2016/06/02

心の空き地に何を建てよう?




















日曜日に定例の糸を購入しつつ。
ふと観ると空地でした。

 *

2014年。
2015年から2016年のあたまにかけてと、

入院などして。

考えたり、
振り返ったりする時間が

山のようにありました。

わんわん泣いたり、
日記や手紙を書きまくったり。

ひたすら基礎練習をしたり、
歩いたり。

時に人に話したり、
泣いているところを寄り添ってもらったりも。

あれは、
心の浄化と呼ばれるものの

具体的なアプローチだったと思います。

 *

そうやって暇に任せて

オブシディアンと向き合うように
心の整理が出来てくると思うのは、

自分の幼さへの反省。

結構本気で恥ずかしいなと思いますし、
よくここまで書いて来たなあとも思います。

 *

この歳で
子どもを持たないというのは、

幼さを維持しやすい部分は
あるのかも知れませんが、

それにしても!

ああ、幼かったなあ…と思う日々。

恥ずかしいなあ
何しているんだろうなあ…と思う日々でもあります。

 *

でもそうやって、

ひとしきり見つめた自分の在り方の
残骸みたいなものをお片付けしてゆくと。

心に空地が出来てくるのを感じます。

そして、
風向きが変わるのも感じます。

 *

何だろうこれは?
と思います。

 *

今までこだわって、
苦しくて許せなくて捨てたくて、

でもそう出来なかったもの。

「自分に対して辛くあたるものへの愛」
みたいなもの。

それをもう!!!もう無理だから!!!
というところで手放して。

そうしたら。

そこに静けさとぽかんとした空地が生まれ、
徐々に草が生えて来て、

新しい人達とそこで出会ったり、

これまでの人達と新しい関係が生まれたり、
離れていく人達が居たりもして。

でも。

あるのは感謝と
いくばくかの後悔と残像だけなのです。

 *

言葉にならないことばかりです(笑)。

 *

空地に何を建てましょうね?


今日も素敵な一日をお過ごしください。


ストーン・テラー / アクセサリー作家
みたけさやか

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