2012/11/06

最初から出来ないのは当り前
















少しずつ
出来るようになればいいのだと思います。

最初は誰だって、
上手くなんていきません。

ただ、

次から上手くいくようになる人と、
次もそのままの人の間には、

大きな努力のギャップがあります。

それだけです。

 *

出来るようになる人は、
何が出来なかったのかを分析しています。

そして補い、調整し、再度トライしています。

更に、
上手く出来る人は、

その結果、
自分なりの成功法則を見つけているだけです。

つまり、

上手くいくようになるまで
トライ&エラーをやり続けているということです。

 *

そして、

いわゆる出来る人は、
出来ていないことをしっかり把握していることが多いです。

いわゆる出来ない人は、
出来ていないことも理解していないことが多いです。

だから、

出来る人は往々にして
謙虚さを兼ね備えていらっしゃるのです。

 *

わたしにも、
失敗を許してくださった沢山の方々がいます。

20代。
前職でディレクターをさせていただいていた頃、

まだまだ未熟だったわたしに

「みたけさんなら、解ってくれると思ってました!」

と、泣きながらおっしゃった
クリエイターさんがいらっしゃいました。

彼女の気持ちを痛い程理解しながらも、
社内調整がかけられず、

無理なスケジュールで進行してしまった時のことでした。

それは理解していない、ということなのだと、
身をもって理解させていただきました。

 *

パッケージクリエイティブについて
社内プレゼンをした際に、

「ターゲットは誰なの?」
「何でこのパッケージでその人達はこれを買うの?」

と根本的な質問をされて、

そこに答えのないクリエイティブをしてしまった
自分に気がつかされたこともあります。

つまりそれは、

大きな金額を使ってしてしまった
「損失」の創造だったのです。

 *

そういう体験のひとつひとつを
許容していただいて、

成長させていただいて、
そうやって、

今の自分の考えや出来ることがあるのです。

 *

今、世の中は不況で、

こういう損失に対して
以前よりずっとシビアになっていると思います。

だから、育ててもらえないままの人も多いと思います。

でも、上司を含め、
会社の人だけが育ててくれる人ではありません。

実際わたしは、多くの人に、

時には、書籍に載っていたメールアドレスから
連絡をさせていただいて

直接、教えていただいたこともあります。

必要があれば、
もちろん自腹で勉強会にも参加しました。

 *

今、出来ないことがあって、
出来た方がいいと思うならば、

食らいついてでも、
勉強することなのではないかなあ…と思います。

それは、

お客さまのためになり、
それゆえ会社の利益に繋がり、

だからこそ、誰よりも、
自分のためになるからです。

誰かが必ず観ています。

わたしは、
社内の査定は悪かったのですが、

独立した時に、
社外の方々がわたしを観ていてくださったことを知り、

本当に独立直後から
沢山のサポートを受けました。

何かを発言・行動している以上、

自分が観ていないところからかも知れませんが、

観てくださっている方は、
やはり誰にでもいるのだと思うのです。

 *

出来ないことに意識を向け
自分を責めるのではなく、

出来るようになるために
どうしたらいいのか。

そこに意識を向けることなのかな?
と、思います。

意識の整理は、
フローライトが得意です。


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