2012/02/29
スマッジングウォーター
夏に(ご紹介が遅くなりました!)、
スマッジングウォーターをオーダーくださった
お客さまから、
感想をいただいておりましたので
ご紹介します。
ありがとうございます♪
こんにちは。
スマッジングウォーター、早々にお送りいただきまして
ありがとうございました。
ご連絡とお振込みが遅くなりまして、申し訳ございません。
先程、お振込みさせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
今朝、さやかさんを思い出しながら
これから銀行に行こうとお化粧している最中に(笑)、
郵便やさんがチャイムを鳴らしてくれました。
可愛いクリスタルまで頂戴して、とてもとても幸せです。
大好きになりました。大切にしますネ。
スマッジングウォーター、本当に綺麗になります!
ビックリしました。
早速、綺麗になったクリスタルたちを記念撮影をしましたので、
送らせていただきます。
ステラビームの上に、いただいたクリスタルがいます^^
(手前のアクアマリンと、ステラビームは
S.A.さんのところから、いただきました。
バッチフラワーレメディの認定をいただいて活動しようと思っているところ、
さくらさんに背中を押していただきました)
いつも、さやかさんの思いはお優しくて、人を包み込むようで、
本当にほっこりします。
どうぞ、いつまでもこのまま変わらずに
活動されて下さいね。
ブログはRSSに登録して、日々拝見しております。^^
本当に暑いので、くれぐれもご自愛下さいませ。
宇宙一杯の感謝と共に。
かしこ
R.S.
*
ありがとうございます!
S.A.ちゃんには、
わたしもよく背中を押してもらっています♪
彼女の扱うクリスタルは、
どどーんと構えている感じがあって、
その揺るがない確かな感覚に元気をもらいます。
*
スマッジングウォーターは、
本当に綺麗になりますよね♪
お写真までありがとうございました!
ちっちゃな
パキスタン産のクリアクォーツは、
ものすごく澄んだ気の良い日に、
お日さまに当ててパワーチャージしたものです。
ちょっとしたお礼にと、時折
お客さまにお送りさせていただいてきました!
好評でしたので、
今月末で、
在庫がなくなったので、
またいいものが見つかった時には
仕入れてこようかな?
と思っています。
春になったらまた山梨の山小屋にも行きますし、
森林浴させたいな、なんて思います。
*
スマッジングウォーターですが、
かれこれ10年程、
クリスタルと密接に関わってきている中で見つけた、
どれよりも
秀逸だなと感じています!
お部屋の空気が澱んだなという感覚になったり、
ちょっとリフレッシュしたいな~という時にも、
空間に対してシュッとひと吹きすると、
気持ち良いですよ♪
*
あと…、
ほっこりしていただけているとのこと、
本当にありがとうございます。
実際のところは…(笑)。
Holly heal を続けさせていただく上での
想いが行き過ぎて、
身近な人は
大変な目に合っているかも知れません(笑)。
それについては、
否定も肯定も両方あって時にしんどくもあります。
全員をほっこりさせるのは
どうにも難しいことなのだなあ…というところで、
非常にお恥ずかしい限りです。
*
Blog 開始当初より、
ずっと読んでくださっていて、
時に、
記事に救われたとも書いてくださった
S. さん。
本当にありがとうございます!
うれしかったです。
*
自分を奮い立たせたり、
見つめ直す何かがあるとしたら、
それは案外、
自分に直接向けられた言葉よりも、
他人の背中なのではないか?
という気持ちがどこかにあります。
余りにも知らない人に
クリスタルを頼むというのは、
勇気が要り過ぎるなあ…と思い、
ちょっとでも安心していただくためには、
ちょっとでも信頼していただくためには、
毎日すごく素直に書き連ねていくことかな…、
ということから始まったこのBlog 。
そんな風に読んでいただけて、
ありがたいなと思いました。
現在、18万3500ページビュー位と
大したアクセスではないのですが、
読んでくださる方がいらっしゃる以上、
これからも可能な限り、
大切に続けて行きたいな、と思っています♪
*
明日から3月ですね!
早過ぎます(笑)。
昨日ふた月分の発送を終えて、
今日は久しぶりの休日でした♪
明日からまた、わくわく作りたいなと思います。
みなさんも素敵な3月をお迎えくださいね!
2012/02/28
喜んでもらおうよ
ほんのちょっと前を振り返ると、
今は、
なんだか、
夢のようだなあ…と思います。
未来なんて全部なくなってしまったように感じて
手帳が買えなかったり、
退院してまもなくは、
入るお金が殆どなく、
使うことも怖く思えて、
巨大なショッピングセンターが虚しく思えたこと。
意識が変わると世の中の見え方は
こんなにも変わる、
という経験をしました。
*
でも、毎日。
明日は今日になり、
今日は明日から今日になり。
お友達が美味しいものを食べさせてくれたり(笑)、
それなりに笑えることも楽しいこともいっぱいあって、
くじけて倒れるかと思う時は、
助けてくれる人を必死で探し、
気持ちを補強しながら
出来ることを少しずつ増やしてきました。
そうした結果、
こうやって社会性を取り戻し始めていることは、
本当に幸せだなあと思います♪
ありがたいなあ…、
うれしいなあ…、
と思います。
*
1度、
そういう意味での「社会」から離れたので、
他人事として、
社会を見つめ直す時間が取れたのは、
本当にいいことでした!
改めて「仕事」について考えるために、
コンディションが安定し始めた
一昨年位から、
関連した本を読み始めていました。
*
天職についていらっしゃるなあと感じる方の本を読んだり、
「働く」について書かれたものを読んだり、
自分にとっての仕事ってどんなことなのかな?
というのを見つめ直していました。
そして、
趣味的レベルから、
お仕事としての社会的昇華が始まったこともあり、
ここしばらくは、
Holly heal をどうやっていこうかな?
どうしたら喜んでもらえるんだろう?
何を提供できるだろう?
みたいなことも真剣に考えていました。
*
求めると、必ずふとしたところに答えがやってきますね!
