2012/03/18
アクアマリンのブローチ
急に思い立って、
アクアマリンのブローチを作ってみました。
ちょっと前に美術館で、
designsix LONDON の天然石リングを初めて観て、
(ビーズのものは随分と以前から知っていたのですが、
クリスタルのものは初めて観たのです)
これはすごく可愛い!
と、思いました♪
真似っこを
お商売にするのは絶対にイヤですが(笑)、
このワクワクした感じは
見逃せなくて、
自分が作るとしたらどんな風になるのかな?
という感覚がありました。
じゃあ、
ちょっと気楽に1度やってみよう!と(笑)。
試しに作ってみたのがこれです。
*
美術大学時代に、
基礎課程で
作家さん1人ひとりを題材にして
制作を行う授業があったのですが、
(今回はモンドリアンを勉強して
課題を制作しましょう、みたいな)
わたしほんとに頭が悪くてですね(笑)、
その時、
課題の全く意図が解らなくて
全く消化が出来なかったのです。
あの授業を
今、自分ひとりで
おさらいをしているような気分です(笑)。
*
シャワー台に
クリスタルをテグスで留めていく手法と言えば、
以前ご紹介させていただいた、
MURDERPOLLEN さんの
葯リングが秀逸なのですが、
これはもう
あまりにも完成されていて、
真似しようと言うより、買おう、みたいな感じでした。
*
今回は、ちょっと違う感じだったのです♪
わたしもやってみたい!
というニュアンス。
すぐに
宝石質のアクアマリンのチップが手に入りました。
年末辺りに、
久しぶりにテグスを使って作ってみたくなっていて、
シャワー台も購入済でした。
直径3センチ位の、
ころっとした感じです。
*
やってみると、
個性の違いが見えてくるし、
もっとどうしたいかな?
みたいなことが見えてきます。
微妙なグラデーションは計算に入れるんだ、わたしは。
とか、
結構隙間を、
縦方向に詰め込んでいくんだな、わたしは。
とか。
すごく面白いです。
出来上がって、
あじさいみたいでかわいいな~と思って、
それはそれでうれしいのですが、
自分でデザインしたものとは
当然言い切れないから(笑)、
どこか物足りない部分が出ます。
自分の中で「完成」を言うには、
後、何をやりたいと思うの?
みたいなこととか。
そういうのが面白いですよね♪
*
それにしても、
アクアマリン。
「自分の信じるところをやる」
という感覚が
久しぶりに戻ってきたかなあ…と感じています。
ここしばらく辛かったり、
迷いが多かったり、
決め切れなくてしんどかったり、
色々していて、
まだしているんですが…(笑)、
でもちょっとずつ前進はしている感じです。
*
アクアマリンも含め、
ベリルというのは
なんかこう
意識の高いところ、
みたいな印象があります。
妥協といった概念が、
あんまりないというか。
もっと高く、もっと広く、という感じでしょうか。
身体の意識が高まってくると、
(疲れた~、とか、お腹が空く~、みたいな感覚のある状態)
ベリルの世界って、
結構
精神力の要る世界観だなあ…と思います。
やっぱり緊張感高いですよね。
この手のクリスタルって。
*
わたしは身体がそんなに丈夫でもなく、
それを理由に
鍛えることもサボっていたので、
そもそもは、
気力で持たせてしまうタイプです(笑)。
でも、全てを
気力で何とかするんじゃなくて、
身体の力も
ちゃんと蓄えた上で、
気力を使う。
となった時の、
パワフルさってあるなあ…と最近感じるようになりました。
*
今回のアクアマリンの再訪は、
身体あってのアクアマリンという感じです。
現実を引き起こすための、
信念みたいなものがあるとしたら、
それはアクアマリンの領域からやってくるかな…と
なんとなく思う、と言うか。
*
何を言ってるんだ(笑)、わたしは。
…作ることへの意欲が
高まっている感じなのですよね。
*
通常オーダーの制作の合間には、
kuna の伊藤真由美さんへの
プレゼント交換用に、
いつもと違った制作もさせていただいています♪
ではでは、
制作に戻ります。
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