2012/08/13

クリスタルとの付き合い方

















わたしにとって最初に手に入れたクリスタルは

バイオレットからブルー、
そしてクリアへとグラデーションのかかった

フローライトでしたが、

初めて身につけたクリスタルは、
鎌倉で買ってもらったローズクォーツのブレスレットでした。

今思えば、
「自分を大切にし始めた」その時に、

手に入れたクリスタルが
ローズクォーツだったのは、

偶然とは言え、
本当に興味深いことだったと思います。

 *

2003年の終りだったでしょうか。

交通事故をきっかけに色の変化した(したように見えた)
そのブレスレットをキッカケに、

まもなくわたしはクリスタルの世界に入っていくのですが、

以来、クリスタルは時に変化をするものだと、
ずっと感じてきました。

 *

この変化に

意味や解釈を見い出すのは、
あくまでも自分自身の心です。

臨床心理のお仕事をなさっている
お客さまから

クリスタルが見せてくれる世界について

心の「外在化」

という言葉をいただいた時、

それは素晴らしく
言い得ているなあ…と感じたものです。

 *

そもそも物事の捉え方は
人によって違うわけですが、

クリスタルについても例外ではありません。

その見え方、
見方が正解だというものではなく、

様々な捉え方、関わり方、感じ方があって、

どれもその人にとって
意味のあるものだ、

ということだと思います♪

 *

丸10年ほど、
こうしてクリスタルと関わっているうちに、

わたしにはわたしなりの
見え方や感じ方、関わり方が生まれています。

これは

その他の解釈や見え方を
否定するための言葉ではなく、

ただシンプルに
個人の感覚を表現するために使っている言葉です♪

日本では、

「主張」は

「その他を否定する要素」として
捉えられがちかなあと思うのですが、

決してそうではありません。

「わたしはこう思うよ」ということは、

あなたはどう思うの?の伏線です。

 *

ものづくりを生業とする
両親を持ったせいかも知れませんが、

違いを明らかにすることは
ARTの世界においてベーシックであり

「その違いこそが存在の理由である」という考え方が、

わたしの受けた教育に
深く根ざしているからだと思います。

 *

目に見えない世界については、
程ほどに関わるのがいいのではないかな?

というのも、

これ以外の考え方を
否定するものではなく、

体験を通して学んだ
わたしのスタンスでしかありません。

 *

わたしにとってクリスタルは、

オカルトではないし、
所謂スピリチュアルというには具体的過ぎます。

(本来的なスピリチュアルの意味には近いかも知れませんが)

クリスタルを

ちょっと得体の知れない世界として
距離を置いていらっしゃった方々に

たまたま

どうやってわたしが
クリスタルを捉えていてどう使っているかを

ご説明させていただく機会がここしばらく続きました。

彼・彼女らの言葉は

「心理学的ですね!」
「面白い!興味が出てきました!」ということでした。

ああ、これはもしかしたら、
もっとお話してもいいことなのかも知れないな…

と思うようになりました。

 *

しつこいようですが、わたしは、
わたしの見方や捉え方、使い方が

ベストだとは思っていません。

クリスタルの世界は
懐が深くて、

どんな風にも捉えることが出来ますし、
どんな解釈も受け容れてくれるものです。

この世界と同じで、
クリスタルはとてもとてもシンプルです。

だから、多様な捉え方を可能にするし、面白いのだと思います。

 *

クリスタルと付き合うには、

まず他者と共有可能な
現実感覚を大切にすることだと思います。

別の言葉を使うなら、

グラウンディングしていること、
とも言えるでしょうか。

クリスタルを見つめ感じることは、
自分の内側を見つめ感じることに繋がります。

空想と区別のつきにくい
エネルギーやスピリットの世界(?)は

余程しっかりとした
生活観や現実的バランス感覚があって、

初めて冷静に扱えるもののような気がしています。


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