*
日曜日に新聞で、
「仕事力」について書かれた
糸井重里さんの記事を読みました。!
思わず新聞から切り抜いてしまいました。
WEB 上にも掲載がありましたので、
ここにリンクしておきます。
*
抜粋してしまうと、
言葉のニュアンスが掴みづらくなってしまうと思うのですが、
締めの言葉には感動しました。
「世間が考えるようないいことをしているのが
素敵な自分なんじゃなくて
喜ぶ人の顔を思い浮かべていきいきしているのが
素敵な自分だと思う。
それがあなたの仕事なんですよね。」
*
Holly heal を通して
ぼんやりと掴み始めていた「お仕事」のカタチが、
ふわっと心に着地した感じがしました。
*
学生時代に観た、
有楽町西武の太い柱に貼られていた
ウディ・アレンが和服でお習字を持っている
「おいしい生活」のポスターが
今でも、ものすごく印象に残っています。
糸井さんの「文字の力」は
昔からすごいなあと思います。
*
Holly heal として
アクセサリーのお仕事を始める前に、
「素敵なお仕事ですね」
「続けてください」
なんて言われたことは
1度もなかった気がします。
これは何だろう?と思います。
*
喜んでもらう人についても
色々考えていたのですが、
喜んでもらうのは
お客さまだけじゃないんだな、
お手伝いしてくださる方々にも
喜んでいただけるように、
と、まで。
考えられたらもっといいな。
とこの記事を読ませていただいて思いました。
その為には
どうしたらいいのかな?
ということを考え始めています。
*
あと、この新聞の連載のバックナンバーに、
コシノジュンコさんの記事
「素の自分が分かれば、折れない」があるのですが、
これも本当に素晴らしい内容なので、
よかったらぜひ。
*
引き合いに出すのは余りにも恐れ多いですが(笑)!
Holly heal として試みていることに
とても通じる記事内容でした。
励みになりました。
毎日生活をしていたら、
必ず何かを生み出しているのが人間なので、
そういう意味で、
全ての人が読む意味のある
記事かも知れないなって思います♪
*
あと、
西原理恵子さんのこの記事も素晴らしいです。
全て読むと、
彼女独特の言い回しなので、
毒気が強いですが(笑)、
お話なさっていることは、
すごく本当のことだと思いました。
*
春も近づいていますし、
自分に必要な栄養を探しては取り入れて、
ちっちゃくてもいいから、
きれいな花を咲かせたいなと思います。
2012/02/27
感謝を込めて
お仕事のメールの返信を、
先だってさせていただきました。
お仕事ではもちろん、
それ以外の内容で50~80通と、
毎日メールされている方も世の中にはいらっしゃるので(笑)、
それに比べたらなんて遅いんだ…と思うのですが。
ひとつひとつ丁寧に読ませていただくと、
お返事もゆっくりになってしまいます。
諸々遅れてしまって
大変申し訳ありませんでした!
*
お休みをいただくことへの了承や、
体調を心配してくださった方々からのメールは
何十通にもなっていて、
個別にお返事を差し上げることが難しく、
今は制作を優先させていただくことにしました。
メールをくださった
みなさま、
本当にありがとうございました!
*
対面オーダーにて承りました
タイアップのリングやバングル
以外の、
制作は
終わりましたので、
発送させていただきますね!
*
1月納品予定だった
みなさまには、
ブラジル産の
アメジストクラスターを
お礼に同封させていただきました♪
ブラジルのクォーツ系は、
透明で明るい印象が特徴です。
ピンときたものをチョイスして
送らせていただいています。
楽しんでいただけたらうれしいです!
*
あ、あと。
対面オーダーは、
どんどん好評をいただいています(笑)!
毎回、みなさんから
とっても長いお礼メールをいただいておりまして、
本当に感謝の気持ちです。
一体どうしてなんだろう…?と思う程です!
ありがとうございます♪
「もっとやってください!」とお話くださった
お客さまもいらっしゃるので、
4月から回数を増やそうか、どうしようか?
と思っているところです。
作品や、対面オーダー、イベントについては、
いただいている言葉のご紹介や
レポートのアップが追いついておらず。
この辺りもちょっとずつご紹介できる方向で、
進めたいなあと思っています♪
*
引き続きご覧いただけたら
うれしく思います♪
2012/02/25
ほどほどに
光の中で、
その輝きは目立たないけれど、
暗闇の中で、
その輝きは大げさに目立つ。
*
とってもきつい時は、
輝いているものが本当に明るく感じるものだけど、
ちょっとホッとしてもう一度見つめたら、
あれ?
と思う位のこともあります。
*
自分が今、
落ち込んでるのか、
元気なのかは、
知っていた方がいいかもな、と思うのです。
それは、
いいとかわるいとかを、
判断するためではなくて、
暗闇から見ると、
明るいものは、輝いて見えるよ、
感覚が極端に動きやすいよ、
ということを知るために。
*
そういう時の
輝きへの感動を止めるのは無理なので(笑)、
「感動そのものは味わうのがいい」のだけど、
今ちょっと特別感動しやすくなってるだろうな、
と、
どこか自分でも
知っておくことが大事かな、
なんて思います。
*
ちなみに、
落ち込んでいる時の、
センシティブな感性も
案外素敵かなあ…と、最近思うことがあります。
わたしはリハビリの初期に、
写真を随分撮っていたのですが、
当時の写真は本当に素敵です(笑)。
暗闇から観た美しさは、
本当に全てが際立っていて、
あれはあの時だけの美しさでした。
それに、
落ち込み方を紐解くと、
本当に自分らしさ全開です(笑)。
そういう時に、
わたしってこういう人なのか!
と気がつくこともあります。
(案外大したことないな~みたいなね・笑)
まあ、自分の
どーしよーもない感じに、
絶望したり、復活したりしながら、
ちょっとずつ階段を上ってみたり降りてみたり。
自分や他人に腹をたててみたり、
色々するというか(笑)。
*
深刻さの裏側には、
笑いが待っている気がします。
固いから
曲げたらバキッと折れると思っていたスプーンが、
指先だけでぐにゃぐにゃ~っと曲がりよじれることも
起こりうるということ。
可能性に開いているだけで、
楽になることって案外あるかなと思います。
*
なんだか訳の判らない文章ですが、
今日はこのへんで。
明日も素敵な一日をお過ごしくださいね!
