身体のことが解ってくるにつれて、
「だとしたら問題!」
↓
「問題なら解消したい!」
という、
シンプルな気持ちの変化はありました。
*
意識の軸はつよい方ですが、
身体の軸は弱かった。
フラメンコを始めたら、
身体に対して
今までなかった感覚が出て来たこともあり、
とっても面白かったのです。
*
昨年の退院後は、
リハビリで
近所を歩いたり走ったりしながら
身体の感覚が生々しくあることに感動しました。
繊細にビビットに、
それらが
情報として入ってくることにパンクしながら、
フラメンコを
再開するタイミングを待っていました。
*
身体を使わないとまずいなあ…というのは、
心や頭を過剰に使うお仕事を続けて来て
常に思っていたことでした。
「身体を使うと
痛くて苦しくて更に故障する!」
という経験が多過ぎて…
どう考えても及び腰の自分。
故に意識が飽きちゃうと続けられない
ヘタレっぷりなので、
ダンスにした訳です(笑)!
*
ダンスは最終形が「表現」なので、
それ楽しそう!
↓
その気持ちで基礎トレーニングをやる意味が解る
↓
ゆえに楽しく積み上げられる
↓
体力がつく
↓
ダンスはバランスがすごく必要なので
身体軸も整う
という考え方(笑)。
ここまで考えたら
これはもはや趣味なので「やりたい!」が大事。
目的は
体力をつけること体軸を整えることなのだけど、
どうせなら楽しいようにダンスで!
人間の感情を踊るダンスはフラメンコ!
あの衣装着てみたい!
と思ったらこうなったのでした。
*
気持ちのアップダウンは
相変わらずだけど、
(アップダウン自体にはわたしは肯定的です。
それは自分を輪郭づける愛しいものなので・笑)
1番の変化は、
「立ち上がりが早くなった!」
ということです(笑)。
*
身体でだけ解消出来る、
「身体意識」の領域を
知ったことが大きいと思います。
ラハシャの言っていた
「Body Mind」というのはこれか!と思います。
それは生々しく
「身体が語っているもの」なのですね。
例えば、
ぶたれて痛かった、
その目つきが怖かった、
みたいなことで。
急に手が上げられるだけで、ヒヤッとしたり。
目つきだけ観て、怖さがよみがえったリ。
相手が違えば
その行動の意味は違う筈なのに、
反射的に読み違えてしまうような類いのもの。
身体が
無意識に反応していることには
ちゃんとその原因があるんだなあ、
それが「身体の話していること」だなあ…と。
そういうことに気がつきました。
*
そしてうれしいと、
身体がじわじわ温かくなったり、
お腹がきゅーんと温まったり、
心にしびれるような感覚が走ったり。
ああ、身体って
こんなにおしゃべりしてたんだ!
生まれて初めて経験するよー!と思って
日々感動とともに観察しています。
*
身体の声も、聴けていますか?
ストーン・コンシェルジュ / 作家 みたけさやか
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