虹のある空を前に

感情を動かす
不思議なものがいくつかあるのですが、

虹もそのひとつ。

どうしてこれを観ると、
何か希望的な気持ちがわき上がるのか？

本当に不思議です（笑）。

　＊

仕事と遊びがごっちゃになった話題とは言え、

お友達２人と会って、
心置きなくおしゃべりする休日を過ごし、

帰りの電車ホームで
ばったり出くわした虹でした。

ああ、良いことがある！
と、思いました（笑）。

　＊

結局大事なのは意識付け、と言うか。
状況に何を観るかを決めるということだと言うか。

　＊

その日はにわか雨も降っていたのだけど、
そこに着眼しても、

ああ、今日もついてない！
と思った人も世の中にはきっと居たのだろうし、

雨が降ったから
相手に傘を差し出すことで思いやりを発揮出来たな〜！

気分いいな、という人も居ただろうし、

今の雨で、ちょっと嫌な気分も流れたな〜、
なんて人も居たのではないかと…（笑）。

出来事そのものには意味はなくて、

意味を見出だしているのは、
やっぱりその人その人なんじゃないかな？

ということを思います。

　＊

だとしたら、
心の中は整え方次第？

　＊

わたしの仕事への捉え方が大きく変わった、
大きなキッカケは、

病気をして、社会の一線から離れ、

わたしが社長で何も出来ない＝収入ゼロ円ですよ！
どうしましょう？！

となったことに始まる気がします。

　＊

ゼロ円が、
３万円になった時のありがたさ。

出来ないのでは？という恐怖（不安ではなく）が、
やってみたら出来た時の、

させていただけることがある、ということへの感謝。

出来ることをやらせていただけることの
ありがたさ。

それが稼ぎに繋がる＝生きて行く糧になることへの感謝。

誰かが観てくれていることへの感謝。
情報をくださることへの感謝。

ありがたいなあ。
ありがたいなあ。

と、日々が積み上がって行ったのです。

　＊

出来ることはこれしかなかった。
やってみたら綺麗と言ってもらえた。

買ってもらえた。

お客さまが見つからない時は
お友達がサポートしてくれた。

続けさせてもらえた。

もっとがんばりたいと思ったら
情報をくださる方がいた。

がんばったら気に入ってくださる方がいた。

そうやって、
小さな火種を感謝と共に、

大事に大事に育てて来た気がします。

　＊

本当は、

世界は前から
ずっとこうだった筈です。

わたしが、こうは捉えられなかっただけ。

　＊

そうやってみると、
日々に虹を見られるかどうかは、

ホント、
自分次第だなって思うのでした。


ストーンコンシェルジュ & アクセサリー作家　みたけさやか