2012/02/24
自己評価をあげていく
他者評価が急激にあがってくると、
戸惑います。
自己評価の変更が追いつかない部分があって、
居心地が悪くなります(笑)。
評価があがる時、
一方で評価が下がります。
振り子の幅が広がる感じなので、
怖いな…という気持ちがやってきます。
いかに自分が、
他者評価を気にしていたかを思い知らされます。
*
謙虚さと、
自己評価の低さは、
別のことですよね!
低い自己評価のままでは、
現実的にやっていくのが難しい局面もあります。
上過ぎず、下過ぎず、
自分の位置を把握するのは結構難しいなと思います。
*
それで、いい塩梅がなかなか見つけられずに
緊張しているわけなのですが(笑)、
わーい、評価高くなってきてうれしいな~♪
と、素直にいかない自分が
ホントに面倒くさいです(笑)。
*
自分の周囲が
ある程度決まった意識の人達で固まっていれば、
それに対して、
上下を決めるのは簡単です。
基本的に、
上だけを見ていたら、
まだまだなことは本当に多いので、
あ、下だな、というのは簡単に認識できます(笑)。
わたしの場合、これは、
「あそこまで行きたい!」という欲求を生み出すので、
努力することを喚起してくれます♪
でも、下を認識するのは、すごく難しいです。
そして、
自分の中にある矛盾を感じて、
悩みます(笑)。
*
小さい頃から、
ART の世界で教育を受けたことが
関係しているのかも知れません。
それぞれに良さがある。
という世界の中で
上下を決めるのは
殆ど不可能だということ。
一方で、
評価軸は、
それが相対評価であろうと絶対評価であろうと、
大概、上下を決めるということ。
それも、
突き詰めると、
「誰かの基準」において。
*
「なんでもありだ」というのは、
ある見方をすると
非常に本質的で、
道理にかなっているのですが、
非常に誤解も多い表現かも知れません。
この視点で物事を考えている、
スーパーフラットな意識状態の人は少数派かなあと。
(そして、この意識状態においても、人格は存在するので、
やっぱりある程度のバイアスはかかるのが自然ですし)
*
主観から判断していいなら、それはこうである。
という視点は、
わたしも持っているのですが、
それを表に出すと、
日本ではすごく反発を受けるケースも多い、
とよく聴きます。
ただ…(笑)、
わたしの周囲では、
「だから日本では気をつけないといけないなって思った」
と言う日本人も多いので(笑)、
どこまで意見を主張することを
ネガティブに受け止める人がいるのかな?
というのは非常に疑問だったりします。
案外少数派の意見だったりするのかな、とも感じます。
*
独りよがりにならずに、
自己評価を見つめることって、
なんだか難しいな~って思います。
評価が上がってくるのは
基本的にうれしいことですが、
急激に変わってくると、やっぱり怖いです。
*
なんだかよく判らなくなってきましたが(笑)。
*
大体、
すっごく寂しいですよね。
「自分はダメなんだ」と自分に言い聞かせて
毎日を過ごしているなんて!
*
わたしはわたしのままでいいんだな。
結構、悪くないじゃん。
いいところもあるね。
ということ(笑)。
それを認めるのが
こんなに難しくなってる自分って、
何なんだろうな?
と思います。
2012/02/23
アンサー:ペットへのお守りクリスタル
ご質問をいただきました!
ありがとうございます。
こんにちは。お元気になられたみたいでよかったです。
ちょっとお聞きしたい事があるのですが、
私の飼っている犬が病気になりまして、
もうすぐ11歳とだんだん高齢になるのですが、
何かお守りになる石を首に着けてあげたいと思っているのですが、
何かいいものがあるでしょうか?
*
動物の子達へのお守りについては、
意味があるのかないのか、
わたしの中でも見解がボンヤリとしています。
わたし自身がペットとして飼っていたのは、
フェレット2匹ですが、
彼らにクリスタルを与えても
なんだかポカーンとされていたのを思い出します!
*
2匹とも、晩年は病気を患っていましたので、
色々と試してみたのですが、
ケージの中に、
タンブルを置くと蹴っ飛ばしていましたし(笑)、
ケージの上に原石を置いても、
なんじゃこりゃ?!といった風な顔つきでした(笑)。
*
以前、
ワンちゃんが病気になって
ということで、
お母さんである飼い主さんと、
ペットの子で
お揃いのクリスタルを身につける
という
プレゼントを作らせていただいたことがあります。
この時は、
ワンちゃんの病状が回復し、
飼い主さん共々とても元気になられたようで、
とてもうれしかったのを覚えています。
*
ワンちゃんの病気について、
心を痛めていらっしゃったお母さんへは
ローズクォーツの原石をプレゼントしたのですが、
「ワンちゃんにも同じクリスタルを!」という
彼女のお友達からのオーダーで、
ワンちゃん用に、
ローズクォーツの
ミニチャームを作らせていただきました。
もちろんワンちゃんは
病院で治療を受けられていたので、
クリスタルがどう作用したかは、
検証の難しいところです。
*
こういう時、
お守りを持った方がいいのは、
実は、飼い主さんの方なのではないかな?
