2012/01/23

申し訳ありません
















体調が思わしくなくて、
連絡が途絶えてしまってごめんなさい!

どうにもお腹が痛くて、

木曜日に急遽、
CT検査を受けることになりました。



楽しみにお待ちくださっている
お客さまに対して、

何が一番誠実だろうかと考えていました。

見えないことだから、
体調不良を押して、

黙って制作してしまおうかな、

つまり、

期日通りにアクセサリーをお届け出来た方が
お客さまにとって喜びが大きいかな?

とも
何度か思ったのですが、

Holly heal として、

それは絶対にしてはいけないことだな
と思いました。



これまでも、

クリスタルには、
繊細に触れてきました。

お客さまにお届けするクリスタルのアクセサリーは、

コンディションを整えて、
きちんとお届けする。

状況は正直にお伝えする。
わたしにとって本当のことだけをお伝えする。

そうやってきたことで、

その意味をご理解くださり、
Holly heal を信頼してくださった、

お客さまもいらっしゃることと思っています。



CREA さんをご覧になって、
ふとオーダーをくださった方には、

ただただ、意味の判らない、
作家のヘンテコなこだわりにも見えるかもしれませんが、

今、不調の中制作をしてしまうのは、

2007年の後半からこれまでに築き上げたものを
一瞬に崩してしまうことだなと思って、

やっぱりやるわけにいかないなあ…というのが
自分としての気持ちです。

本当にごめんなさい。

クリスタルは書かせていただいている通り、
全て入荷済みなのですが、

お値段のご連絡が出来ていないこと、
納期が遅れることになると思うのとで、

もし、そんなのもういらない、と
思われる方がいらっしゃいましたら、

遠慮なくおっしゃっていただけたらと思っています。

本当にごめんなさい。



CT 検査になる理由は、
以下、すごく正直に書くことにします。

ここから先は
淡々とした現状報告ですので、

読まなくても大丈夫です。



2007年から時折、

腹部から足の付け根にかけて
小さな痛みがあって、

3つの病院で検査を受けてきました。

でも、いつも
何も見つかりませんでした。

ですが、
痛みがどんどん大きくなっていて、

11月末には、
1度引き攣れるような痛みが出ました。

主治医にも相談したのですが、
2010年の検査時に何も出てこなかったということもあり、

健康診断を受けたらどうか?
ということに終始しました。



その後、

大阪出発前から
これは随分と痛いのではないかなあ…と感じていたのですが、

痛みが本当のことなのか、
そうではないのかの区別がつかなくて、

困ったまま、
とりあえずイベントが終わってからに先送りにしていました。



自分が痛いと感じているのに、
検査では何も出てこない。

わたしの脳の病気は、
身体の感覚が希薄になることが根本的な症状だったので、

自分の身体の送ってくるサイン(疲れ、痛み、その類のもの全て)が、

わたしには「本当にそうなのかどうなのか?」
どうしても判らないという感覚なのです。

自分の身体が信じられないというのは、
本当に辛いことです。



実際、

最初の発病が疑われている20代には、

親友の言った
「疲れたらもうわたしはそれ以上やらないよ」

という「言葉の意味」が全く判らなかったので、

身体の感覚がかなり曖昧になっていたことは
事実なのではないだろうか?

という推察をしています。

(過去のことは、整合性をとるために、
意識が、無意識に現実調整をすることがあるので、
推察、という程度で考えるのが現実的かなと思っています)



