シリアスな気持ちにフォーカスするような、
何かを示唆するような、
結構心の深いところの、
つまみ出されたらギョッとしちゃうような、
そういうものを
目の前に出して来てくれるニュアンスの
オラクルカードかなあ
と感じています。
*
これまで
オラクルカード達の役割は、
あくまでも
「心に光を差すこと」だと思って来ました。
それは、
ともすると
不安感や焦燥感に追い立てられるような
もったいない状態にある
心や気持ちを
しっかり前へと、向けるもの。
例えるなら。
お天気の良い日に
大きな窓をバーンと開け放ち、
キラキラするお日さまの光を目一杯浴びて、
大きく深呼吸し、
心身の空気の入れ替えを行うみたいな。
そういうツールだと思って来ました。
*
人って不思議なもので。
ネガティブなものがあると、
そこに気持ちがキューっと向かってしまう。
その時に、
この明るい空気の入れ替えは、
本当に意味のあることなんだよなあ…と。
カードからは、
良いことだけを知るだけでも、
心のバランスはちょうど良い感じだなあと。
そう思って来たのです。
*
リーディング用のカードは
案外限られてくるものなので、
新しいものは余程のことがない限り買い控えます。
しかし不思議と
このカードには惹きつけられるものがありました。
*
リーダーとしての役得もあって、
発売前から触れさせてもらって居たのですが。
ドリーン・バーチューさんのカード達とは
明らかに趣向が違うのです。
心の闇に(=悪いこと、とは違う)
しっかりとフォーカスしたカードに感じるのです。
*
心の闇に落ちる、
みたいな言い方を聴くと、
這い上がってこれないのではないか?
といった不安を抱える方もいると聴いた事があります。
でも実際は、
闇の中にある
底辺に触れることによって、
確実に上がってくる、
豊かで底知れない心がある筈なのです。
*
これは表面的な安心とは違って、
存在にとっての足場を示すような力強さを持ちます。
建築基礎を、
地中深くに突き立てるような
そういう作業を自分に対してしっかりとやった
という自信みたいなもの。
そういうのを垣間見るための、
何かツールとして機能しそうなのです。
*
ストーンに例えるなら、
レインボーオブシディアンみたいな。
そこには、暗闇に存在する美しい虹がある。
虹は、
輝きの中でしか存在しないかのような
錯覚に陥るわたし達に、
そうではないんだよ、と教えてくれる。
そういったもの。
*
ものすごく自分自身というものに
根本的に悩んでいる時に。
視点を提供してくれる気がするんですよね。
そういう意味で
このシリアスなオラクルカード達が、
自分を見つめるための
助けになるのではないだろうか?
と思うのでした。
今のご自身へのアドバイス、という
ざっくりしたリーディングで
30分のリーディングからお受けしますので、
(言葉の言わんとすることを説明するのに
時間が必要だと感じているのです)
ご興味ある方は、お声がけくださいね。
ストーン・コンシェルジュ / アクセサリー作家
みたけさやか
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