2011/02/19

宝石と鉱物の文化誌
















クンツァイトという

ほんのりと青味を帯びたピンク色の
美しいクリスタルがあります。

この鉱物の名前は、

鉱物学者であり、
鉱物収集家でもあった

ジョージ・フレデリック・クンツさんのお名前に
由来しています。

 *

このクンツさん。

存在は知っていましたが、

日本で著作を見かけることは
これまでありませんでした。

が!

この2月に、

原書房さんから
鏡リュウジさんの翻訳で、

発売になりました♪

 *

石井ゆかりさんが
Twitter でつぶやかれていたのを偶然拝見して、

早速手に入れました♪

鏡さんによる、

日本語版のまえがきを拝読するだけでも、
相当ツボに入ります♪

 *

去年の夏頃、

アカデミーヒルズで行なわれた
六本木天文倶楽部で、

初めて鏡リュウジさんのお話を伺いました♪

お話の言葉ひとつひとつに厚みがあり、

膨大な文献が
背後に存在しているかのように感じました。

その際に、

石が好きといったことを
ちらりお話なさっていたので、

何だか勝手に親近感を強めていたのです(笑)!

 *

その後、

『星の宝石箱』という本を出版なさったので、
拝読しました。

理知的な男性ならではの読後感があり、

クリスタルへの接し方の「温度」に
非常に心地良い共感を感じました♪

鏡さんの文章もまた、
とても平易で読みやすいのです!

 *

翻訳書である
『宝石と鉱物の文化誌』も、

難解な表現を避け、
丁寧に原書を追った軌跡が感じられます。

わたし自身の
クリスタルへの取り組みは、

インスピレーションや、
個人体験からの実感によるものが殆どです。

歴史や、歴史的書物、伝説や迷信、

そういったアプローチからの
視点が欲しいと

ずっと思っていました。

こういう本が欲しかったのです!

今月の納品が終わったら、

暖かいお部屋で、
ゆっくり読ませていただこうと思います♪

楽しみです!


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