ということを
自分のしたペットの看病の経験から思います。
ペットが病気になった時
飼い主の方が辛いこともある、
というところを見落としてはいけないかも。
と思うのです。
*
病気のフェレット2匹については、
自分の気持ち(主観)から
彼らを観るのではなく(心理投影を避けて)、
とにかく観察をしていたのですが、
案外
淡々としていたように思います。
調子のいい日は遊んで、
痛い時は立ち止まって、
嫌なことをされたら啼いて、
しんどい日は休んでいました。
動物の子達というのは、
ものすごく「今」を生きているものなのだなあ…と
感心したのを覚えています。
ご飯も食べられる時に食べていましたし、
酷く弱ってくると、
美味しいものなら食べるようになっていました。
*
今思うと、
独りで看病をし続けた
わたしの方が余程参っていました。
*
亡くなる寸前まで、
飼い主を心配しているかのように、
がんばって生きようとするペットの子達も多いと聴きます。
*
そういう色々なことを想像すると、
クリスタルのお守りを
ペットに与えることによって救われるのは、
実は「飼い主さんの気持ち」なのではないか?
ということを思ってしまうのです。
*
病気の子達への一番の薬は、
いつも通り目の前で笑ってくれる
飼い主さんの心の感覚なのではないかなあ?と
何となく、そう思います。
そして、それは
本当に力が要るだろうことも、
経験的に想像できます。
だから、
むしろ飼い主さんが、
自分の気持ちを安定させるためのクリスタルを
持つことをおススメしたいな、と。
そこは、
確実に意識に作用することがありますから、
意味はあると言い切れます。
*
リフレッシュのニュアンスを持ったもの、
穏やかさや
優しさのニュアンスを持ったもの、
時に、
ぐっと腹を据えて力を加えるような
ニュアンスを持ったものを。
プレナイト、
ローズクォーツ、
ブルーやピンクのカルセドニー、
ロードライトガーネット。
心が疲れてきたら、
ロードクロサイトもおススメします。
*
どうしてもペットの子にも、
と思う時は、
ローズクォーツや、セレスタイトは
ピンときます。
でも、
正直。
ペットの子達への
一番のお守りは、
飼い主さんの
豊かな優しさなのではないかなと思います。
*
こんな感じで
お応えになっておりますでしょうか?
ご質問がありましたら、
またいつでもメールをくださいね!
*
明日も素敵な一日をお過ごしください。
2012/02/20
リンネル4月号とご報告
宝島社さんの「リンネル」4月号、
昨日発売になりました!
*
140-141p. に
Holly heal new life の占星術コラボシリーズが
2点掲載になりました!
全くお会いしたことのない方から
オファーいただけるのって、
なんだかすごくうれしかったです。
本当にありがとうございます♪
*
この占星術コラボシリーズについて、
どこにもご案内をしていなかったという事実に、
先日ふと気が付きました…!
余裕がないと言うか…、
なんだか抜けているのです…(笑)。
*
Holly heal は、通常
お客さまのお名前の響きから
クリスタルをお選びすることをさせていただいています♪
Holly heal new life と、
Holly heal wacca がお選びいただけるのですが、
レディメイド(完成品)を作るにあたって、
どうしたら沢山の方に楽しんでいただける
クリスタル選びが出来るかな?
というのを真剣に考えました。
*
Holly heal wacca は、
沢山の種類を1点モノでお作りするのが楽しいかな?と
比較的簡単に決まったのですが、
問題は、
Holly heal new life 。
どうしようか~?うーん?!となった時に、
お友達に占星術を勉強している(&教えている)人が
何人かいるのを思い出しました!
「星のエネルギーを上手に受け取って、
日常が楽しくパワーアップするようなクリスタルで
作るのは楽しいかも!」
というコンセプトで始まったのが、
Holly heal new life の占星術コラボシリーズなのです。
*
星読みは、
ELLE online のスターブログで連載を持っている、
drybaby の
志村香織ちゃんにお願いしています♪
彼女の星読みは、
言葉が洗練されていて非常に解りやすいです。
*
Holly heal new life の
春夏の星模様に対応する作品達は、
コチラです♪
今回リンネルさんに掲載になった2点以外にも、
春夏の星のエネルギーを上手に使うのにいいな!と
Holly heal としておススメのアクセサリー達が
掲載になっています。
良かったらご覧くださいね!
*
それから、
大阪の、阪急うめだ本店さんBlog に
新しい記事が掲載になっています♪
田村さん(&アクセソワールのみなさま)
本当にありがとうございます!
*
それからそれから…
大尊敬する河井真奈さんのご好意で、
Holly heal は
ファッションショーデビューもさせていただきました!
ランウェイデビューなんて、
夢にも思わなかったというか…
伺った時は、
びっくりして声も出ませんでした!
*
VOGUE さんのBlog にさりげなく写っているのが、
Holly heal for me です。
パラソル写真のところで、黄色×生成りのモデルさんが
身に着けているネックレスです。
STOKKE (ストッケ)さんのショーの
詳細は、こちらが詳しかったです!
ノルウェー大使館のBlog でも紹介されていました。
*
Holly heal for me は、現在
清里のてんつくりんさんにてお取り扱いがあります。
133粒のチェコビーズを繋いだ作品なのですが、
ノット(結び目)には魔法が宿る、
と言われていて、
身につける方の幸せを願って作らせていただいています。
2本のシルク糸、
6種類のビーズ、
133粒(1+3+3=7)のビーズ、
というところからくる数秘術的な意味合い
「愛を受け取る神秘」、
という隠れメッセージも潜んでいるネックレスなのです(笑)♪
アジャスターについているひと粒のクリアクォーツには、
心を洗い流すという意味もあります。
心を洗い流して、愛を受け取ってね、という♪
そんなメッセージ。
まだ1点モノだった頃の作品もお持ちだと思いますので、
気になる方がいらっしゃいましたら、
お問い合わせしてみてください!
丁寧に対応してくださると思います♪
*
大阪での展示販売風景のご報告もまだですし、
諸々、追ってご報告させてください!
明日も素敵な1日をお過ごしくださいね!
2012/02/18
結晶会議・13
久しぶりの結晶会議♪
*
昨年9月に12回目をやってから
お互いにバタバタが続いてしまい、
4ヶ月も間をあけてしまいました!
でも4ヶ月もあると、
お互いに色々と経験を重ねているというか(笑)!
