2015/07/30
身体とのおしゃべりって、どうやるの?
「自分自身の身体」の声。
どの位の人が
しっかり聴いてあげているものなのでしょう?
*
わたし自身は
この10年のお仕事柄もあり、
聴こうとしていた方だとは思いますが、
自他ともに認める「意識優位」で
身体感覚が乏しかったですし、
お腹が空いているかどうかも
判らない状況でしたから
聴こえにく過ぎたように思います(笑)。
*
緊張して
意識優位になっていると、
(緊張が強くてもなります)
例えば、
肩が凝っていることも気がつけなかったり、
それが慢性化していると、
自分の身体が
バキバキなのにも気がつけない。
そういうことは
実は、結構頻繁にあります。
*
身体はカタチがあるから
判りやすそうなものだけれど、
実はそうでもない…!
意識的な問題と同じで、
表面から観ただけでは比較が難しい!
*
実際、
痩せていても太っていても、
健康そうな人って居ますよね?
わたしは細さで言うと前より細いし
体重も1回減っているのですが、
筋肉がついてきたら、
すっかり健康そうに観てもらえるようになりました。
結構驚きです!
*
身体の声が聴こえるというのは、
身体が「ねー!ここ伸ばしてよー!」と
おしゃべりすることなのかと思っていたのだけど(笑)。
結構ファンタジー頭なのに、
わたしの認知は違いました(笑)。
*
生々しい位、むくみを感じたり、
痛みを感じたり。
それを解消したいという感覚を身体から受けて、
どうやったらそれを解消出来るのか
身体に働きかける。
足を可能な限り伸ばしてみたり、
水分の摂り方を変えてみたり。
温めてみたり、
水浴びしてみたり。
といった、
非常に言語化の難しい
感覚だけの行為を、
じっくりやってみることなのです。
*
身体の中に留まりつつ、
言葉以前の世界に没入すること。
5感を研ぎ澄ませること。
身体感覚にだけ意識を向けること。
その辺が
「身体とのおしゃべり」と言われていることの
中身の取っ掛かりように思えています。
*
指先のむくみがあるなら、
どっち方向へさすりたいかな?とか、
さするよりもぽんぽんと押してみたいかな?とか。
反らせてみたいかな?とか。
敢えて言語化するなら
そういう色々を
感覚同士でやり取りをすること。
意識と身体のおしゃべりです。
*
徹夜でも何でも、
今まで無言で限界までつき合ってくれていた身体が、
わたしとおしゃべりしてくれるようになっている!
それはそれで、
ホッコリする話です(笑)。
*
あなたの身体は今、
あなたに何をおしゃべりしていますか?
ストーン・コンシェルジュ / 作家 みたけさやか
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