2013/07/09

悲しい時間
























ちょっと、筆舌に尽くし難いなと思います。
今日は酷く悲しくて。

 *

それで眺めの良いカフェで、
美味しいお茶を飲んで、

なんかちょっと泣いたりしています。

大阪のお客さまが
2度もプレゼントしてくださった

MUSICA のお茶が飲めるところが東京にもあって、
ああ!と思って。

ふとした時に
思いがけず出会う知っているもの。

しかも思いやりと一緒に
いただいたものに出会うって

幸せです。

こういうの支えになりますよね(笑)。

 *

お家だと、

両親が心配してしまうので、

その心配はありがたい反面
心の重荷なので、

泣き場所を探して出歩いてしまう感じです。

こないだ母に言われたんですよね。

「あなたが泣いてるの辛かったわ」と。
一緒に辛くなられると辛いですね(笑)。

それに辛いだけが
涙の理由でもないなというのもあったりして(笑)。

贅沢を言うならは、
いつでも崖の上にいて欲しいな…

というのが子ども心かも知れません。

 *

上手く言えないのですが、

崖の下に一緒に降りて来て、
一緒に辛くなられたら、しんどいなと。

あなたはあなたのままでいて欲しい。
そういう気持ちになります。

そうじゃないと、
安心して頼れないですしね(笑)。

難しいよね(笑)。

日本人のメンタリティにとっては、

高度なことを言ってるなあって、
思います(笑)。

 *

先だって、
長年の男友達とおしゃべりをしていて、

しんどい時によしよしってされたいじゃん?
みたいな話になり、

そりゃそうだわ、と思いもしました。

ちょっと
矛盾した感覚かも知れません。

崖の上で共感はして欲しいの、
でも、あなたはあなたのままでいて!っていうね(笑)。

ただ、

こういう時に、
「よしよし」ってされたいのは、

きっと男女関係なく、
結構みんなそうなんじゃないかなって思います(笑)。

多くの人に共通する
永遠の母性イメージですよね。

本当にそうされたことがなかったとしても、
母親的なものを心が求めるって不思議だなと思います。

 *

いやもう、ホントに悲しくて。

まあまあ、
わたしは大概

電車だろうと何処だろうと
よく泣いたりはしているのですが(笑)、

電車とかでは泣けないような、
どこか深くて悲しい涙なんですよね。

なんというか、空間が必要な悲しさです。

高いところから
景色を見ていると、

その空間の広さに助けられて
心のキャパシティが広がると言うか。

自分と対峙出来る感覚があります。

 *

美味しいお茶を飲んで、
ほろほろ泣いてみたりして、

どうにか感情を落ち着けて…、
なんて思います。

こうして感情の最中に
文字を綴るだけの冷静さを合わせ持っているので、

まあ、大丈夫なんですけどね(苦笑)。

 *

自分を保つって、力がいるなあ…って思います。

治療ってホント
受け取り方が難しいなと思って(笑)。

お医者さまは大概
最悪の事態を想定して話されるので、

「今はない最悪の未来絵図」を突きつけてくる。

あなたのためを思って、
という大義名分をひっさげて、

最悪の話をされる。

ある意味それもお仕事だから
仕方ないよね、と思うけれど、

それを脇において、
平常心を保つって、大変だよなーって思います。

 *

もし、明日?半年後?
自分がなくなるとしたら、

今日、自分は何をしたいかな?
と思います。

会いたい人には会えているかな?とか。
ありがとうの言い残しはないかな?とか。

でも、そんな覚悟で毎日生きてるって、
ある意味過剰だから、

それって変な人に見えるだろうな…とか思いますよね(笑)。

 *

酷い未来を描かれて、

それでも、
明日は普通にやって来て、

平穏無事に終わって行き、
明後日も平穏無事だって信じるのは。

お医者さまの言葉をある意味スルーして、
昨日と同じように朗らかに、

自分を保って行くって、

結構力要るなあ…と思います。

お医者さまの不用意な言葉によって、
余計不安定になるんじゃないの?っていうところは、

治療者としては
どう考えるんだろうな、って思います。

あの言葉は、
誰のための言葉なのかな?

って。

 *

今、この瞬間。

わたしは見晴らしの良いカフェで、
夕焼けの中で、

こうしてBlog を書いていて。

目の前には、
良い香りの紅茶があって、

泣きたい気持ちを抱えている。

鼻をかみながら、
こうやって書いている。

それは、現実。

 *

それ以外のことは、
頭の中で起こっているだけです。

悲しいのは、

お医者さんの作った
最悪の未来絵図を

自分がどこか受け取っているからなんだと思います。

その物語を、
わたしは元気に笑い飛ばせなかった。

振り払えなかったんですよね(苦笑)。

 *

だからこうして、

早く立ち上がろうとして、
対峙しているんだと思います。

酷く悲しい時間です。

 *

わたしは出来るだけ
幸せな物語を選択したいです。

明日も気持ち良く目が覚めて欲しい。
続く未来に、笑顔を描きたい。

明日は税金を納めに必ず税務署へ行かないと!とか(笑)、
そういうのもあるんですけどね。

会いたい人もいるし、
もっとおしゃべりしたい人もいるし。

わたしは「戦う」という言葉は大嫌いなのだけど、

最悪の未来を心の深くに
受け取るわけにはいきません。

真正面から見つめて、

それは違う。
それは違うって、

違うって、踏みとどまりたいです。

絶対に、言葉通りになんか、なってあげない。

わたしは、わたしの描く未来を生きたい。
だって、そうでしょう?

誰かの言うことのままを生きるために、
生まれた訳じゃないと思うのですよ。

外側の誰もがわたしを信じてくれなくても、

わたしがわたしの幸せを
信じるのを止めてしまったら、

わたしが余りにも可哀想だと思います。

恐怖による選択を止めて、
静かに自分を信じて、

信じている道を、
ただ真っ直ぐ歩きたいと思います。

 *

もう一杯、
美味しい紅茶を飲んだら、

家に帰ろうかなと思います。


ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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