お互いに、
黒いクリスタルとオパールに
意識を向けていたのも興味深かったですし、
実に内容の濃い13回目となりました♪
*
今回話題に上ったのは、
黒いクリスタル(ブラックスキャポライト、オブシディアン)、
オパール(メキシコ、ブルー、ホワイトファイヤー)、
スギライトあたりでした。
*
特に黒いクリスタルについては
内容が深過ぎて(笑)、
Blog で具体的に、
おおっぴらにシェアするのもな~
という内容でした!
*
結論から言うと、
黒いクリスタルに興味関心が出た時は、
じっくり取り組んでみるべし!
ということでしょうか(笑)。
ブラックボックスは、
常に得体の知れないものですが、
みほちゃんの話を聴かせてもらっていても、
わたし自身の経験を踏まえた上でも、
それは間違いなく「宝の箱」だと思います♪
*
お互いに最初は、
「黒いクリスタルってあんまり好きじゃない」
という印象だったことも、
面白いなあと思いました。
*
ブラックスキャポライトは、
上等のサングラスのように美しく透過した黒です。
キラキラや、反射も美しいので、
とっつきやすさがあるように感じました♪
真っ暗闇は怖いけれど、
光っていたり、キラキラがあることが判ると、
ちょっと安心して見つめられるというか。
みほちゃんは、
これに意識を向け始めてから、
最終的に
白と黒が反転するような体験をしています(笑)。
なんか抽象的に言うと
意味不明なんですが、
「この人どうしてこうなんだろう?!もうやだ!」
みたいなことが、
実は、
「自分が相手をそういう立場にしていたんだ!」
という気づきに至る、というような体験。
*
わたしは一昨年位から、
レインボーオブシディアンが本当に気がかりでした。
漆黒の闇に表れた虹。
どうも自分の恋愛のパターンに
レインボーオブシディアンが関わっている感じがするのです。
その時々に好きな人を
クリスタルに置き換えて考えると、
レインボーオブシディアンっぽい人が多かったのです!
*
身に着けたいとかそういう気分ではないのですが、
ものすごく真剣に考えていた頃、
沢山のレインボーオブシディアンの丸玉に出会っていて、
その印象が強く頭に残っていました。
それをずーっと意識して、
考え続けていたのですよね(笑)。
*
わたしも白と黒が反転するような気持ちを味わいました。
相手に観ていたオブシディアンは、
わたしの中にあるオブシディアンなんじゃないの?!
という転換。
自分はすっかり白いつもりでいたけれど、
その黒いのも自分だったんじゃないの?という…。
これには目からウロコというか、
あ、なんだ…そうだったんだ~!
というか。
*
どうも恋愛にパターンがあるので
薄々気づいてはいましたが、
それにしても(笑)。
救い出せていない自分自身の暗闇を相手に投影して
そうやって関係性を作っていたと思うと、
なんだかな~と思います。
ある意味当然
愛おしいわけなんですよね。
そこには自分の暗闇を観ているわけですから♪
*
暗闇から引き上げて、
汚れを落として、
お日さまの下に干したら、
なんだかすごい素敵なものだったりするんですよ。
その暗闇の中身って(笑)。
豊かさそのものだったりするなと(笑)。
*
わたしは
オブシディアンって、
すごいいいな~と今は思っていて、
先日ハマダヨーコさん方のされていたイベント
love4you の福袋でも
オブシディアンを引き当てていた位なのです(笑)。
*
オブシディアンは、すごく面白いです♪
ホントに全ては自分次第なんだなあ…という
そんな感じがします。
*
オパールのことも
スギライトのことも書こうかなと思ったのですが、
なんだか気持ちがいっぱいなので
このへんで。
2012/02/17
re:du(リデュ)@東京駅
東京駅のecute 。
サウスコート内の「イベントスペース彩」にて、
re:du さんの
期間限定ショップが始まると言うことで、
先日、
代表の
大方知子さんからご案内をいただきました。
*
わたしは、
株式会社たまごさんの取り組みは
本当に素晴らしいなあと思っていて、
re:du さんのファンです♪
*
初めて
re:du さんの製品を
手にとらせていただいたのは、
二子玉川にある
eyeco sense ででしたが、
第一印象は「高いなあ」でした(笑)。
でも。
気になって仕方がなかったのです!
ある日勢いで購入し(笑)、
調べてみたら
ただの可愛いアクセサリーではないことが解り、
それが「何か魅力的」と感じる
中身だったのかなと思いました。
*
「社会に貢献し、地域に貢献し、ユーザーに貢献する」
と言った時に、
こんなに可愛いアプローチが可能だったのだなあ…
という衝撃がありました。
*
本当に素晴らしいと思っているので
大切な人達にもシェアがしたいと思い、
大方さんにお願いをさせていただいて、
一点モノのリバーシブルシュシュを
職人さん方にクリスマスにプレゼントさせていただいたりも。
今はスカーフリボンのバッグチャームや
スカーフのカゴバッグが欲しくて(笑)、
お財布の中身が増えないかなあ…と
眺めている感じです(笑)!
