2012/05/05

ヒーラーと名乗るならば















すごく基本的なことなのですが、

あんまりだなあと思うので、
おこがましいと思いつつ書くことにしました。



ヒーラーを名乗るならば、
自分を癒すことが先です。

人を助けることも、癒すことも

基本的には出来ないし
難しいことなのだ。

と、思い知ることだと思うんです。



自分よりも先を行っている人を、
癒すのは難しいことが多い

ということも良く知っておくことです。

相手に対して
個人的な感情がわく場合は、

切り離しの
余程出来る人でない限りは、

基本的にクライアントにすることは難しいことが多いです。



自分の力量を見誤ると、
相手を追い詰めることになります。



これは本当にあることなので、
気をつけて欲しいです。

それが怖いと少しでも思うなら、
ヒーラーを名乗るにはまだ早いのだと知ることです。



力のある人は、

この人をヒーリングするのは
今の自分には無理だ、

ということを

きちんと把握しますし、
はっきりクライアントにも伝えられます。



自分の内側をクリアに見つめること。

それを
しっかり出来ることが大事だと思います。

そうじゃない場合、

結局クライアントを依存させるか、
クライアントを追い詰めることになります。



とにかく自分を癒すことです。

癒やし手に回りたいと思う人の多くは、

自分が癒やされたいことの
裏返しであることが多いのです。



そして

自分を癒している「途中である」事を
常に意識にあげておくことです。

常にあげておくのが難しかったら、

危ないので、
他者に関わるのは早いと思います。

まだ早いと知って、
止めておく事だと思います。



基本的に、

その時の自分に見合う人が
クライアントとして関わってくるので、

大丈夫だといえば大丈夫なのですが(笑)、

でも本気であればある程、

時に成長の起爆剤として、

必ず大きな失態が起こりうる相手に出くわすので、

自分のためにも、
注意をして欲しいと思います。



わたしはあんまり

何かを否定したり、
人を脅かすようなことは言いたくはないのですが、

癒し手のポジションに自分を収めるならば、
ヒーラーを名乗るならば、

本当に気をつけて欲しいなと思います。



ヒーラー的な職業の人に、

クライアントとして関わる際は、

能力ではなく、

人間性を確かめて欲しいと思います。



能力に対して
人は大きなものを求めすぎる傾向があると感じています。

能力は、
能力があるだけです。

例えば、オーラが見えるみたいなことがありますが、

見えてもその色彩の意味を
読み解けなければ意味は殆どありません。

周囲が綺麗に見えるな~位なことです。

能力があることと、

能力を扱える人間性が伴っているかどうかは
別の話。



友達づきあいと同じです。

人として付き合える人を選んで欲しいです。

他人としての距離感を
きちんと保てることも大事かなと思います。

最も大事なのは
人間性ではないかなあ…と思っています。



相手が能力者だということで、

1度会っただけの人に、
信頼を置き過ぎる人も居ます。

それは危ういことだと思います。

自分の考えよりも、
能力のある人の言う事を鵜呑みにする人も居ます。

それも相当危ういことです。

能力があろうとなかろうと、
他人が言うことです。

「内容を吟味して、判断をするのは自分だ」という事を
しっかり基軸におくことが大事だと思います。



エネルギーという
世界の見え方はありますし、

能力もある人にはあると、

わたしは自分の経験と実感として感じるものはあるのですが、

それは情報量の違いであって、
それ以上の何ものでもないと思います。

そんなものなくても
立派な人は立派だし、

人間として豊かな人はいっぱいいらっしゃいます。



ヒーラーだろうと能力者だろうと、
それはいわば肩書きです。

肩書きを名乗る人は、
自分の今の能力の限界をしっかり見つめること。

関わりたい人は、

自己判断できるだけの

ゆとりをもって、
相対することだと思います。


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