徳永自身が掲げた
「目標を達成させたい」のです。
ご協力をお願いしても良いでしょうか?
*
去年1年とても悩んで、
今まで避けて来たことでもあったのですが、
なんかわたしはやっぱり、
Holly heal を通して関わってくださる
みなさんには、
舞台裏と呼ばれる背後にあるものも
ちゃんとこれまで通り
共有したい気持ちなのです。
*
それはこれまで通りの
わたしの成長物語でもあるし、
それが
沢山の方の勇気や涙になって
時にお役に立てていることを、
少なからずメールやお手紙で
聴かせていただいて来たことが、
わたし自身の
モチベーションにも
繋がって来ているからなのです。
*
事の経緯を
お話しさせてください。
*
事業計画書を書いた時に
「10年後の数字」と
「3年後までの数字」を作りました。
コンサルタントの方にサポートしていただいて、
それはもう、
目からウロコの作業でした。
*
こうやって、未来を数値化するんだ!ということ。
そして基本的にその数字は
「関わってくださる方の笑顔のために」なんだなあ…
ということに
驚きと喜びを覚えたのです。
*
これまでわたしは、
Holly heal のお仕事の中に、
数字を持ち込むことを殆どしてきませんでした。
特にスタッフさんについては
言いませんでした。
*
何故か?
「数字」と思った瞬間に、
「数字を追い掛けてしまう人が多い」のを知っていたし、
相手の笑顔に差別化をしてしまうように
なりやすかったからです。
自分の数字に関わる人にはより手厚く、
みたいなことが起こってしまいやすいからです。
これはHolly heal のやりたいことから考えると、
ものすごく間違っているからです。
*
だけど、数字はとっても大事です。
例えばわたしは、
2007年の終わりに
Holly heal を再開した時に
「毎月必ず3つ」と決めて、
オーダーをいただくように
それはそれは努力をしていました。
*
再開した当初は
Blog もありませんでしたし、
誰も知らなかったのですから、
自分で営業するしか在りません。
3つに満たない時は、
お友達にメールやら電話やらをどんどんして
「今月あと2つ作れるので、誰か居たら紹介して欲しいの」
とお願いもしました。
最初は断わられるのも怖かったですし
病状も深刻だったので、
相当勇気が要りました。
それでも病院へ通う必要があったから
死活問題でしたし、
自分で決めた
「月に3つなら今のわたしにでも作れる」ということを
ちゃんと達成したかったのです。
*
その後お客さまのご要望で
恐る恐るBlog を開始し、
Blog を始めたことで、
自分のお友達とは全く違うルートの方が
少しずつ買ってくださるようになりました。
未だに覚えています!
最初のお客さまは山梨の方でした。
本当にものすごくうれしかったのを
今でもハッキリ思い出せる程です。
*
どうやったら見知らぬ方に信頼していただけるか?
を考えて、
毎日Blog を書くことに決めて、
毎日毎日書いていました。
当時の記事もここのアーカイブに入っています。
それを読んでくださっていた彼女は
「信頼出来る気がすると思った」と、
オーダーをしてくださったのです。
*
月3万円の状態では、
当然投資出来る予算もありません。
当時このBlog は、
Blogger の初期フォーマットを
自分なりに色を変えたりしただけのものでした。
そんな中で
こういう小さな小さな試みが「2年半続いた」後、
わたしは雑誌に載せていただくチャンスを
いただけることになったのです。
そこで最初の流れが変わりました。
お客さまが全国へ広がり、
その月のオーダーは一気に50件になりました。
Holly heal は
求めていただいていたものだったのです。
ただ、
本当に、知られていなかったのです。
*
そうしてわたしは、
最初のパンクをしました。
メールの応対で毎日が終わってしまって、
全く作れない日々が続き、
メールをサポートしてくださる方を置く、
という新しいことを始めました。
これは心底怖かったです。
*
何故怖かったか?