*
というわけで、
先日伺って来ました♪
阿佐ヶ谷の直営店で接客をなさっているという
スタッフの方とお話をさせていただいたのですが、
「勉強になることばかりです」
と、しきりにおっしゃっていました。
こういう風に、
スタッフの方から言っていただけるって、
大方さんのお力なのでしょうね。
それはとっても
素敵なことだなあ…と思いました。
*
わたしも自分のお仕事を少しお話しすると、
「一緒にがんばりましょう♪」と
ちっちゃな握りこぶしを作ってくださって、
なんだか元気をいただいてしまいました。
*
ちなみに、
re:du さんに出会ってから、わたしは
着なくなったお洋服を
リサイクルに回すようになりました。
お洋服を買う時も、
吟味の時間が多くなった気がします。
「大切にする」って
言葉で聞くとそれだけなのですが、
ひとつ実行された形を知ると、
ぐんと理解が進みますね。
意識を向けると、
行動も変わりますよね♪
*
会期は、3月4日(日)までだそうです♪
カラフルで、
どこか温かみのある製品ばかりなので、
東京駅にお立ち寄りの際は、
ぜひ見に行ってみてください。
おススメです♪
2012/02/16
制作
作ることについて考えていました。
*
わたしの家は、
父がデザイナー、
母が絵と工作教室の先生(TV・雑誌にも取り上げられた)で画家、
わたし(グラフィックデザイン科)も
妹(油画科)も美術大学を卒業している。
という家族構成です。
*
小さい頃から
描くことや作ることには親しんでおり、
その評価については、
ちょっと厳しい環境でもありました。
*
学校で作ったものを褒められて帰ってきて
親に見せると、
「もっとこうした方がいいね」
「その程度で満足してるの?」
というような反応が返ってくる環境でした(笑)。
*
美術大学に進むと、
それこそ全国の学校から
いわゆる「絵の上手い」人が集まっていました。
結構広い学食があったのですが、
学食にいる全ての人が、
絵が上手い人だというのは
不思議なことでした。
*
上手いことは当り前。
当然
それ以上が求められているかのようでした。
いかに個性的で在れるか、
いかに自分らしく表現出来るか、
そういうことが常に問われる毎日でした。
*
基礎クラスを担当された教授は、
僕は平等にするつもりはありません。
という人でもありました。
社会の中で、
作って食べていくことの厳しさを
真剣に伝えていらっしゃる方でした。
*
学生がちょっといいものを作っていたら、
教授はその芽を摘んじゃうよ、
こっちはもう社会に出ているわけだから、
それは強いよね、
というお話もなさっていたと記憶しています。
素直に酷い!ともとれましたが、
優しい警告ともとれる内容で、
それは実際モノ作りの世界では、
よくある話でもあります。
言われなければ、
その厳しさを想像することもなかった学生の自分としては、
この先生、
すごく正直だなあ…と思って、
感動すら覚えていました。
*
実際、
様々な教授がいらっしゃいましたが、
わたしが一番怖かったのは、
褒め殺し系の先生でした。
*
また、
わたしは本当に作れない学生だったので、
「キミはプレゼンはいいけど、作品がねえ…」と言われて、
本当にそうだった為(笑)にショック過ぎて、
その後しばらくの間は、
プレゼンテーションの際に
言葉がつなげなくなるという経験もしました。
苦しかったです(笑)。
*
課題は容赦なく次々と出ましたから、
必死に考えて作り続けましたが、
考え過ぎて、
判りにくくなることも多く、
素直に作ることが
全く理解できないまま卒業をしました。
*
わたしは美大時代、
広告クラスをとっていたのですが、
そこで学んだ広告と、
リクルートで
仕事としていただいた「求人広告」は
とても違うものに感じました。
毎晩毎晩、
深夜まで本当に悩みました。
眠る直前まで「求人広告年鑑」を読み、
何故その広告が全国1位をとるのかが、
どうしてもどうしても判らなくて、
涙の出ることもありました。
*
求人広告の効果測定は
とてもシンプルに現れます。
採用数という非常にリアルな数字として、
毎週のように結果が出ますから、
広告としてはとてもシビアでした。
当時の上司は
突然怒鳴るような方でしたので、
ものすごい緊張の中、
毎日を過ごしていました。
*
教えてください!と言った時も、
わたしが何年もかかって
やっと解ったコツを教えるのは嫌だなあ…
と言われたりして(笑)、
教えてもらうことの下手だったわたしには、
もう本当にお手上げでした。
それでも成長をしないと、
高いお金を支払ってくださる
お客さまに対して申し訳ないことになるので、
社内のネットワークを使って、
教えてくださる方を必死で探し、
とにかく教わりに行きました。
これもまた部署では、自分の評判を落としました。
教えたくないと言った人に、
何度も教えを請うのはとても勇気が要るので、
わたしにはそれが殆ど出来なかったのです。
*
その後、
全社コンクールで
全国2位をいただいた時は、
精神的にも、
かなり厳しくなっていましたし、
部署内には褒めてくださる先輩もいなかったので、
あまり喜べませんでした。
自分の何が悪いのかも解らなくて、
とにかく暗い気持ちでいっぱいでした。
どれだけ働いても余裕は全くなくて、
自己肯定感はゼロ。
きっとダメなんだ、
出来ていないんだ。
強迫観念のようでした。
仕事が出来るようになりたい一心で、
目の前のことに必死で取り組んでいました。
*
希望で子会社の
メディアファクトリーに出していただき、
主にアートディレクションの
仕事をさせていただきました。
パッケージや広告、販促物といった
クリエイティブ全般を制作する部署に居たのですが、
この時に初めて、
仕事の面白さに出会えました。
沢山の社外のクリエイターさん方が、
わたしの仕事を
理解してくださったことも大きかったと思います。
*
ただ精神的には
それまでの否定感が限界にまで来ていたので、
追い詰められていたのでしょう。
ある日電車の中で冷汗が出て震えが来て、
立ち上がれなくなって救護室へ運ばれ、
上司と庶務さんが駆けつけてくれて
そのままタクシーで実家へと運ばれました。
*
何で会社に行けなくなるのか解らない。
といった感じで、
実家で療養するには両親の理解が乏しく、
ストレスになってしまったため、
お腹を下して
ヘロヘロになりながら(笑)
一人暮らししていたマンションに戻りました。
空を見ながら
「ああ、お腹の中が空っぽだ…」
なんて思いつつ
ボーっと横になっていたことを思い出します。
*
その後、
何とか職場復帰を果たし、
ようやく仕事が楽しめるようになって来た頃。
リクルートの元の事業部へ戻るように
という辞令が出たのですが、
結果的に退職を選択しました。
*
フリーランサーとして仕事を始めましたが、
今思えば無駄なプライドばかりが高くて、
本当に使えなかったと思います。
ありがたいことにお仕事はいただけていましたが、
大きなクライアントさんの
お仕事を定期的に引き受けさせていただいて、
とてもありがたい反面、
目の前のことに必死になり過ぎました。
常に新規開拓を行うといった基本的な重要さにも
目を向けられない程でした。
*
法人にさせていただいたのも、
何かビジョンがあったからではなく、
クライアントさんからお願いされての法人化でした。
*
当時30代前半。
パートナーとの
結婚、出産といった選択肢も頭を過ぎる中、
朝から晩まで
仕事をする日々で、
やっぱり余裕はありませんでした。
フリーランスの世界がとても厳しいことは、
父の仕事を見ていて何となく知っていました。
代わりの人がいくらでも居る事も、
自分がADとして沢山のクリエイターさんと関わる中で
実感として知っていました。
自分に自信が「全く持てない」と言うことは、
本当に厳しいことだったと思います。
必死でした。
そしてやはり追い詰められていたと思います。
*
そんなわたしには、
30歳前に個展をやりたいという夢があり、
29歳の終わりに
銀座の画廊で実現が出来ました。
駆け出しのフリーランサーとして、
準備の為に1ヶ月仕事を断るのは
どれ程の勇気が要ったことでしょう。
それでも、
決意して取り組むほど、
個展を開くというのは
わたしにとって何かとても大切なことであり、
と、同時に
わたしにとって恐ろしく勇気の要ることで、
命がけの崖っぷち
みたいな気持ちでした。
初めて自分のために、制作をしました。
デザインの仕事は、
「クライアントさんのための制作」であり、
「自分のための制作」とは
到底かけ離れているものなのです。
*
イラストの個展でした。
100人近い人が会場に来てくださいました。
そして大笑いして帰ってくださった方もいらっしゃいました。
わたしはとても真面目なのですが(笑)、
楽しい感覚だって持っている。
それが証明されたかのように感じました。
自分が笑いの感覚を表現出来たことに
あまりにもうれしくて涙さえ出ました。
伝わったことは小さな自己肯定を促してくれました。
本当に本当に、
とてもうれしかったです!
