2018/05/18
お守りとして、人生への彩りとしての石
Holly heal®︎でやりたいことは、
多分
何も変わっていないように感じています。
*
20代の後半から30代後半にかけて、
心底悩み、葛藤した時に、
答えを知っている人が居なくて、
救われたくて、救われなくて、
誰か、それを共有出来ないんだろうか?
と考えていたこと。
それに対して自分が出した答えのひとつが
「天然石アクセサリー*Holly heal®️」でした。
*
でも、
自分が本当に本当に追い込まれて、
本当に本当に、
越え始めた時に。
「今までのHolly heal®️」は、
わたしにとって、
「過ぎたもの」になってしまった感じ
がしました。
*
お客さまから
当時よくお話いただいていたのは、
「さやかさんは、雲の上の人じゃない感じがある」
「自分も目指せるんだと思える」
「上からじゃないところがいい」
みたいなことだったんです。
わたしも、そこが、
Holly heal®️らしさだったと思っています。
*
だからそれは。
自分がある段階を越え始めた時に、
すごく悩んだことでした。
それまでこのBlog は
お客さまとの
信頼関係を作りたくて書いて来ました。
毎日書く中身は、無理があったら続きません。
等身大のわたしがそこに居て、
誠実に言葉を紡ぐことが全てでした。
だというのに。
「今までのようには存在出来なくなった自分」
「今までのようには書けなくなった自分」
それは、
みなさんにとってまだ
価値があるものなんだろうか?
ということに悩むようになりました。
*
個人的には
成長をしたのだから、
それは紛れもなく良いことです。
だけど、
わたし自身が
ある意味
Holly heal®️を卒業してしまったら?
この小さなブランドにとっては
致命的なことのようにも思ったのです。
*
同時に、
そのわたしが書いたら
上から目線になっちゃうんじゃないか?
という危惧もありました。
それは、
Holly heal®️ではないな、
という感覚もありました。
*
ここ2年で、
わたしの生活は変わってきました。
持病について
気持ちが乗り越えてきたこともあるのですが、
(良いことなんです!)
安定して
仕事に取り組める日が圧倒的に増え、
20代の頃にとても大事だった
デザインの仕事も、
復活させることが出来てしまったのです。
同時に、
作りたいアクセサリーも幅が広がってきました。
お守りとしてだけではなく。
もっと自己表現としての制作を
したい気持ちも出て来たのです。
*
Rahasyaも昔言っていたけれど、
もちろん日々の葛藤は消えていない。
でも、
精神的なことよりも、
身体的なことが増えて来た。
考えよりも
行動にフォーカスするようになって来た。
そして、
思考は抽象度を下げ、
より具体的になり、
特に公の場では、
言葉にならなくなって来たのです。
何故って?
わたしの
日常における具体的な葛藤。
日常における具体的な喜び。
つまり日記みたいなものを
一体誰が好んで読むというのだろう…?
ということです。
*
ストーンとの
向き合い方も変わって来ました。
あれ程までに、
自分とは誰か、何が出来るのか、
などなどと…
内側内側へと
探求を進めていた自分が。
それはもう実にあっさりと、パタリと、
それらの探求が、
終わってしまった。
もっと絵を描くように、
ストーンを扱うようになっている自分を見つけたのです。
*
人生に彩りを添えるように、
ストーンを選ぶようになっているのです。
それは、
Holly heal®️ Sugao Jewelry で
やりたいことかも知れません。
*
でも。
Holly heal®️でやって来たことと、
やりたいことは、
今も変わっていないのです。
どうしても言葉が
上からみたいに聞こえるんじゃないかなと思って、
上手く書けない
もどかしさを感じるのだけど。
語弊を恐れずに勇気を持って書くならば…
自分の笑顔を見つけて欲しい。
その笑顔の自分として
自力で立ち上がれるようでいて欲しい。
今この瞬間に迷っていることを大切にして、
それと向き合って欲しい。
お守りが必要なら使って欲しい。
…多分。
そんな気持ち。
ファンタジーを持った美しいツールである
天然石を使って。
それを続けたい。
*
そんなこんなの悩みの最中。
伊勢丹相模原店さまから
「Holly heal®️で展開を」と
オファーをいただきました。
それはこの小さなブランドを続けようと
思うための、決定打でした。
…このタイミングには、
心の底から感謝しています。
*
まだまだ葛藤しているので、
まとまらないですが。
美しいストーンのファンタジーを
共に紡ぐ人として、
みなさんと関わりたいなと思っています。
引き続き、
よろしくお願いいたします。
ストーン・コンシェルジュ / アクセサリー作家
みたけさやか
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