入院中も退院後しばらくも、 とある人にもらった
すっごい不細工なコーラルをお守りにしていました。
入院中に、母に頼んで裁縫道具を入れてもらい、
小さな袋を作って、それにしまい、
耐え切れない何かが込み上げる度に
きつくきつく握り締めてきました。
それを基軸にして、
心の葛藤や、出来なくなったことや、
辛いことや、 色んなことを、
これがあるから大丈夫だと、信じてきました。
信じたのは、自分だし、
実際それはわたしのために与えられた
というものでもなかったのですが、
それでも、そのコーラルがあったことで、
わたしは確実に前進してきました。
それがもし、
自分のために選ばれてきたものだったら、
どれ程心強いだろうかと思ったりするのです。
最初からそれを意図して
始めたわけじゃないのですが、
no.56から今に至るHolly healには、
お守りの意味合いがすごくあります。
*
また、わたしにとってクリスタルのアクセサリーは、
そもそもが、お守り的意味合いの強い
アイテムだったりもします。
地震が余りにも恐くて耐えられなかった時期には、
阪神淡路をキッカケに
パールのインターネット販売を始めた方から、
あこや真珠を手に入れて、
毎日することで心を保ったりもしていました。
そのパールを手がかりにして
その方の生き方のエッセンスを身につける気分になり、
心強く思ったのかもしれません。
すごく恐かった場所へ通うことを決めた時も、
それまで手に入れたことのない値段の、
小さなダイヤの入ったピンキーリングを買って、
勇気の印に自分に与えたりしたものです。
それはちょっとしたファンタジーなのですが、
心にすごく効いたりすることがあります。
色んなことがあるのが、人生なので、
大変な時や、しんどい時に、
心を支えてくれる「モノ」があったら、
わたしだったら、ない時よりも、
もうちょっとがんばれます。
独り言じゃ、心もとないけど、
対象物があれば、 「大丈夫」な気持ちは増幅します。
だから、ご縁のある方には、 アクセサリーを
作ってお届けしたいなあ、とすごく思います。
もちろん、そんなの関係なく、
デザインとして気に入って手にしてもらえたら、
それもすっごいうれしいです♪
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