2016/06/03
作ることの不思議
フラメンコのレッスンクラスは、
初歩の初歩です。
わたしは覚えが本当に悪いので、
一生懸命やるのですが。
1度間違った癖がついてしまうと、
直すのにも、
ものすごい混乱が伴います。
*
先日は途方もなく出来なくてですね。
しかも癖がついてしまっていてですね。
口惜しくて口惜しくて、
どーんと落ち込んだのです!
*
前の日もショックでした。
せっかくお仕事を早く切り上げて、
ワクワク向かった展示会があったのですが。
そもそも迷子になりやすい自分が、
初めて1人でバスを乗り換えるというのは難易度が高く。
時間内に辿り着けなくてですね。
これも本当に落ち込みました。
八つ当たりで、
バスが大きらいになるかと思いました。
*
でも、どちらも。
作ることが気持ちを助けてくれました。
*
写真の糸は、
レッスンの帰りに、
口惜しさをテーマに糸選びしたものです。
自分がその日抱えていた
「出来なくて口惜しい」その気持ちを
色とテクスチャーに置き換えて。
*
まずは、感じるままに選び、
「うわ、酷い色合いだな」というところから、
始めました。
ああ、でもこういう色での表現も出来る。
こうも出来る。
あ、そうしたらこの色はなくてもいい。
みたいに。
そうして仕上がった糸玉は、
いつになく綺麗でした。
まるで白鳥の湖。
スワンと
ブラックスワンみたいだと思いました。
*
作ることは不思議です。
心が癒されます。
*
あなたには、
涙の代わりになるものはありますか?
今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。
ストーン・テラー / アクセサリー作家
みたけさやか
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