2013/08/31

アンサー:バランスペンダントに18Kを使う理由

























久しぶりにご質問をいただきました!
ありがとうございます♪


自分を整えるペンダント、
意味があり18金にするとおっしゃってましたが、
その理由が知りたいです。

もしも無理ならば我慢します。

 *

ご質問はいつでも大歓迎ですので、

どうぞ最初から
我慢の前提を作られないでください(笑)!

いつでもお気軽にどうぞ。
大歓迎です。

 *

さて、

バランスペンダントに18K を使う理由ですが、

それは18Kが、
安定した金属だからです。

18K は、
変化に強いのです。

 *

金の純度が高く柔らか過ぎると、
細かい細工はし難くなります。

そして純度が下がると、
他の金属の不安定性が表に出やすくなり、

酸化しやすくなったり
変色が起こりやすくなったりします。

18K は、強度と変色など

変化への耐性が
大変優れている状態のものだと言えます。

安定した存在。

それが使う理由です♪

 *

自分自身が変化していく時に、

いつも変わらないでいてくれる存在が身近にあることは、
とてもサポートになります。

いつも変わらぬ距離で見守ってくれるお友達が、
何よりの宝であるのと同じようなことです♪

 *

「バランスを取れるようになる」
というのは

自分自身の中に、

「基準点を見出だす」
ということでもあります。

 *

今はこの辺を基準にやってみよう!
という

自分の中の
ある一定の基準値を作ることなのです♪

1度決めてやってみる訳です。

まずやり始めてみて、

具合が悪いところは
そこで初めて調整に入ります。

ひとます決めて始めないことには、
中々いい按配を見つけるのは難しいからです。

 *

例えば、

ブランコはこぐ人によって
大きくも小さくも振り幅を決められますが、

最後は、いつも同じ位置に戻ります。

そこに戻っていけるようになると、
どれだけ振り幅があっても、

安心感がありますよね。

人によっては45度に近い位、
アクロバティックにこぎますし、

人によっては
足をついてフラフラ揺れる程度だったり。

その時々の自分の許容範囲に合わせて
好きなだけ振り幅を変えられる。

だからブランコは誰でも扱えるのです。

 *

この基準点を自分の中に作るよ!
という前提において、

安定しているものが軸に入っていることは、
サポートになります。

何故なら…「安定」という意味で
この貴金属は象徴的ですよね?

 *

金で言えば、

他に、24K、22K、14K、10Kあたりがポピュラーですが、
これは合金の割合です。

金は「24分率」で表示されています。

これは、金が
どのような割合で混ぜられているのかを表示しているもの。

24K というのは混ぜ物の無い金、
つまり純金のことです。

金の延べ棒(金塊)などはもちろん純金。

「18K」は日本で最も一般的で、

配合率は金が75パーセント、
それ以外の金属が25パーセントを含む

金の合金をいいます。

ちなみに、その「18K」のうちの
25パーセントにあたる金属のことを割り金といいます。

この割り金を変えることで、
イエロー、ホワイト、ピンクなど、様々な発色が作られるのです。

上記「24分率」の表示以外にも、
1000分率の品質表示もよく見かけます。

特にイタリアを中心としたヨーロッパや、
ISO規格準拠のゴールドには、この表記がよく用いられます。

その場合、18K なら「750」と表示されます。

 *

「純粋であること」だけが素晴らしいでしょうか?

混ざり物があるからこそ、
良いことはあるよなあ、と思ったりします。

18K のことを考えるとそれをすごく強く感じます。

 *

わたし達人間も、
混ざり物があった方がいいような気がします。

その方が何倍も「豊か」だからです。

金が、
混ざり物によって金色以外になり

わたし達の感性を楽しませてくれるように、

わたし達人間もまた、
混ざり物によって

より豊かになりますよね♪

 *

18K を使う理由。

こんなところで
ご質問へのお答えになっておりますでしょうか?

不明点などあったらまたいつでも
気楽にご質問くださいね!

素敵な毎日をお過ごしください。


ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家 みたけさやか

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