2014/02/07
ブランドものについて考える
ブランドもの、というブランドものに
一切の興味がなかったわたし。
初めていわゆる
一流ブランドものを手に入れたのは、
2011年だったでしょうか?
*
2009年に初めて
お友達に誘われて行った
ロエベさんのイベント会場で、
職人さん方の手仕事を拝見し、
その後作られたものを初めてマジマジを見つめて以来、
考えが変わりました。
これだけのものを作ったら、
そりゃ、高くても仕方がないわ!と思えたのです。
また、
「親子3代にわたってロエベの職人をやっている」
という職人さんの存在には
プライドさえも感じられ、
そこまでブランドを育てて行くことの
すごさを思いました。
*
いつか手に入れたい!
と思っていたロエベさんのプロダクトですが、
さすがにアマソナは
手に入れるのに勇気がいります。
すっごく欲しいけれど、
わたしにとっては超ど級のご褒美なので、
まだ手にしていません。
でも(笑)、
実はお財布と名刺入れを持っています♪
これを買う時は、
本当に思い入れがありました。
*
当時たまたま、
税理士さんの書かれたお金の本があり、
偶然立ち読みをしたのです(笑)。
そこには高価なお財布を持つことの
効果(?)について確か書かれていて(笑)。
すごく面白くなって、
その本の真偽はともかく
非常にワクワクしました(笑)。
*
面白いよ!と盛り上がって
お友達と一緒にお財布を新調することにした時に、
わたしがせっかくの機会だから!と
買い求めたのが、
憧れた、
ロエベさんのお財布だったのです。
*
職人さんの手仕事が光るこのお財布は、
ピンキングも手作業。
しかも薄いカーフスキンを綺麗に切るには、
熟達が必要なのは一目瞭然!
表参道のフラッグショップで
購入させていただいたのですが、
同じ色のものを3つ出していただいて、
職人さんの手仕事の違いを
ひとつひとつ感じ、堪能して、
少し柔らかな印象のひとつを選びました。
*
Holly heal でも
ゴム通しひとつで
本当に仕上がりが変わるように、
単純に思われる手仕事であればある程
作り手の力が表れやすいのですが、
これだけの作業量があれば
感じるものも複雑ですし、
素晴らしいなあ…と思いました。
*
本当に
うれしくてうれしくて、
よおし!がんばろう!と思ったものです。
ちゃんと書いてある通りに手順を踏んで
ワクワクを大事にプロセスを楽しみました。
「お財布の値段に比例した収入が!」
というのが本の主旨でしたが(笑)、
残念ながらそこには届かず。
でも、前年度で年商は8倍になりました。
(わたしは現在「1人有限会社」にほぼ近いので、
…年収と言ってもいいかもしれません)
*
というわけで、
そこで初めてのブランドデビューを飾り、
その後は、
2011年の夏に有限会社を再開した後に、
2012年の終わり頃だったでしょうか?
会社名刺を作ってから
やっぱりロエベさんの名刺入れを買いました。
自分にとっても会社は「まさかの復活」だったので、
これは、自分へのご褒美でした!
*
買い始めて、
一流ブランドさん方のなさっていることを
初めてしっかり見ることが出来るようになり、
すごいなと思うことが色々あります。
付加価値がどうして生まれてくるのか?
についても考えさせられます。
そして、
プロダクトのお値段と
仕上がりについてのアレコレを思います。
*
フィレンツェへお仕事で行った際に、
フィレンツェ・スタイルの
ジュエリーを扱う学校見学をさせていただきました。
そこで、
伝統を守ることの難しさや
雇うことの大変さを垣間みて来たのですが、
そういう中で各ブランドさんが
一定レベル以上のプロダクトを
生産し続けるということの「背後にある努力」を考えると、
尊敬せざるを得ないことが沢山あるのです。
*
こないだの記事に書きましたが、
わたしは今回お財布を新調しました!
今回はルイ・ヴィトンさんです。
去年大尊敬するアーティストの
草間彌生さんの作品をプロダクト展開なさってから、
(欲しかったのは、これ。「無限の網」!
でも物欲過ぎて…贅沢過ぎて…買えなかった・涙)
すごい!と思っていたのです。
*
ルイ・ヴィトンさんが
初めて村上隆さんの作品を展開された辺から
この人達普通じゃないなあ…と
感じてはいたのですが、
草間彌生さんのプロダクトを出された時には、
すご過ぎる!と思って。
気持ちは尊敬に変わりました(笑)。
*
初めて買ったお財布の、
箱の中に入っていたのが、
写真の小さなブックレットでした。
これを読んで、
ファンでいらっしゃる方がいっぱいの
理由が…少し解った気がしたのです。
伝える努力って、
本当に大事、ということ。
*
もちろん、
これだけではないと思います。
物の良さを見抜く目がまだまだ育っていないのでは?
と感じるような(ゴメンナサイ!)
若い子達でも欲しいと思えること、
買わせてもらえることを考えると、
接客の質も考えさせられます。
もちろん日本は今のところまだまだ
ブランド大国でもあるので、
同じであることへの安心感からの購入や、
諸々のマーケティング目線からの
理由はあると思いますが…。
それにしても!
*
まだまだ足りていないことが
いっぱいあるんだなあ…。
と思いました。
まだまだ、
Holly heal としてお伝えしたいことが
いっぱいあることにも気がつきました。
事業展開を真剣に考えても、
例えば商標登録ひとつとっても高価なので、
やることが多過ぎて、
予算も追いつかなくて、
目が回りそうなのだけれど。
他の誰でもない、
自分の描いた夢なのだから、がんばりたいなあ…
と改めて思うのでした。
*
そうそう!
大分くたびれてますが
このロエベの長財布。
(上記の写真は新品なので綺麗ですが
わたしのはもっと使い込まれています)、
もし欲しい方がいらっしゃっいましたら、
お譲りいたします(笑)。
info☆hollyheal.com(☆を@に)
*
Holly heal のお客さま優先ですので、
ご購入歴のある方は、その旨も添えてくださいね!
着払いで発送します。
また今回は、
お譲りする方をお選びさせていただきます♪
当選者さんには、
発送日時のご連絡を差し上げたいと思います。
締め切りは、2/10(月)中です。
*
一流ブランドって、…奥深いです。
憧れを生み出すって、
すごいエネルギーだなあと感心するばかりです。
先は長いです…(笑)!
ストーン・コンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか
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