自分が
どれ程丁寧に、
どれ程ありがたいと思って、
お客さまに一通一通
メールをして来たか知っていましたし、
その感謝と感動は、
なかなか人には理解し難い筈なのも
気がついていたからです。
そしてそれは
直接お客さまに届く「唯一の手段」であり、
それだけで当時の
Holly heal は
全ての活動を行っていたからです。
*
どうやったら大切な方々なのだという
その想いが伝わるのか、
再現してもらえるようになるのか?
これまた試行錯誤でした。
それがやっとカタチになって来たのは、
前任者の青木が関わってくれるようになってからです。
彼女の「仕事を覚えたい」にわたし自身が
しっかりとコミットをして、
時間を相当に割き
学んでもらうことが始まった後、
少しずつ関わりの中で
「何が大事なのか」が浸透し始め、
カタチとしてメールに表れるようになりました。
これはもう、
本当にありがたかったです。
*
そして徳永にバトンタッチです。
彼女は成長意欲がとてもあって、
Holly heal のお客さまでもあります。
自分自身と向き合うことの大切さ、
何かに気づいて、変わっていくこと、
(それなりにショックだったり怖かったりはする筈です)
に自分自身がしっかりコミット出来る
強さと柔軟さを持っています。
彼女は1年で相当がんばり、
飛躍しています。
*
わたし自身は去年、
Holly heal 自体は休養中だったとは言え、
Blog は極力書こうと思っていましたし、
経営のために必要な
かなりの量の勉強もしていました。
*
時間的な余裕は減っていましたが
徳永は大阪ですし、
2月に1度は会いに行くことに決めて、
出来る限り会うようにしました。
実際には見えない中で、
彼女の情動をメールの文面から読み取るようにし、
可能な限りのフォローも試みました。
見えない分伝えることも大切なので、
青木以上にメールの回数を増やし、
何故そうする必要があるのか、
何が今おかしいのか、
Holly heal では何が正解なのか、
などを伝えさせていただくようにしてきました。
*
病後6年。
やっと人並みに生活が戻り、
わたしが「楽しかった仕事」のスタイルが戻って来て
その頃の友達とまた同じように、
その当時以上に成長させていただいた自分として
おしゃべりも出来るようになってきた時。
ホッとしたこともありました。
これまでの
必死さから一歩やっと引くことが出来て、
そして燃え尽き現象が起こりました。
*
収入の基本はストップしていましたが、
彼女へのお支払いは当然あります。
それは本人の希望があって
クリスタルの支給というカタチで行いますが、
時間と労力を計算すれば、
金額的には
単にクリスタルの値段だけではありませんから
値段以上に
かかっているのも事実です。
徳永のすごいところは、
こういうところに
気づく力が在ることだと思います。
*
お仕事の中身は
これまでのオーダーのやり取りで行われていた
ルーチンワークから、
フレキシブルな状況対応型へと変化していますし
その中で彼女自身が、
「Holly heal」の正解を
出し続けられるようになって来たのには
ものすごい努力を感じます。
最初から出来た訳ではありません。
ひとつひとつ地道に積上げてくれました。
関わりが半年を過ぎ、
「自分の出来ることをやろう」
という意識がしっかり的を得て来てからは、
本当に助かるようになりました。
*
その徳永が、
「パーソナルストーン・オーダー」を
もっと紹介したいです!
