2012/09/13

そのまんまでいいんだよ















黙っていると、
誰も何も解ってはくれないものだから。

だから
色々言ったりするけれど、

わたしの世界から発される言葉は、

どちらかというと
判りやすさと伝わりやすさを重視するがために、

厳しく聴こえがちなのだろうなあ…と思ったりします。

 *

でもねえ。

そのままで居たいなら、
そのままでいいんだよ、と思っていたりします。

言葉を信じるならば、
求めているのは変化なのだと聴こえるので、

だから伝えようと思ったりするのです。

そのままでいいと思わないのならば、
ちょっとでも違うなら、

色んなやり方があるよ、と思っていたりします。

 *

いいとか悪いなんて、
すごく近寄ったものの見方なのではないか?

思います。

 *

物事は球体のように全体像があって、
近寄って見たら

真っ暗な部分もあるし、
輝きの部分もある。

引いてみたら、
それは立体的な球体で、

ただ、光が当たっているところと
当たっていないところがあるだけで、

ただそれだけなんじゃないのかな、と思うのです。

光の当て方は、人によって違っていて、
それがまるで善悪のように定義されているだけで、

ちゃんと球体だということさえ見つめられたら、

ああ、

どれも正しくて
どれも間違っているんだなあ、と

そういう二極化されたものは、
真実ではないんだな、と

理解できるのではないか?
なんて思うのです。

 *

そのまんまでいいのです。

ただ、心底、変わりたいと思うならば、
変わればいいのではないかな?

と、思います。

シンプルでいいのだと思います。

 *

身体は死に向かって刻々と変わっていきます。

一生、年老いてゆくという、
初めての体験が待っているのです。

人は変わりゆくものなのだから、
心を変えることだって可能です。

本当にそのまんまでいいんだよと知った時、人は、

自分はどうしたいかな?
と初めて思うのかも知れません。

 *

わたしは
もっと美しいものを作れるようになりたいし、

今のままでは納得できないなあ…(笑)と思うので、
まだまだがんばっちゃいそうです。


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