2013/08/07

超一流を感じた日
























先だって、

Holly heal のお客さまでもある
高林克枝さんに誘っていただいて、

日本元気塾の講演を聴きに行って来ました!

 *

今回おしゃべりをされたのは、

日本を代表する建築家のお1人でいらっしゃる
安藤忠雄さんでした。

良い時間でした!

 *

お話の内容もさることながら、
感じたお人柄が素晴らしかったです。

「暴力」「闘争心」など
使われる言葉は時に乱暴にも聞こえますが、

続く言葉を感じながら伺っていると、

そこには本当に深い

他人に対する、
自分を取り巻く世界に対する、

愛情を感じずにはいられませんでした。

 *

終わって会場を離れ
一息ついた時に、

「彼はなんて愛を持って
後人を育てようとされているのだろうか!!」

という鳥肌の立つような感覚がありました。

それに対して、

「彼の渡そうとされていたバトンを受け取りたい!」
「受け取れる人になりたい!」

という想いを強く抱きました。

 *

超一流とは…と思います。

 *

明日は安藤さんの講演!
とfacebook でおしゃべりすると、

お友達からコメントがつきました。

彼は今、仕事の傍ら再び大学の門を叩き、
建築を学んでいて、

うらやましい!と声をかけてくれていたので、

安藤忠雄さんのサイン会に乗じて
本を一冊プレゼントすることにしました♪

せっかくだからわたしも読ませてもらおうと思って、
買った一冊がこれ。

しごとを作る 私の履歴書』です。

 *

面白かったです。

仕事について、子どもの教育について、
社会について、未来について、ふたつの震災について、

トピックは様々ですが、

背後にある彼自身のものの考え方や、
そこから垣間見える生き方、捉え方。

それらは、大変、本質的なものでした。

 *

安藤忠雄さんの「光の教会」は、
わたしにとって長年の憧れなのですが、

その最小限で
全てを表現しうる発想の陰には、

やはり深い洞察と実現のための努力、

当り前と言われていることをひとつひとつ取り組んで行かれる
粘り強さみたいなものがあって、

だからなのだなあ…と。

そして、その過程で、妥協せず、

可能な限り自分の専門家としての感覚を働かせながら、
周囲の意見を聴く姿勢を崩さず、

合意しながら、
長年かけて作り上げていかれるのだなあと。

金額も金額ですし、
それを任されて、耐えうる力というのもすごい。

 *

わたしは、
建築は素人なので、

想像でしかありませんが、

こうやってちょっと想像しただけでも、

彼の言葉の背後に隠されている現実のボリュームは、
…すごいです。

 *

ちょっと話が飛びますが。

先だって、
就職活動時に知り合って以来、

今だおつき合いくださっている
藤井良彦さんから、

(彼は、某広告代理店の大分偉い人をされながら、
音楽活動をずーっとなさっています。彼もすごい方です!)

「きみは、表現者としては一流だと思うよ。
そのポイントは二点。自分に妥協なく表現できてること。
それが、ストレートに誰かに伝わってること。
ミリオンセラーの作品でも、
誰もホントの意味で救えなかったら、
どんなに金は稼げても、いい作品じゃないし、
時と共に忘れられちゃうよ。」

とお話しをいただきました。

もちろん感動で肌が泡立つ程に
うれしかったです!

 *

大学生の頃に出会った、

デザイン界でご活躍なさっている
素晴らしい先輩方と出会って以来、

ずっとずっと「一流」を目指して来ました。

彼らのように物事を捉え、語り、
カタチ作れるようになりたかった!

だから

感動して、
ボーゼンとなりました。

世の中に、
わたしを一流と思ってくださる方が存在する!

本当に本当にうれしいし、
ありがたいことです。

 *

でもその途端に気づかされた、
超一流の世界。

あの視点から全てを語る方々と
おしゃべりが出来たらどんなに楽しいだろう!

と思います。

専門分野への造詣の深さ、
興味関心の幅広さ、世界に通用する力。

人間関係、生き方、学ぶことは様々ありそうです。

そのための経験を積みたいし、
そのための努力をしたい。

次は「超一流」を目指したいです♪

 *

安藤忠雄さんの拠点も、大阪。
近年大阪にとてもご縁があるのが不思議です。

表参道ヒルズも
安藤忠雄さんが手がけられたものだと知って、

改めて感じに行ってこようと思っています。

(ちなみにあそこは、
音響も非常に面白く作られています♪
場所によって届いている音が違うのに、
気がつかれていましたか?)

 *

話が脱線して来たので
この辺で。

素敵な一日をお過ごしくださいね!


ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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