精神的余裕と、身体感覚の感知は、
かなり関連性があるなあというのがわたしの実感です。

少し余裕があると、
疲れていることも、お腹が空いた事も判るからです。

事実まだ昔ほど働けていないこともあり、
余裕があるのは確かで、

身体の感覚に注意していることもあるのか、
以前とは身体感覚がかなり違っています。

小さな子供がそうであるように、
うれしかったりすると簡単に熱が出たりもするようになり、

また、これはもう本当に理解しにくい感覚だと思うのですが、
「他人」が、すごく居る感じもしています。

もうさすがに慣れましたが、
最初の頃は、

現実の密度が急激にあがり、
他人がすごく居る感じがし過ぎて、

生々し過ぎて本当に怖かったくらいです。



現実感覚のブレをチェックするために、
専門家とのコミュニケーションも絶やさず、

今もずっと通院しています。

人間としての機能が
正常範囲で機能しているかどうかを判断するためです。

ここは本当に「普通になった」という評価があって、
身体の感覚は大分信頼していいはずなのですが、

この痛みについては、
原因が判らないままずっと来ているのです。



今日も診察中に、
痛みが判らなくなってしまいました。



とにかく、
東京に戻ってから痛みが強くなっていて、

今こうしている中でも痛いです。

しかし今回も

触診と、エコー検査とでは
何も見つからず、

血液検査と尿検査が結果待ちで、
CTの予約となりました。

何倍も正確な情報が得られるということで、
造影剤の投与も打診があったのですが、

ごくたまにアレルギーで亡くなる方もいらっしゃるという話を以前聴いて、
本当にそれは困る、と思ったので、

一旦、造影剤なしのCT検査にすることにしました。



痛みには、
原因のないもの(意識が作り出すもの)もある。

と言います。

今日もお医者さまとお話しする中で、
その可能性について少しお話したのですが、

可能性はありますと、おっしゃってはいました。



もし、
意識が作り出している痛みだ、

という仮説が正しいならば、

2007年の春に亡くなった、
フェレットの将太の痛みを思い出します。



病院に入院させたその夜、
お風呂に入っていたら、

今痛みのあるところに、
激痛が走りました。

将太は、下腹部に痛みを抱えていました。

将太の容態の悪化の連絡を受けたわたしは、
今行かなくても大丈夫という確信が何故かあり、

それよりも、
今日はしっかり眠らなくてはいけない、

冷静に居なくてはいけないと自分を律して、
緊張を解くためにお風呂に入っていたのでした。



翌日、

将太はどこから観ても、
強い痛みの中に居ました。

将太は、ガンの悪化と腸閉塞で
痛みに絶え絶えになりながら亡くなりました。

モルヒネを打ってもらっても、
消えないほどの痛みでした。

以前も、
このBlog に書いたかも知れないのですが、

わたしは彼の死については、
本当に悔いがあり、

どうして気がつかなかったのか、

せめて、
どうして2度の開腹手術を防げなかったのか、

ということで、
今も自分を随分と責めているのです。



どうして
自分のことで精一杯だったのか、

どうして

小さな生き物の彼に、
最大のケアが出来なかったのか。

どうしても自分が許せないのです。



お医者さまには、
きちんと話が出来ましたし、

一旦痛み止めをいただいて、
木曜を待つことになりました。



判らない、けれど本当に痛い。
でも、痛いかどうか、診察中はよく判らなくなる。

(緊張の度合いによっては、身体感覚は薄れるので、
そのせいではないかとも思っています。わたしは本当に緊張しやすいのです。)

それでも先生は、
可能性を丁寧にひとつずつ潰してくださり、

わたしは触診を受けながら、
何だか泣きそうでした。

わたしは自分が
自分の身体感覚をこんなにも信じられない

ということにショックを受けてもいました。

強いショックを受けた方が、
まるで映画のワンシーンのようだと感じる話がありますが、

わたしは、
多分そういう実感のない(身体感覚を失った)、

世界にしばらく住んでいたのではないかなと思ったりもします。

くっついて体温を感じていないと、
そこにその人がいる感じがしなくて、

とても不安だったのを思い出します。



精神的な痛みの可能性は、
話を内面的にしますね。



痛みの原因は、
結局まだ判らないのですが、

本当に毎日、痛みを感じています。



本当にごめんなさい。

ちょっと収まるまで、
お時間をください。


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