2016/05/17

ひきこもりと一流感




















西荻窪のギャラリー「ヨロコビto」さんへ
伺って来ました。

 *


しあわせな絵、って
どんなものだろうなって

すごく考えさせられます。

オーナーさんとおしゃべりをしていて、
そんな話になりました。

この人はしあわせだろうなあって感じた絵は、
思い出せません。

ルノワールは幸福画家であるという話を
伺ったこともありますが、

線画などを観ると、
一概に言えない気持ちになります。

自伝的お芝居を観る限り、

決して幸せという感じでも
なかったりしたのですよね。

 *

人をしあわせにする絵というのは、
ギャラリーオーナーさんから言われるまで

えたことがなかったな…と思います。

リビングに飾る絵は、
確かにしあわせであって欲しいなと思います。

作家にとってではなく観る人にとって。だけど。

 *

今展示をなさっている藤川さんは、
(装丁やNHKのみんなのうたで知ってる方もいるかも!)

観る人の目線を
ちゃんと考えて描かれていたので、ちょっと驚異的です。

わたしにとって絵は、
もっと内側をえぐり出すようなもので、

他者の視点を排除したものだからです。

 *

わたしはアクセサリーを作っていて、

ホッと出来ることと
ファッションということを

大分考えられるようになったけれど、
表現としてはまだまだひきこもりだな…と思いました。

とはいえ、
今作ってるものは

作っていてうれしいし、
大切にしたいです。

触るとあったかくて、
すごくやさしい肌触りのアクセサリーって、

わたしは他につけたことがない。

そう感じられるものを作れるようになったのは、
しあわせだなあと思います。

続けて来れたのは
みなさんのおかげです。

本当にあり難いことだと思います。

 *

ひきこもりについては、

今はそういう時期だから仕方ない
とか言っちゃうのが、

プロとして一流に届かない理由なのかなとも思いつつ。
今は、コンディションの安定優先で!

表現ひきこもり対策は、

日曜日にシュシュで一生懸命練習中だから、
「まあいいか!」の精神です。

より絵画性の高い、
プラスチックでの表現も怖々ですがやっていますし、

いずれお見せ出来るタイミングが出てくると思います。

 *

いいものを作りたいです。

 *

みなさんには、なりたい自分や、
目指すものはありますか?

今日も素敵な一日をお過ごしくださいね!


ストーン・テラー / アクセサリー作家
みたけさやか

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