と言ってくれたのが、
確か年末のことだったように思います。
クリスタルがどれ程面白いか、
笑顔の基盤になりうるか、
それによって
自分自身や
彼女の家族が変わっていったかも
彼女は体験を通して知っています。
そして徳永は更に、
わたしが本当に楽しく、
クリスタルを選んでいるのを
ある時の電話口で
どうやら感じ取ってくれたようなのでした。
笑顔の連鎖を
彼女自身が発見した、
最初の出来事でした。
*
Holly heal でというか、
わたし自身が常に
お仕事をさせていただく上で観ていることは
非常にシンプルなことです。
「関わる人、
全てが笑顔になるにはどうしたらいいか?」
ということです。
これは後に
近江商人の「三方よし」という言葉が
既に存在していることを知り、
基本なのだなあと感じ入るに至ります。
*
お客さまから 「いいお仕事ですね、続けてください」
と、聴かせていただくようになった頃。
まだわたしのコンディションも相当に崩れやすく
病状も不安定な時期でした。
でも、この感動は本当に大きかったです。
何人もの方からそういうメールをいただいて、
わたしは続けるための模索を始めました。
そういう流れの中で、
徳永はジョインしてくれています。
*
お仕事としての永続性を持つためには、
数字をしっかり見つめることが大事です。
その「数字」は金額ではなくて、
お客さまの
笑顔であり
喜びであり、
それは同時に、
わたし達の
笑顔であり喜びでもあります。
*
数値化して
それを追い掛けるのはいけないこと、
相手を嫌な気持ちにさせること、と
日本人は
特に思いがちだと言います。
おそらくユダヤの人以外には、
「教育」の中に
「お金を稼ぐことを肯定するもの」がないので、
取り組むのが難しくなりやすいのではないか?
思うのですが、
目標達成は、
「自分に自信を持つこと」にも繋がります。
*
わたしはお医者さまからも
「もう元には戻らないかもしれない」
と言われた後、
最初は「今、出来ていること」に
自分が気がついていられるように、
毎日手帳に
「今日もちゃんと薬が飲めた」と
飲んだ時間を記述するところから始めました。
親から
病院代をもう払えないと言われた後は、
毎月3つを
必死にやり続けることで、
自尊心を保つことと、
社会との接点を繋ぎ続けることが出来ました。
「3つ」を達成し続けることによって
「出来ている」を積上げていったのです。
*
人は数値化して初めて、
物事を明確に
「達成出来るようになる」のです。
*
スケジュールを組むのも同じことです。
これは期日を切るからこそ約束が出来るし、
約束が出来るから、
守ることが出来るようになるのです。
それは信頼へと繋がります。
*
5月から弊社は11期に入ります。
会社は休眠中もゼロ円決算を続けていたので、
期だけは立派にかせいでいます(笑)。
初めて「続けてください」と言っていただいてから
多分、3年と少しです。
色々試したのですが、
わたしは会社勤めより、
自分でやる方が向いていました。
独身の上病気もあるし、
両親は当然高齢。
両親はフリーランサーでしたから、
年金も小さな金額ですし、
うちは資産家でもありません。
続けるためには、
事業として成立させることが急務なのは
実感としてありました。
*
会社員として、
フリーランサーとして、
1人有限会社として、
がんばった頃…
わたしはとっても辛かったです。
でも、ある意味
選択の余地がない中で、
チームホリーヒールが自然発生し
「みんなとやる」を体験すると、
それはわたしにとって
夢のように楽しいことでした。
経営の勉強が必要なのはすぐに解りましたから、
教えてくれる方を探していました。
本で学ぶのは
正直、限界があると思っていました。
年齢のことや生活のこともありました。
速く立て直すことは優先順位が高かった。
「本当に理解されている方」から
直接学ぶことは大事です。
その時に
自分が理解をしていく
スピード感と理解の深さは、
やはり圧倒的な差なのです。
*
3年かけて先生を見つけたのがやっと去年。
そこで学びながら、
やっと自分として納得のいく、
続けるための
「考え方」や「やり方」が観えてきたのが、
この年末年始です。
*
話が長くなりました。
*
そうしてわたし自身が
「今後3年間の数字」を「表」として持った時。
わたしは自分への宣言として
それを徳永に共有しました。
その返信に彼女は、
1月は
パーソナルストーン・オーダー1個以上
を自分の目標として
自発的に、
書き換えて送ってくれたのです。
*
わたしが
どれ程うれしかったか!
