2012/09/25

ゆったり生きる事が大切なんだ
















最近、思うようになりました。

ゆったり、心地よく生きる事が大切なんだ。
ということを。

 *

10代、20代のわたしは、
本当にがむしゃらに生きていました(笑)!

「自分はダメだ!出来ていない!」
という危機感に心がいっぱいで、

周りなんてこれっぽっちも見えていませんでした。

そもそも
人と比べても意味がないと思っていたので、

見ようとは思ってもいなかったのです。

あるのは高い目標だけで、

周囲の期待に応えたい気持ちと、
自分の中の理想とに追われるように居たため、

必死になり過ぎて
人に迷惑をかけちゃう位でした(笑)。

 *

でも、この20代があったことで、
今繋がってくださっている方々を思うと、

20代はがむしゃらで正解だったな、と思うのです。

必死の取り組みだったから、
誰かの記憶に残っていられた事もあるでしょう。

それはとってもありがたいことだなと思います。

徹夜も大丈夫でしたし、
あの時じゃなければ出来なかったことを

思う存分自分にさせてあげられたと思います。

 *

30代は、
20代の無茶がたたって(ちょっとやり過ぎでした・笑)、

方向転換が必要でした。

病気による社会からの隔離と復帰を通して、

人とのつき合い方、
仕事への考え方、

色々なものが自分なりに
しっかり整理出来た大切な時間でした。

ちょっとここでサラリと書くのは難しい、
すごく内面的に深い時期でした。

 *

この時期を通して

外側の様々な価値観と触れ、
改めて自分の内側にある価値観を知り、

自分に出来る事と出来ない事、
得意や不得意を知り、

全てをやらなくていいことを実感し、
とっても楽にもなりました。

 *

こうやって文字にすると、
なんだか当り前の事過ぎて、

「何普通の事を
尤もらしく言ってるんだろ〜わたしは!」

と思ったりもするのですが(笑)、

これに心底納得する事、
腹から理解する事は、

心がいっぱいいっぱいになって、
物事を近視眼的に捉えていたわたしにとって、

ホントに難しい事だったのです。

 *

そうして40代になってみて。

また沢山の新しい出会いに恵まれながら
ふと思う事は、

「わたし自身が居心地良くいつも居る事は大切だなあ」
ということです。

先だっていただいたメールに、


できる範囲で、ぜんぜんOK! 
癒しを与える仕事なのだから、
まずは自分がカンフタブルな状態にいないとダメです! 
焦らずでOK!


というコメントがありました。

これを観た時に、
不思議とすごく腑に落ちたのです。


ああ、ホントにそうだ。


この言葉を別の方の言い方でで初めて聴いたのは
30代の前半だったのですが、

当時はうすぼんやりとしか判らなかった事でした。

今だから理解出来た事、って
あるのだと思います。

 *

ちょっとね、

10年位、人より成長が遅いんじゃないの?
と、自分にツッコミを入れてもいるのですが、

それでも、

わたしには今だったんだから、
それはそれで良かったじゃないの!と(笑)。

前向きにね、思う訳です。

 *

怖いから、駆け抜けるんじゃなくて、
怖いならスピードを緩めるのもありだよね、

みたいなことは、
リハビリを通してすごく学んだ事でした。

でも、いつもいつも、
気持ちは焦っていました。

このままだったらどうしよう、
精一杯やっても、まだ、生活さえ戻せずに

自立には程遠いことへの不安。

どうしたらいいんだろう。
どうしたらいいんだろう。

 *

そういうものが、
ふっと抜けて行く感じがします。

どうしようもないよ(笑)。

今まで通り、
やれることを、

やらせていただこう。

それだけです。

 *

自分に対して、丁寧に、生きたい。

そのために、
ゆったりしていられるように、

そのための努力をしたい。

習慣的に焦ってしまう自分に対して、
そんなことを思うのでした。

 *

人との関わりの大切さを思います。

いつも、

わたしの行く道を照らしてくださるのは、
わたし以外の誰かです。

違う考え方、違う生き方、違う環境からやってくる光は、
いつだって新鮮で輝いているみたいです。


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