2016/06/07

つらい時は話をしよう




















受けとめてもらうことって、
とっても大事なことだなあと思います。

受けとめるって、すごく抽象的なことだけれど。

話して、
理解してもらったり、
肯定してもらったり、
否定しないで居てもらうことかなと思います。

 *

突き詰めれば、

安易な肯定が欲しい訳でも、
何かへの否定が欲しい訳でもなくて。

「そうだったんだねえ」ということを、

他者との間にも、
事実として持っていたいだけなのかもなと思います。

自分が、それでも今生きていて、
前を向こうとあがいているのを知ってもらいたいような。

なかったことには、しない。
そうしたいような。

 *

話しているうちに、

他者からの違う視点を知り得て、
気がつかなかった見方や考え方に触れて、

気持ちを切り替えて行けることって、
実は沢山あるように思います。

 *

誤解されることがこわくて
話せなかった時代もあったのだけど、

誤解は深呼吸をして訂正すればいいよね、と
いつの間にか思うようになりました。

あんまりにもつらい時は、
どの道言葉にもならず話せないのだから。

つらかったんですよねと
さみしく笑って話せるうちは、

話してしまえと思います。

 *

暗闇は、最もその人らしい
エッセンスが詰まっている宝箱みたいなもの。

オニキスのように
シャッターで取り囲んだハートの奥には、

笑顔と涙の素がわんさか溜まっていることもあります。

つらさを知るからこそ、
よろこびの価値が高まるのも事実だったりして。

両方あった方が
人生は明らかに豊かなのですよね。

 *

つらい時に、安心して話せる人を
人生に何人持てるだろう?

その人はきっと、
最高にうれしい時にも話せる人なのだろうと思います。

 *

素敵な毎日をお過ごしください。


ストーン・テラー / アクセサリー作家
みたけさやか

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