くじけそうになると

くじけそうになると必ず、
お客さまから温かメッセージをいただきます。

まるで図ったかのように！

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以前、

大尊敬する
清水ヨウコ先生から、

「作品観たら全部解ると思うんだけど、
解らない人も結構いるんだよね」

というお話をいただいて、

すごく共感したのを思い出します。

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作る時は相当の覚悟をして、

「観たら全部解られてしまうなあ…」
という意識で作っていたことにも

気がつかされた瞬間でした。

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作るって、裸踊りをしているようなものだ、
というのを常に思っていて、

作っている以上、
隠せるものは殆どないなという感覚なのです。

誤魔化しも、プライドも、
弱さも、強さも、みんな観たら解ってしまうだろうと。

そういう思いでいます。

と、同時に。

それ位、現れてしまうものなんだ。
ということを経験的に感じているのです。

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家族全員が「作ること」に携わる家に生まれて、

小さい頃からずっとずっと、
作り続けてきたことから得ている感覚なのかも知れません。

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人のことを色々言うのは、
多くの人にとって言いにくいことのようですが、

出来た制作物についてアレコレ言うのは
意外と簡単なようです（笑）。

若い頃は、
これが本当に耐え難くて、

怖くて作れなかった位です。

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真剣にモノづくりに取り組んでいる人にとっては、

制作物は、
自分とも等しい存在となる気がします。

それは、

「これは商品だから」
という割り切りを持ったところで

恐らく変わらないことなのではないかなあ？
と思っています。

優先順位や、
価値判断基準、

作品ではなく商品ならばこういこう！

という
その人なりの意思決定も含めて

そこには
全てが現れているのだと思います。

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自分の作るものを観ては、

（それは、人によって、
石と金具を繋いだだけのものに見えるのかも知れませんが）

結構葛藤したり、がっかりしたり、
たまに目が覚めるような想いになったり、

色々しています。

作品は、言葉になる前の感覚の提示だとも言えます。

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シンプルだから難しい。

職人さんのお1人がおっしゃった言葉です。

すごいなあと感じたのを思い出します。
本当にそうなのです。

基本を基本通りやることも、
そぎ落としてシンプルにすることも

ある程度の力がないと、難しいことです。

シンプルなことが難しいと捉えられるというのは、
力のある証拠なのです。

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Holly heal の中で
最も作るのが簡単で難しいのは、

Holly heal wacca
Holly heal alive
Holly heal tree drops といった

ゴムブレスレットだと思います。

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作っていると、
本当に不安になります。

売れるかどうかということではなくて、

伝わるものになっているのかどうか、
ということについて。

そして、
落ち込んでヘロヘロになっていると、

いつも
お客さまからメールをいただきます。

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長いこと
Holly heal を見つめてくださっている方がいらっしゃること、

応援してくださる方がいらっしゃることに、
本当に救われる思いです。

ありがとうございます。

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大阪行きまであと数日。

Holly heal にお声がけくださった

バイヤーの
大野りまさんに観ていただけるものを、

彼女や、今回のイベントに関わる方々が
本気で大切になさっている、

大阪のお客さまに観ていただけるものを、

あと少しの間、
精一杯作ります。