2011/05/19

花の画家 ルドゥーテ「美花選」展
















薔薇を描くことで有名な、
植物画家、ルドゥーテ。

Bunkamura ザ・ミュージアムで、
5月29日(日)から始まる展示があります♪

 *

美術予備校に通っていた頃、
花の細密描写がとても好きでした♪

予備校には3年通ったのですが、

その中で1番褒めてもらったのが、
白い菊の細密描写だったからです(笑)。

 *

白い菊の花の
花びら一枚一枚を、

鉛筆を使って、
画用紙の上に写しとっていく作業。

白いものを黒いもの(鉛筆)で描くというのは、
すごく面白いことです。

頭は白だと認識しているけれど、

その花びら一枚一枚にある
影には、

薄いグレイから濃いグレイまでの
繊細なグラデーションがあるからです。

だから、黒で、白いものが描けるのです。

デッサンは、
影を描いているのです♪

 *

もうひとつは、
省略することです。

細密描写なので、
基本は、そっくりに描くことなのですが、

花びらを全て影で描くのではなく、

ある部分を線にしたり、

ある部分を
斜線のタッチで表現したり。

そこに描き手の感性が現れる。

…ということが、
歳を重ねたことによって解りました(笑)!

 *

ルドゥーテの植物画は、
彼の目と感性が捉えた、植物の姿。

華やかで静か。

見つめるということは、
本当に美しいなあと思います。

 *

ここしばらく、
ルドゥーテ展を気にしていたのですが、

薔薇のアクセサリーを
専門で作っているお友達が、

催事の準備で忙しいという話をくれていたので、
もしかして?と思って訊いてみたら

やっぱり(笑)。

この展示の催事コーナーに
彼女が作品を出品すると言うのでお知らせです♪


ローズデザイナー
竹下なぎさちゃんが、

自作のアクセサリーを出品します♪

 *











これは、彼女から

冬に
作ってもらったイヤリングです♪

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メガネをしていることが多いので、

イヤリングが主張し過ぎると、
顔周りがごちゃごちゃしてしまうため、

好きだけどあまりつけないのが
イヤリング。

これはシックで、
とっても使いやすかったです♪

とても上品です。

そして、ハンドメイド!

(写真が、もう本当に愛情たっぷりなので、
ぜひこちらを見てください!)

写真だと見えないのですが、
小さなシトリンがついているのです♪

冬に相当沢山使っていたので、

お会いした方の中には、
あれだ!って思う方もいらっしゃるでしょうか(笑)。

 *

薔薇のアクセサリーとか柄じゃないしなあと
個人的には思っていたのですが…

なぎさちゃんと会って
おしゃべりをして、

実際に彼女の作ったものを見せていただいたら、

ああこれは、
ひとつ買わせていただこう!と思いました。

この人が作ったものなら欲しいと
思わせる

何か大きな魅力を
彼女自身が持っているのです♪

とても素敵なんですよ(笑)。

その素敵さがちゃんと

ひとつひとつの薔薇に
乗り移ってる感じなんですよね(笑)!

実際にあやかれるというか(笑)♪

 *

さやかちゃんにお届けするのは
緊張するよ~なんて言いながら

届けてくださったのですが(笑)、

花びらの作りに
神経が行き届いていて、

受け取ったら
本当に本当に大事にしたくなりました♪

 *

色んな方に、

実物を見ていただけたら
うれしいです。

期間が7月までなので、
わたしも顔を出そうと思っています♪

 *

彼女から、

「何か一緒にやれたらいいね~♪」と
お話をいただいているので、

ね、ホントに何か一緒に出来たらいいな♪
と思います。

 *


























ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ(1759~1840年)は、
画家としての修業の後フランスへ行き、

ルイ16世王妃マリー=アントワネットの
蒐集室付素描画家の称号を得ます。

フランス革命後、
ナポレオン一世の皇帝妃ジョゼフィーヌなどの庇護のもと、

宮廷画家として王侯貴族や上流階級の人々に

「花のラファエロ」あるいは「バラの画家」と称えられる
植物画家の巨匠として名声と人気を集めました。

生涯にわたり植物画を描き続けたルドゥーテは、
植物学的正確さを踏まえながらも

芸術性を備えた花の姿を描き

その華麗な作品は今なお
世界中の人々に愛され親しまれています。


 *

ご興味のある方は、
5月28日まで前売り券もありますよ(笑)。

展示の終わりには、
なぎさちゃんの愛する薔薇達も、

ぜひ愛でてくださいね♪


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