2014/07/01

腹を立てられるなら元気なのだ・2




















読みたい人がいるかどうか
かなり怪しいものですが…(笑)。

本当に
本気でやりたいことは叶うという

体験のシェアでもあるので、
読みたい方のために、

昨日の続きです。

 *

ちょうど昨日で
お約束の2ヶ月が終了。

酷い「横やり」も今回ばかりは入らず、
やっと予定調和しました!

精神力要りますね。

でも、
久しぶりのオンタイムです。

すごい達成感です。

 *

4月。

42歳のお誕生日前は本当に大変でした。

病状の悪化で、

入院か投薬か、
とお医者さんに言われる状況を

「帰ります!」と
精神力でくぐり抜けました。

 *

両親同伴で言った病院で、

「あなた自分が
普通の状況じゃないのは判っていますよね?」

と言われて
お部屋で倒れているのに、

フラッフラなのをおして、
歩いて電車で移動です。

どれだけの精神力なんだと思います(笑)。

 *

「あなたが居るから(心配だから)行かない」
と言い出した母を、

一生に一度しかない
「祖父の7回忌」に参加させるために、

相当な無理をして、
(空港では車椅子でゲートをくぐり

飛行機の中では中央席を空けていただいて
横になって移動)

母の実家のある北海道稚内へ同行。

(ここ…何で??変じゃない?
と思うところです・笑)

 *

冗談じゃない!!と思ったのです。

そんな大切なことをわたしが居たから
行けなかったと思われること自体が。

それはわたしを大切に思うから
側に居たいのではなくて、

心配だからです。

ここで詳しい説明は省きますが
心配というのは、

きちんと原因を見ていくと
相手のことではなくて、

自分の中にある
不安について言っていることが殆ど。

 *

それで納得する
両親も変だとは思うのですが、

そういう親であることは理解の範疇でした。

 *

東京へ戻った後、
すぐに両親と同居の再開は難しいと判断して

歩いては倒れるみたいな状況の中、

親と親戚を説得して、
羽田から1人大阪へ移動しました。

 *

結局、

入院と同じ状況を仮想的に作れる
環境を考えた時に、

ある種のリトリートを避けていくと

「24h の丁寧な対応」という視点で探すと
高級ホテルだけが思いつく唯一の選択肢でした。

実は、あのホテルステイは、

自分を守るために
自分が出来る

その時の最善であり、
やむなしの選択でした。

 *

最初の場所は
本当に残念だったのだけれど、

その時に診察をしてくださった
近くの内科医さんがとても良い方でした。

とにかくわたしは
長年深い緊張状態を続けていたので、

身体のこともよく解らないし、

「緊張が完全に解けたら
心臓が止まってしまうのではないか?」

という素朴な恐怖が生まれてしまって(笑)!

それに対して

「それは大丈夫ですよ」と、
真っ直ぐ返してくださったのが良かったです。

お友達も1人だけ、

「余程のことをしても
止まらなかったから大丈夫だよ」

と返してくれて、

基本的に
質問にシンプルに答えてくれたのは、

この2人だけでした。

(それにしても、知らないって怖いです!
後日、別のお友達に大笑いされました・笑)

 *

その後移動した、
リッツ大阪さんでの経験

たった4日で、

長年失っていた「自尊心」が回復したのは、
本当に大きな収穫でした。

一生忘れられないです。
大きなターニングポイントです。

 *

リッツさんでのステイが終わる夜、
お友達が来てくれていました。

結局家に戻るのは
まだ精神的な負担が大き過ぎると、

そのまま先輩のお力を拝借して

ホテルステイを
一週間少し延ばすことが出来たのは

本当に幸運だったと思います。

 *

その間にも、
先述のお医者さんで

リッツの方々から
いただいたお手紙をみていただいて、

「入院か薬か」という状況を完全に脱し。

薬も「必要を感じたら来てください」に変化。
これは大きかったです!

 *

わたしは、お医者さんに、

診断が「常に思い込みである可能性」を
ちゃんと知っておいて欲しかった。

そういう冷静さを持つ意味を
知っておいて欲しかったので、

退院後も

とにかくカウンセラーさんには
感じて思うことは

全部正直にお話しして来ました。

お医者さんにも、
正直に断薬も伝え、その後も伝え、

一切の嘘を交えず、
あるままを伝えて来たのです。

わたしが長年求めていた
「証明出来る何か」を

リッツ大阪のスタッフさん方は
くださったのでした。

 *

この時は、本当に、ひと安心でした。

カウンセラーさんからは

「さすがにあなたはもう
あなたの言うところの、

ご両親を助け出そうなんて
思っていないですよね?!」

ということを
急に言われるようになりました。

 *

そして、わたしはやっと

自分にとって
そこで起っている事態が、

「異常事態だ」ということに
気がつけたのでした。

 *

というわけで、更に続きます。


ストーン・コンシェルジュ & 作家 みたけさやか

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