2012/08/06

育ってくれてありがとう















Holly heal を手伝ってくれるようになって
青木も丸一年です。

「仕事はやりたくないことを時間の切り売りをしてやるもの」
と言っていた彼女が、

「お金をいただけるってありがたいことだね」
と言えるようになったこの一年。

この成長っぷりは、本当に本当に、うれしいです!!

 *

彼女は、企業に正社員で勤めた経験がなく、
ここしばらくも専業主婦でした。

働くための基礎が殆どありませんでした。

お客さまのところへ
お打ち合わせに行く際に

大きな買い物袋を持参してしまったり、

メールでミスをしても
自分からお詫びを!とならなかったですし、

何でもかんでも判断を仰いできましたし、
自分で考えてきませんでした(笑)。

最初はヒヤヒヤするような事を平気でやりました(笑)。

彼女は親友でもあるのでその為でしょうけれど(笑)、
仕事も対等におしゃべりしてくるので、

見えていて、解っているのかな?と思っていたのですが、
違ったのです(笑)。

ああ、この人新入社員と同じなんだなと解るのに、
わたしも数ヶ月かかりました(笑)。

 *

ただ彼女には、
本当にスバ抜けて良いところがあります。

それは、「素直さ」なのです。

最初は言っても暖簾に腕押しみたいなところもあって、
何度か本気で怒ったのですが、

スタンスが出来てからの
彼女の姿勢の変化は素晴らしいです。

新人時代は、
いっぺん素直に聴いてみる。

ちゃんと聴くと、
相手の言わんとする意図することが見えてきます。

聴いてやってみて、
結果がどうしても出なかったら

もしくは明らかに自分には上手くいかないと判るのであれば、

「代替案と共に」かけあってみる。

そして結果を出すまでやる。

そのプロセスを経るのは
信頼関係を築く上でも大切なことかなと思います。

 *

自分と周囲、
自分と上席者の「ステージが違うこと」への理解が難しいと、

自分の見えている範囲で、
周囲や上席者を見てしまいますから、

あの人だって出来てないのに
自分にばっかり注意して!

みたいな事になりがちですよね(笑)♪

 *

求められていることの違いがあり、
役割が違うことが見えてくるまでには時間がある程度必要です。

「出来る人(=世界を楽しめる人)」になっていく人たちは、
自分がまだまだであることを「ずっと知り続けられます」が、

そこで自信も持ちえていきます。

(大概、彼らの世界は広く、天井が高いままなのです)

謙虚さを見失った人は、

努力が難しくなり、
他者の糾弾に回ることが増えますから、

支援者や協力者を得ることも難しく、

そこ止まりです。

言動からすぐに判ることなので、
そういう人には大切な仕事も人間関係も回りにくくなります。

 *

メールのやりとりをベースに
とても少ない仕事量の中では、

青木は、随分と成長できたのではないかと感じます。

 *

仕事量が減ると、ラッキー!ではなくて
大丈夫かな?!と思えるようになることも。

彼女へのお金はわたしが支払うけれど、
いただいているお金は全てわたしの先にいらっしゃる

お客さまからいただいたものであるということへの理解も。

させていただけることがあるのは
ありがたいことだと解ることも。

目の前の人に喜んでいただけることは
その先にいる人に喜んでいただけることにつながる、

うれしいことであるということも。

解るようになってきてくれて、本当にうれしいです。

 *

坪田秀子さんのお話を聴きに伺う際に
青木を誘いました。

一年前だったら解らなかったと思う。

と話しているのを聴いて、
折に触れて時間を作ってきてよかったと思いました。

育ってくれてありがとうと思います。
本当にうれしかったです。


0 件のコメント: