クンツァイトという
ほんのりと青味を帯びたピンク色の
美しいクリスタルがあります。
この鉱物の名前は、
鉱物学者であり、
鉱物収集家でもあった
ジョージ・フレデリック・クンツさんのお名前に
由来しています。
*
このクンツさん。
存在は知っていましたが、
日本で著作を見かけることは
これまでありませんでした。
が!
この2月に、
原書房さんから
鏡リュウジさんの翻訳で、
『宝石と鉱物の文化誌』が
発売になりました♪
*
石井ゆかりさんが
Twitter でつぶやかれていたのを偶然拝見して、
早速手に入れました♪
鏡さんによる、
日本語版のまえがきを拝読するだけでも、
相当ツボに入ります♪
*
去年の夏頃、
アカデミーヒルズで行なわれた
六本木天文倶楽部で、
初めて鏡リュウジさんのお話を伺いました♪
お話の言葉ひとつひとつに厚みがあり、
膨大な文献が
背後に存在しているかのように感じました。
その際に、
石が好きといったことを
ちらりお話なさっていたので、
何だか勝手に親近感を強めていたのです(笑)!
*
その後、
『星の宝石箱』という本を出版なさったので、
拝読しました。
理知的な男性ならではの読後感があり、
クリスタルへの接し方の「温度」に
非常に心地良い共感を感じました♪
鏡さんの文章もまた、
とても平易で読みやすいのです!
*
翻訳書である
『宝石と鉱物の文化誌』も、
難解な表現を避け、
丁寧に原書を追った軌跡が感じられます。
わたし自身の
クリスタルへの取り組みは、
インスピレーションや、
個人体験からの実感によるものが殆どです。
歴史や、歴史的書物、伝説や迷信、
そういったアプローチからの
視点が欲しいと
ずっと思っていました。
こういう本が欲しかったのです!
今月の納品が終わったら、
暖かいお部屋で、
ゆっくり読ませていただこうと思います♪
楽しみです!
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