2012/07/02
星の旅人たち
「星の旅人たち」。
いい映画でした。
多分、観る人によって
見えてくるものが本当に違う映画だと思います。
だから気になった人は、
観に行って欲しいなあと思います。
東京では、有楽町と新宿でやっているようです。
*
久しぶりに本当にいい映画だったので、
もう一度、
映画館で観たいなと思っています。
映画館に2度行った映画はいくつかありますが、
泣いたし、笑ったし、考えさせられたし、
希望をもらえる映画かなって感じました。
道を歩くことを通して、
こんなに豊かなメッセージを残せる監督さんも
それを実現された俳優さん方も
素晴らしいと思います。
演じるというのは、
セリフを言うことではないのですね。
表情が本当に素晴らしいです。
映像も、
本当に淡々としているのですが、
決して退屈ではない。
いい映画です。ホント。
*
わたしの印象に最も残ったシーンは、
4本の道に見える畑?の中を、
4人が同じ方向を向いて
それぞれに歩いているところ。
人生で「出会う」というのは
こうやって同じ方向を向いて、
それぞれが自分の足で歩いていることなんじゃないかな?
まさに、こういう事かも知れないなって思いました。
*
この映画の後援をされている
NPO法人
日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会の代表である
森岡朋子さんは、
お友達でもあり
Holly heal のオーナーさんでもあります。
*
彼女は映画のリーフレットや、
雑誌取材のコメントのために
既にこの映画を4、5回は見ていらっしゃるそうなのですが、
「毎回見えるものが違うから」と、
一緒に来てくださいました♪
*
観終わった後に、
この映画の中の冒頭に出てくる言葉。
「人生はえらべない」
というセリフについて
これはとても解釈の難しい言葉だね
ということを語り合いました。
「どのポジションから聴くかによって、
言葉の意味がとても違ってしまう言葉だよね」
と。
えらべない、という言葉から始まるのだけど、
主人公は新しい人生を選びます。
そして
歩き出すのですから。
*
有楽町ITOCIA の映画館では
7月中旬までやっているそうです。
*
映画を観ながら、
彼女が、
NPOを立ち上げる前に相談に来てくださって
そこで語っていた
このカミーノで観た「星空」の話を思い出しました。
きっと、
彼女の本来持っている
美しさそのものが、
その星空に投影されたのではないかなと、
そんなことを思いました。
あの時の
彼女の「やりたい!」という純粋な情熱を思い出し、
当時をお手伝いさせていただけて
本当に良かったなあと改めて思いました♪
わたしね、
会報にちょっとイラストを描かせていただいていたのです(笑)。
相談してくださって
本当にありがとうございます。
*
「外側の美しさ」に感動する時、
その美しさを感じ取れる
「内面の豊かさ」に驚きます。
いつからそれは備わっていたのだろう?
不思議ですよね♪
*
映画の登場人物と共に、
カミーノを歩いて。
心の輝きを見つけてみてください。
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