その後、自信をほんの少し持てたのだと思います。
「さや、あれから変わった」と
当時のパートナーから言われました。
*
でも、そのパートナーが
個展の準備期間中に浮気をしていたことが
個展後に発覚しました。
精一杯作ることで取り戻した筈の自信は
ズタズタになりました。
当時のわたしはパートナーに、
自分の存在肯定を
酷く依存していたのです。
*
その後、
彼は心臓が止まってしまいました。
息を吹き返したのですが、
色々あってお別れをしました。
ヘトヘトになりました。
限界でした。
*
翌年。
長年心臓を患っていた
フェレットのずん太が他界。
さらに翌年に、
フェレットの将太も他界しました。
大切なものが全て消えてしまった部屋は、
ものすごく広く静かでした。
そしてわたしは、
その数週間後にバランスを崩し入院をしました。
*
入院中は、
意識が朦朧とする中でも
絵を描いていたようです。
意識がハッキリしてきた時に、
看護師さんがご自身のファイルに挟んでいる
わたしの絵を発見しましたが、
わたしには書いた記憶がありませんでした。
*
スケッチブックを手に入れて、
余りにも辛い時は、
自分を保つために、
泣きながら絵を描いていました。
絵が描けるようになってきた、ということを
初めて実感しました。
*
退院後。
ある意味わたしに残されていたのは、
アクセサリーを作ることだけでした。
*
Holly heal のアクセサリーは、
2004年の10月から
ひっそりと作っていました。
退院してきた時は、
オーダーが3つだけ残っていました。
これはちょっとした賭けと希望でした。
*
3つ作らせていただいて、
3つが受け取っていただけた時、
毎月3つなら、3つなら作れる。
作りたい。
と思いました。
*
そこから
Holly heal new life
が始まりました。
*
こんな風に、
わたしの人生には、
ずっと「作ること」がありました。
作ることが続いている背景には、
作ることが好きだという気持ちはもちろんあります。
でも、単なる楽しさとは、ちょっと違っていたのです。
プロとして制作することは、
尚更、
楽しさとはちょっと違っていたのです。
激しく厳しい世界でした。
*
退院直後。
お友達に買っていただいていた頃の、
Holly heal は
出来ることを
ただ精一杯やることでした。
でも、これは。
両親が
綺麗だ綺麗だと、
褒めてくれました。
驚きの体験でした。
作る度に、
綺麗だ綺麗だ、いい色だ、と褒めてくれました。
*
わたしが
楽しく作れるようになったのは、
ビーズバランスさんで
クラスを受けてからだったように思います。
楽しみのために作る、
すごく上手くなくても
それを褒めてもらう経験は初めてでした。
あらゆる意味で、
キットを作るというのはすごく面白い経験でした。
*
そして清水ヨウコ先生に出会いました。
わたしは、
彼女を、
創作の本質を
ものすごく深く知っていらっしゃる方だと感じています。
その先生が作るものを間近に観て、
質問までさせていただける。
いつでも見せに来てね、と言っていただける。
作る上では、
恐ろしいくらい贅沢なことです。
自分の中で
成長の起爆剤を探していた時期に
本物だと感じられる先生と出会えたことは、
本当にラッキーなことでした。
*
心が、自己表現に目覚めてきました。
作れるものは
まだまだ素人ですが、
作ることが、
やっと解ってきたのです。
*
そして心底ありがたいことに。
Holly heal は、
いつの間にかお仕事になりました。
お友達の枠を超えて、
初めてBlog からオーダーをくださった方とは、
お会いすることも出来ました。
沢山のお客さまが、
心の励みとなり、支えとなり、
そうして今があります。
*
ちょっと前まで
Holly heal について「おしごと」と表記していたのは、
自分が捉えてきた
「仕事」とのギャップを表していました。
*
自己表現という意味で
自分のための制作とは違うのが、
Holly heal の制作です。
*
20代の頃、30代前半のわたしの制作は、
ある意味命を削ることでした。
今は少し違うような気がします。
もっと喜びに溢れたものかも知れません。
*
作ることは楽しいと知り始めた自分が、
「おしごと」と「仕事」の合間で、
いい塩梅の「お仕事」を見い出すのは
いつになるのだろうな…と思います。
2012/02/14
雨の日
雨の日って結構好きです。
世界がほんの少しトーンダウンして、
静かに横たわっている感じがします。
お気に入りの傘が使える日でもあります♪
*
こんな日は特に、
自分と向き合えている感覚を、
とても大切にしたいな…と思います。
創作するには、
最適な精神状態だなあ…なんて思います。
*
誰かから観て素晴らしいことが、
誰かから観たら酷いことにもなる。
それらは自分を見つめ直す、
大切な出会いでもあるので、
聞き流せと言われ続けても、
やっぱりひとつひとつ吟味してしまいます。
こんな時、
頭の中では
思いつく限りの
非難の言葉が駆け巡るので、
この癖、何とかならないかなあ…と思います。
もっと現実だけを見ようよ!
