CARE-WAVE さんの
ミュージカル体験コースを受けた晩。
90歳を越える、
わたしの太極拳の先生、
齋藤喜世子先生から、
3月末にお話しいただいたことを
思い出していました。
*
「喜世子先生の真似をすると
全身が指先まで温まるのに、
藤が丘で習っていた
同じ流派の先生の真似をしても
こうはならなかったんです!
やっぱり先生はすごいです。
もっと教わりたいです!」
という話を
させていただいた時のことです。
彼女は笑って、
「それはあなたが悪いのよ(笑)」
と、お話くださったのです。
*
未だに、わたしは
太極拳の24手を
覚え切れていません。
先生が現役で
教えてくださっていた当時は、
結果を出すことに
とても疲れていた頃で、
先生から、
初段を受けない?とお誘いいただいても、
「わたしはただ、やりたいだけなのです」と、
それをお断りしていました。
みなさんに混じって、
先生の真似をして身体を動かして、
少し汗をかくことが楽しかったのです♪
覚えなくていいと思っていました。
*
でも、ちゃんと覚えないと、
自発的には動けない。
真似は出来ても、
自分で自分のやりたい時に、
自由に、それを再現することは出来ない。
わたしは、
真似はしていたけれど、
本質的には
学んでいなかったのです。
喜世子先生におんぶに抱っこで、
自分のものには
していなかったのです。
*
それを、棚に上げて、
別の先生の
演舞での動きのせいにしていたのだなあと、
恥ずかしい気持ちで
いっぱいになりました。
*
今回の
ミュージカル体験コースの中で
1番難しかったのは、
自分でポーズを決めて動く部分でした。
メリー・アンのつけてくれた
ポーズを真似するのが精一杯で、
たった1つ2つのポーズが
自分では決められませんでした。
そこには
全体の調和を観察する目と
強い主体性が必要で、
動きが
自分の内側から出てくる必要がありました。
もちろん体験コースですし、
出来なくていいことなのですが(笑)!
自分で決めるのが
ちょっと苦手なわたしとしては、
弱いところが改めて
明るみに出た瞬間に思えました。
*
そのことを振り返った時に、
喜世子先生からの言葉が
ふとよみがえってきて、
あの時の発言、
無意識に人のせいにしていた自分を
本当に恥ずかしく思いました。
*
喜世子先生から学んでいる間に、
彼女の動きを
自分のモノにすることを
もっとしておけば良かったのだなあと思います。
90代の先生とは、
経験が違い過ぎますから、
それはやはり
再現出来なくて当然です。
でも素晴らしい先生と
出会えていたのだから、
それをもっともっと
焼き付けておけば良かったのだなあと。
*
真似することには、
本当に大きな学びがあります。
でも、
きちんと主体を持っていなければ、
学びは、多分、総てにおいて、
活かせないものなのかも知れません。
コアを見つけること。
コアを使えるようになること。
そんな言葉でも
表現されていることのように思います。
*
話は少し飛びますが、
ここしばらく、
新しいクラスの為に
クリアクォーツにフォーカスしています。
主体である「わたし」を知るためには、
クリアクォーツを使え、と思います♪
その理由の一部は、
お話しします♪
クリアクォーツが明らかにするのは、
個々が持つ、
本質の強い美しさです。
もっともっと深く知っておくことだ、
と思っています。
願わくば、
51歳になった時に、
メリー・アンのようで在れるように。
92歳になった時に、
喜世子先生のようで在れるように。
まずは、自分が
語り尽くせない程に、
知ることだと思っています。
クリスタルを使った
アクセサリーを作らせていただく以上、
わたしはクリスタルのことも
語れるようで在りたいのです。
*
今日も素敵な1日をお過ごしくださいね。
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