2018/05/23

スキルを身につける理由
























スキルは、
自分自身が譲れないことを

実現するために身につけるものである。

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その日の朝、

『1分で話せ』の著者、
伊藤羊一さんによって語られた言葉です。

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朝渋という面白い勉強会があって、
わたしは時折参加しているのですが。

そんな言葉で、
新しい視点をもらって、
その午前中は、改めて考えていました。

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わたしの譲れないことは、

わたしはわたしである
ということかも知れないなと思ったのです。

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わたしの感じること…

美しいと感じること、
喜び、幸せ、

どんなに細やかでも、
自分の内側から湧き上がってくるこの感覚は、

わたしのものであり、

誰かに抑圧されるものではない、
自由なものである、という。

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具体的には、
何だろう?と思った時。

わたしは色彩で描く時に、

白と黒を排除するなあ
ということに思い当たりました。

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この、白と黒を避けることの中に、
大切な感覚があるのではないかと思ったのでした。

わたしは、絵を描く時。
混色にも黒を避けるのです。

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色彩心理的な見方をすると、
これって。

閉じない。=心を開く
無かったことにしない。=過去を受け容れる
解らないことにしない。=理解する努力を大事にする

という事かもなあ…と。

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それらは、わたしの中で、
譲れない何かなのかも知れないなあと思ったのでした。

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ものすごく辛い時期にも、

描いていたし、
書いていたし、
撮っていたし。

わたしのスキルは
もっぱら表現にまつわるものばかり。

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自己探求への強いコミットも、
表現の主体を知るためだったのでは?

自己表現が、
譲れないものなのだとしたら、

わたしはもっともっと、
作った方が良いのではないか?と思うのでした。

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作りたい、のではなくて。

と思ったのでした。

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それらが
誰の役に立たなくても?

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わたしには表現することが
必要なのではないだろうか?と。

それを46にもなって気づき始めているような自分に、
いささか驚きを隠せません。


ストーン・コンシェルジュ / アクセサリー作家
みたけさやか

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