2012/05/18
武蔵野美術大学さまでの講演
キャリア関連の授業を担当されている
常見陽平先生のお誘いで、
武蔵野美術大学さんの
1、2年生を対象にした授業で
講演をさせていただきました♪
ありがとうございました。
楽しかったです♪
*
常見くんは、リクルート時代の後輩で、
彼の1年目から知っています。
このBlog にも時々写真が登場していますよね♪
わたしをメンターだ、
姉のようだと慕ってくれていて、
病後ほぼ働けなくて
月収3万の殆どが治療費に消えていた頃から
いつも美味しいものをご馳走してくれます♪
後輩におごられっぱなしなんて、
ホントにわたしは酷い先輩ですが、
喜んでご馳走になっています(笑)!
*
去年名古屋では
当時の後輩仲間である、
東海じゃらん編集長の
原田邦昭くんにもご馳走になったりしていて、
後輩が偉くなると楽しくていいなあ~!
と、思ったりしています(笑)。
*
常見くんは、就職活動、働くこと関連の執筆が有名です。
彼の初めての小説、
『就活の神さま~自信のなかったボクを納得内定に導いた22の教え~』
は、非常に本質的で、素晴らしい本でした!
就職活動を始めるにあたって、
Holly heal の青木も読んだのですが、
「面白かったよ!!」と話していました。
就職のことだと思って読むと、
それだけだと思いますが、
ここで語られていることは、
本当に生きていく上で大切な基本的なことだと感じています。
とってもいい本なので、
気になる方がいたらぜひ。
働く事を改めて考えさせてもくれる本です♪
*
この日も、
常見くんは大忙し。
ゲスト・コメンテーターとして
授業の直前に電話でのラジオ出演をこなしたり、
今彼は、
大学院生でもあるので、
自分の授業や研究と、講師、更にメインの執筆と
ものすごい忙しい筈なのに、
隙間隙間で素早く仕事をしつつ、
これをありがたいと言えるメンタリティは本当に立派だし、
こういうの、
リクルートのDNA かもなあと
古巣に思いを馳せたりしました。
*
この日もほんのちょっとした
想定外があったのですが、
「嘆く前に、冷静さを保って次の選択肢を探す」
「妥協ラインを検証し、行けそうなら決断実行する」
「その渦中においても相手を気遣う」
というプロセスを目の当たりにして、
ああ、やっぱり「仕事の基礎体力」が鍛えられている人は違うな。
と後輩を誇りに思ったのでした。
それって同時に「人間力」ですからね♪
*
授業は、結構広い講義室で行われました。
いやはや、緊張しました!
終わった直後に
いただいたアンケートを読ませていただきながら
足が震えちゃって(笑)。
講演中は夢中なので緊張を押さえ込めるのですが、
終わるとどっと来ます(笑)。
*
わたしは学生時代に、
恩師、
秋山孝先生のおかげで、
沢山の社会人の先輩方の
特別講義を聴かせていただきました。
それは本当に社会に出るにあたっての
素晴らしい時間でした。
秋山先生は、
本音&単刀直入な方だったので、
学生は不勉強過ぎる、
担当教員が社会で何を行っている人なのかもきちんと知らない、
社会を知らなさ過ぎる、
と言ったこともおっしゃっていて、
ホント、その通りだなあ…と思って
当時聞かせていただいていました。
*
わたしがそもそも
株式会社リクルートに応募したのは、
秋山先生の授業の中で知り合った
クリエイションギャラリーG8、
ガーディアンガーデン、の開設者でいらっしゃる
大迫修三さんとの出会いがあったからです!
(大迫さんは、今、JAGDA の事務局長をなさっています)
大迫さん他、先輩方から伺った話は、
どれも本当に為になりました。
*
当時から、
「先輩からいただいたものは、後輩に返すんだよ」
というのは、
多くの方がおっしゃっていました。
「同じように後輩が訪ねてきたら、
話を聴いてやってね、それがボクへのお礼だから」
という先輩もいらっしゃいました。
武蔵野美術大学さんでの講演は、
こういう思いがあってお受けしたものです。
先輩方への恩返しをさせていただけて、
本当にうれしかったです!
すごくうれしかったですし、
同時に。
先輩方のお気持ちも知りました。
学生さんに話を聴いてもらうって、
こちらがいただくものも沢山あるのだ、ということ。
わたしは先輩にお返しできるものが何もないと思って、
本当にショックを受けて、
結果を出そう、出して、お礼を言いに行こう!と
必死にがんばってきたのですが、
ああ、そんなに力まなくても良かったんだ。
先輩はその時間の中で、
ちゃんと受け取ってくださって居たんだ。
ということが実感となったのです。
*
明るい表情で
目の前に立ってくれることだけでも、
なんてうれしいことなんだろう!と思います。
「色々もやもやしていたことがスッキリしました!」
「お話面白かったです!」
とか、ああ、うれしいなあ…と思いました♪
*
最後は常見くんのご配慮もあって、
タクシーに待っていただいて、
学生さんからの
アンケートを全部読ませていただきました!
わたしはもう、
夢中でしゃべっているので、
筋道とか何もないのですが、
こんなに伝えたいことが伝わるんだなあ…と思って、
とってもうれしかったです♪
受け取ってくださってありがとうございます。
*
社会経験がない分、
素直に聴けるところってあるのだと思うし、
やっぱりその素直さは歳をとればとる程、
宝になっていくものだから、
素直に人の話を聴ける気持ち、
ずっと大事にして欲しいなあって思いました。
*
あんなに拍手をいただいたのは、
多摩美の学生会会長時代に
スピーチをして以来かも知れません(笑)。
話に耳を傾けてくださって、
話を受け取ってくださって、
本当にありがとうございました!
とってもハッピーな気持ちになりました。
*
素敵な時間を提案してくださった
常見陽平くんにも感謝です。
どうもありがとうございました!
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