これは部下を育てたことのある人や、
子育て中のお母さんには、
理解していただけると思います。
*
お客さまのフォローをするのと、
お客さまへのフォローをするのとでは、
違います。
前者はお客さまからいただくものへの
フォローであり、対応であり返信です。
後者は、
お客さまのお気持ちを想定した上での
ご提案です。営業でありサービスになります。
これは大きな違いですし、
前提として学ぶ必要のある要素も
かなり変わってきます。
*
「お客さまのことを考える」
それは
わたしにもまだまだ難しいことです。
でも徳永が自発的に
そこに目標を掲げてくれたのです。
*
しばらくオーダーを
止めさせていただいたこと。
リニューアルのローンチが
様々な理由から遅れてしまい、
お客さまへの約束が守れなかったこと。
しかもメニュー変更を
しっかりご説明する余裕もまだとれておらず、
お客さまからの声のご紹介も
バランスペンダントの
アンケート結果をお知らせするので精一杯の今、
オーダーひとつをいただくのは
とっても難しいことです。
彼女には、
「わたしがどう言ったら欲しくなる?」
と聴きました。
*
やってみても、動きがありません。
改善を考えてもらいました。
条件も上記に記したように、
良いとは決して言えない中です。
そして
最初はなかなか上手くは行きません。
当然です。
*
でも、
最初のひとつをクリア出来るかどうかは、
そこをがんばりきるかどうかは、
本当に本当に大事なことです。
最初から上手くいかなくて当り前ですが、
最初から最善を尽くすことは
もっと大事なことです。
*
そんな中、
彼女は38度越えの熱。
お家では
受験生を抱えるお母さんでもあります。
Holly heal 以外にも、
大好きなインコのお仕事のお手伝いと、
歯科でのお仕事もしています。
それでも昨日はがんばって
お客さまへメールを出しました。
Holly heal では、
お客さまにホッとすることを届けたい
と言い続けています。
そのためには、
まずメールの書き手であるわたしたちが、
ホッとしていることが大事。
エネルギーはそうやって伝わります。
いつも完璧に出来る訳じゃないので
だからこそ、
わたしも徳永も、
そこは本気で努力してきました。
38度で、
優しいエネルギーの乗ったメールを書くことは、
結構力が要ります。
そして、
その中でもお客さまについて考えました。
>パーソナルストーン・オーダーって、
>今どんな状態のお客さまが、
>笑顔になれると思う?
意気揚々と未来に目を向けて動きたい!
という方と
動き始めたいけどどう動けば良いかわからない、
という方に
お届けすることができれば
本当に笑顔が増えると思うんですね。
ありのままを認めてもらえる喜びって
言葉とクリスタルの相乗効果で
すごく感じられると思うので。
彼女はそう思ってくれています。
*
今日が最終日。
もし、そんな方がいらっしゃるようでしたら、
どうぞご協力をお願いしたいのです。
Holly heal の扱うものの実際は、
気持ちです。
そこには、
対話がとても必要だと思っています。
だからこそ、リニューアルした今は、
セッションメニューが増えています。
わたしたちは、
クリスタルがタイミングであることを
自分達の体験から
とてもよく知っています。
*
ただ。
それと、
お知らせを怠ることは
別のことだとも思っています。
それは一昨日の晩に、
ショックを受けて
facebook に書かせていただいた内容でもあります。
*
わたしは今回、
徳永に「目標達成する」
ということを体験してもらいたいです。
それは売りつけるということではありません。
伝えることを諦めないこと、
最後まで出来ると思うことを全部をやること。
やってみてダメだった時と、
やらないでダメだった時に
「得るものは違う」と知って欲しいのです。
*
もし「協力しても良いよ」と
思ってくださる方がいらっしゃいましたら
徳永にオーダーをいただけたら、
本当にうれしいです。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
ストーン・コンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか
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