
「それ自分もだよ!」と思いつつ

「でもそれ言い得てるからなー」と始めた
フラメンコで身体も鍛えられるようになり、

徐々に心身が元気になり、

故に、

頭ごなしの否定には
真正面から反抗出来るようになり。

「心身の一致したところで」
自分について考えられるようになり。

父が感情的に?どれ位おかしなことを
わたしに言ってるのか、

まだそんなおかしなことを言うのか!と思って
言われた通りに「やってみせた」後、

「お前はおかしい!」と怒鳴られたけれど

「おかしいよね?

おかしなこと言ってるから
その通りをやってみせたんだけど?」

と、
昔なら怖くて黙ったところを精一杯跳ね返し。

その後彼はコンディションダウンし始め、
弱音が吐けるようになって来ているという。

 *

よきことかな。

こっちだって身を切る想いです。

 *

そんなこんなで、
現実を調整することも個人的には終盤に入り。

再三やって来た過去の「振り返り」も、

身体感覚が伴うと進みが速く

(身体が感じるっていうのは、
問題にタッチさえすれば本当に感情的なリリースが
素早く出来るんですね…驚きます!)

日々是謎解、日々是反省、日々是精進。

初めての経験なので、
とにかく自分が感じていることの「現実」優先して、

言い返し跳ね返し、

これまで培って来た関係性を
流れのままに、

ある意味本気でぶち壊し、

やっと深い反省のフェーズへ。

 *

実際、仕事柄もあって

根底から出てくるものに対して
流れを優先してとにかく先へ動くことが大事。

素の状態を見つけることが大事。

心から反省することが大事。

と思うからなのだけど、

多分このことを理解出来て
かつ「許容出来る人」は

そうはいないと思っていて。

なので、本当にごめんなさい。

 *

例え自分が
それを他人にやってきているとしても、

多くの場合無意識なんだろうな…
ということも理解しているし、

そこは言及しても仕方ないことだよね、
というのも理解しているので。

それは、
今回ひとしきりやってみて

理解出来たことでした。

これについては、徐々に検証にも入ります。

 *

ああ、
身体感覚というのはすごく面白いものだな。

こういう風になるし、
観えるんだなという。

それはもう天地が
文字通りひっくり返るような

経験の連続な訳です。

そんなこんなの、この1年3ヶ月です。

 *

中途半端にやると、
構造は観えてこないから。

構造が観えないと、
対処的にしかなれないから。

それだと、意味がない。
と、わたしは思っちゃうタイプです。

 *

生き続ける中。

他者に対して、

どうしてなんだろう?
なんでそんな風になっちゃうんだろう?

というのは、

ある意味、
心底知りたかったことだったので。

激動だし、
しっちゃかめっちゃかになったし、

しんどかったけれど。

知りたかった。

それは、
確かに願っていたし

望んでいたことだったから。

ありがとう、なのです。

 *

ああ、こんな風に
身体優位だと感じる&観えるからなんだ。

感情は身体に属性があるからなんだ。

だとしたら、

これを内側でおさめられるって、
すごいことだね。

みたいなこととか。

ああ、これをあなたは
充たされない状態でおさめ続けてるんだ?

でもそのストレスどうやって解消してる?
どうやってその状態をキープして来た?

という想像とか。

いずれにしても、
過酷だねえ(笑)。

という共感じみた想いとか。

 *

10年「お役目」という
意識の流れに翻弄されつつも、

わたしは。

ひきこもりになっていた
「身体意識」を回復させてもらったんだなあと。

そんなことを思ったりします。

 *

ひきこもり開け、というか(笑)。

なんとかこの心身の状態でも
日々やっていけそうかなっていう感触があって。

同時にものすごく、
こわいなあと思っていて。

きっと子どもの手が離れて

働くことを再開する方々の感じる
「こわさ」に似てると思うのだけど(笑)。

ブランクを埋めようと気持ちが焦るから、
きっと、これ、こわいんですよね。

出来なくなっている自分と出会うのもこわいし、
その自分が受ける評価もこわいし(笑)。

でもそれも全部イメージであって、
現実じゃないからなあ…と(笑)。

やっていないなら、
出来なくなっていて当り前だし。

そこはこわがるポイントじゃないもんなあ。とか!

悲観的想像をけっ飛ばして、
ちょっとずつ進む気持ちになっていたりします。

今の自分に合うクリスタルも
この10年で見つけているし(笑)。

 *

Twitter に日々ぐだぐだ書き散していることも、

昨日の朝から
ちょっと自分の中でゆらぎがあって。

シフト・チェンジした感があります。

それこそTwitterに書き散らしてありますが
山梨滞在中に、

深く考えたことや感じたこともあるし。

東京へ戻ったら
社会復帰のお知らせとしてお送りした

春ハガキにお返事が来ていたこともあります。

復帰しようと決めてから出会った方々とのやり取りとか。

ご紹介いただいた本
読んで考えさせられたこととか。

 *

ある日突如
弊社サイト関連のリンクが全部切れて

自分でサイトの更新が出来ない状況にあったり、

デジタルツールのあれこれに不具合というか、
諸々問題はありつつ。

まあそれはそれで…と思うところもあって、
再開のタイミングを観ていたりします。

しばらくは、
Diary の再開をコツコツ出来れば。と思っています。

 *

あ、オラクルカードのセッション
調整期間中はしばらくやりますので…。

明日土曜と、月曜日。
ピンと来た方はぜひ。

自分のことを違う角度から観るって、楽しいですよ♪

 *

素敵な午後をお過ごしくださいね。


ストーン・コンシェルジュ / 作家 みたけさやか

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