2012/05/05
ヒーラーと名乗るならば
すごく基本的なことなのですが、
あんまりだなあと思うので、
おこがましいと思いつつ書くことにしました。
*
ヒーラーを名乗るならば、
自分を癒すことが先です。
人を助けることも、癒すことも
基本的には出来ないし
難しいことなのだ。
と、思い知ることだと思うんです。
*
自分よりも先を行っている人を、
癒すのは難しいことが多い
ということも良く知っておくことです。
相手に対して
個人的な感情がわく場合は、
切り離しの
余程出来る人でない限りは、
基本的にクライアントにすることは難しいことが多いです。
*
自分の力量を見誤ると、
相手を追い詰めることになります。
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これは本当にあることなので、
気をつけて欲しいです。
それが怖いと少しでも思うなら、
ヒーラーを名乗るにはまだ早いのだと知ることです。
*
力のある人は、
この人をヒーリングするのは
今の自分には無理だ、
ということを
きちんと把握しますし、
はっきりクライアントにも伝えられます。
*
自分の内側をクリアに見つめること。
それを
しっかり出来ることが大事だと思います。
そうじゃない場合、
結局クライアントを依存させるか、
クライアントを追い詰めることになります。
*
とにかく自分を癒すことです。
癒やし手に回りたいと思う人の多くは、
自分が癒やされたいことの
裏返しであることが多いのです。
*
そして
自分を癒している「途中である」事を
常に意識にあげておくことです。
常にあげておくのが難しかったら、
危ないので、
他者に関わるのは早いと思います。
まだ早いと知って、
止めておく事だと思います。
*
基本的に、
その時の自分に見合う人が
クライアントとして関わってくるので、
大丈夫だといえば大丈夫なのですが(笑)、
でも本気であればある程、
時に成長の起爆剤として、
必ず大きな失態が起こりうる相手に出くわすので、
自分のためにも、
注意をして欲しいと思います。
*
わたしはあんまり
何かを否定したり、
人を脅かすようなことは言いたくはないのですが、
癒し手のポジションに自分を収めるならば、
ヒーラーを名乗るならば、
本当に気をつけて欲しいなと思います。
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ヒーラー的な職業の人に、
クライアントとして関わる際は、
能力ではなく、
人間性を確かめて欲しいと思います。
*
能力に対して
人は大きなものを求めすぎる傾向があると感じています。
能力は、
能力があるだけです。
例えば、オーラが見えるみたいなことがありますが、
見えてもその色彩の意味を
読み解けなければ意味は殆どありません。
周囲が綺麗に見えるな~位なことです。
能力があることと、
能力を扱える人間性が伴っているかどうかは
別の話。
*
友達づきあいと同じです。
人として付き合える人を選んで欲しいです。
他人としての距離感を
きちんと保てることも大事かなと思います。
最も大事なのは
人間性ではないかなあ…と思っています。
*
相手が能力者だということで、
1度会っただけの人に、
信頼を置き過ぎる人も居ます。
それは危ういことだと思います。
自分の考えよりも、
能力のある人の言う事を鵜呑みにする人も居ます。
それも相当危ういことです。
能力があろうとなかろうと、
他人が言うことです。
「内容を吟味して、判断をするのは自分だ」という事を
しっかり基軸におくことが大事だと思います。
*
エネルギーという
世界の見え方はありますし、
能力もある人にはあると、
わたしは自分の経験と実感として感じるものはあるのですが、
それは情報量の違いであって、
それ以上の何ものでもないと思います。
そんなものなくても
立派な人は立派だし、
人間として豊かな人はいっぱいいらっしゃいます。
*
ヒーラーだろうと能力者だろうと、
それはいわば肩書きです。
肩書きを名乗る人は、
自分の今の能力の限界をしっかり見つめること。
関わりたい人は、
自己判断できるだけの
ゆとりをもって、
相対することだと思います。
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