ハロウィン。
ちっちゃい頃、
魔法使いや魔女になりたかったわたしは、
今回ちょっと
夢を叶えてみました(笑)。
*
黒いチュールのドレスを着て(笑)!
Holly heal の新作でもある
Holly heal sage をハロウィン・アレンジにして♪
ドレスを着たら
褒めてもらえたりして、
シンプルにうれしいです(笑)。
*
でも、どこか
ものすごい恐怖感が隣り合わせで、
昨日は身体がガチガチになりました。
それもねえ、
なんとかしたいなあ…と思います。
そう言えば、
舞踏会に出た時も褒めてもらった…というか
別人過ぎて判らなかったと言われた記憶が…(笑)。
あの時も、
本当に本当に怖かった。
あれを乗り越えた事で、
今はそれでも随分と楽なのです。
*
「綺麗になるのが怖いとか言うと刺されるよ(笑)」
と、昨日。
これまた大変な美女から言われました。
そうかなあ…?って思います。
わたしのお友達には、
綺麗をお仕事にしている人もいるのですが、
みんな苦労していると感じます。
色んな辛さがあるものです。
正直、時々そう思います。
*
もちろん、
得をすることもあると思います。
ただ、
何も考えずに思った通り
「あ、それ欲しい〜!」と言ったら、
「可愛いからって何でももらえると思ってるのかよ?!」
と言われたこともあったりして…。
これっぽっちも思っていない事を
勝手に想像されることもありました。
しかもわたしは
自分の外見が人によって
非常に違うものに見えている(表現される?)事を
知っていましたし、
わたし自身は
自分の外見については相当混乱をしていたので、
一体この人は何を観て、
誰について言っているんだろう?
何か嫌な想いをしたことでもあるんだろうか?と
不思議でならなかったです。
*
見た目なんて、
歳をとったら変わります。
そんなことに価値を置くのは違うと思っていたので、
中身を磨く必要がある、と感じたのは
中学生の時でした。
わたしにとって本当の美しさは、
心の美しさです。
それは瞳に表れる。
そういう美しさをずっと目指してきました。
*
学校では「ブス!ブス!」と言われ続けていたので、
何が本当なのかも実に混乱していました。
数年前に再会した小学校時代のお友達が
「さやか自分の事ブスだって思ってる節あったよね、
言ってあげれば良かったね」
と言っていたので、
端から見てもその混乱は事実だったのだと思います。
あ、わたし、ブスじゃないんだ…、と気がついたのは、
ここ数年の話です。
*
小さい頃から、
見知らぬ男性達に、
性的な対象として鑑賞されることの気持ち悪さや、
つけ狙われる怖さ。
見た目での興味関心。実際への無理解。
目立ちたくなくても目立ってしまう事や、
やっかみを受ける事、
そういう目に晒される事の恐怖感は、
若い頃は特に、
結構な辛さがありました。
悩みに悩んでいた大学時代に
男性の先輩が言ってくれた事は、
「さやかちゃんは、ブスだったら良かったのにね」
という一言。
どっちにとっても
酷いと思う人がいるかも知れないけれど、
わたしはこの言葉によって、
理解者を得た気持ちになったのです。
*
20代から30代の前半までの間は
沢山怖い思いをしてしまったので、
それはそれは深刻でした。
自分を大事に出来ない理由は、
見た目にもありました。
何がいけないのか?
カウンセラーさんの助けを必要とする位、
追いつめられていたのです。
*
でも。この数年は、
本当に綺麗になりたいなあ…と思うようになりました。
出来れば、安心して、綺麗で居たい。
綺麗になりたいなあ…と憧れみたいに思います。
それでもいじわるされないとか、
それでも大事にしてもらえるとか、
そういう自分で在りたいなあ…と。
*
こないだ
Rahasya に会ったら、
何度もエレガントと言ってもらって、
ものすごく温かい気持ちになりました。
そっと大切なものを置くように、
彼は言葉を使います。
それはそれは
優しい愛おしい「エレガント」でした。
*
そういう感じで、
もっと自分に安心をあげたいなあと思います。
去年はずーっとずーっと憧れていた
ハイヒールを履けるようになりました。
うれしくて、うれしくて、本当にうれしくて!
ハイヒールを履いても、
大丈夫な自分になりました。
*
いつの間にかファッション業界に
片足を突っ込んでいる自分を知ってから、
すごく意識的に勉強をして
オシャレを研究しているのですが、
そうやって以前より綺麗に出来るようになっても、
まだ、…大丈夫。
綺麗になっても大丈夫だよって。
もっと綺麗になっても大丈夫だよ。って。
ちょっとずつ、
許可をおろし続けています。
*
もう41にもなると、
手なんて顕著に、
段々シワシワになって来ます(笑)。
笑顔の綺麗な
おばあちゃんになることが
わたしの目標なので、
それはそれでいいのだけれど。
でも、一度は、綺麗で在りたい。
不思議とそう思うようになりました。
*
特別な日に変身するのではなくて、
もしそれが
わたしの自然な状態なのであれば、
綺麗でいてもいいんだって、
それは怖い事じゃなくて、
素敵な事でもあるんだよって、
それでもいいんだよって、許可をしたいです。
*
わたしなんて消えてなくなってしまえ、
ということじゃなくて。
大丈夫、そのまま居ていい、
それは悪い事じゃないんだよって、
ちゃんと知りたいのです。
*
Rahasya が、今日メールをくれて。
it is good to laugh, it keeps you fresh.
Yes, enjoy your heart, celebrate your beauty.
と、このタイミングで書いてくれました。
なんかもう、
ありがたくてありがたくて。
本当にもう、
泣けてくるようにありがたいのです。
*
笑っていたい。
綺麗になりたい。
それでも、大事にされたい。
*
わたしにとっては、
ものすごく怖い事だから。
そっとそっと、
自分のペースでやるしかないなあ…
と思うのでした。
ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか
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