と思います。
*
良し悪しの判断ではなく、
ニュートラルに「自分」で居続けるのは、
本当に力が要るなあ…と思います。
*
Blog 記事が書けていなかった数日も、
お客さまからいただいている
制作をコツコツさせていただいていました。
Holly heal wacca に至っては、
ゴムを通すだけといえば
それまでなのですが(笑)、
これをちゃんと
お客さまのためにさせていただくって、
すごく力の要ることなんですよね。
ちょっと余計なことに意識が飛ぶと、
結ぶ時にゴムが
不思議と切れてしまったりします。
深呼吸してやり直し。
思わず正座になります。
*
メールやお手紙を読ませていただくと、
受け取った際に、
涙が出たとお話くださる方もいらっしゃいます。
お部屋の片づけをしてから封を切ったという方や、
待ち切れなくて持ってきてもらった、とか、
会社で開けたという方も。
どれも、
大切に思ってくださったという
人それぞれの表現なのだなあ…と思って、
言葉を受け取らせていただいています。
*
なんか、
そういうお客さまに対して、
最善を尽くしたいなと思っていて、
それで行き過ぎちゃうところがあるんですよね。
でも、行き過ぎな位やって、初めて
他人には
ちょっと伝わるかな?って、
経験的には
そうも思っているので、
なかなか行き過ぎることを止められないなと(笑)。
行き過ぎることを止めるのは
Holly heal として本当に正しいかな?なんて思って、
なんだかしんみり笑ってしまいます。
*
見るからに
楽しくやれたらいいのに!
とも思います。
なんかすごーい
いっつも真面目に深刻になってしまって、
ここは幼稚園の頃から
本当に変われないなあ…と思います。
*
すごくすごく真面目に取り組んでいると
気づきも発見も沢山ありますから、
それはそれで楽しかったりするので、
仕方もないのですが…(笑)。
幼稚園時代に、
いっつもお花みたいに笑って、
いっぱいのお友達に囲まれていた
女の子が居て、
いいな、って
いつも遠巻きに眺めていたのを思い出します。
*
いつでも
ニコニコ明るく元気なお友達を観ると、
それはそれでもちろん
裏側に大変な努力があるのは知っているので、
すごいなと思います。
憧れる一方で、
わたしがやったら、
とってつけたようになってしまうことも判ります。
そんなのは解る人から観たら、
ひどく滑稽ですし、
そもそもモノを作っているので、
そんなの、一瞬でばれちゃいますから、
しょうがないよな、それは。
と、思っています。
憧れているんですけれどね。
5歳くらいから、
もう35年程の間(笑)!
*
お茶を淹れて、
一息ついたら制作をしたいと思います。
リピートでオーダーくださっている方には、
もしかしたら解っちゃうかも知れないのですが、
なんだかちょっとだけ、
変わったかもしれません。
クリスタルが綺麗です♪
2012/02/13
うれしいこと、かなしいこと
うれしいことと、
かなしいことと、
いっぺんにやってくると、
どうしたものかと思います。
とてもうれしくて、
とてもかなしくて、
出来れば順番にそうっと来て、と思います。
*
言葉って、人を殺せる。
そう感じたのは小学生の頃でした。
だからとても気をつけて
書いてもしゃべってもいるのですが、
それでも
色んな感じ方があって、
色んな解釈があって、
もちろん
文字も含めて
表現は、
読み手に委ねるものなので、
解釈は自由であって構わないのですが、
時々、
ああ…、と思います。
特に文字は。
*
大好き!
も、
大嫌い!
も、
すごく愛しているように言うことも出来るし、
本当に嫌々言うことも出来る。
どっちの言葉も、
文字の意味に逆らうことが出来る。
伝わるのは、言葉にのって、伝わってくる感情。
人は、ロジックより、エモーションに反応しやすい。
そんな気がしています。
*
音がないって、
表情がないって、
大変だなあ…って思います。
*
そして、
言葉は、背景によって、違う意味を持つ。
立ち居地と目線を
揃えることが大事なんだろうなって、
すごく思います。
*
愛と想像力を駆使しても、
解らない時ってあります。
そして想像は想像でしかないので、
やっぱり事実ではないからなあ…と。
色んな考え方の人に相談をして、
想像を手伝ってもらうわけなのですが、
結局どれなのかは、判らない。
それでは何も解らない。
そういう時は
直接質問をするのですが、
答えてもらえたり、もらえなかったりします。
答えてもらえることもあって、
その時は、
本当にありがたく思います。
*
相手の立ち居地が判ると、
初めて起こりうる感情と
それに付随する思考の流れが想像できて、
ああ…と思います。
いつも至らないことばかり、
と思います。
立ち居地が違うことが判れば、
それはすれ違うことも理解出来るので、
ああ…と思います。
*
自分の考えていることだけが正しい!と
もし思えるなら、
きっと楽かなあと思います。
わたしの周囲には、
とてもバリエーション豊かな人達が揃っていて、
考え方も様々です。
その目線から見える世界を教えてもらうと、
世界の見え方が本当に変わるから不思議です。
そうやって怒っていたのか、とか
そうやって許していたのか、とか。
本当に感動的です。
*
自分の考えていることも、
やらせていただいていることも、
それが自分にとって出来る精一杯のことだから、
そうするだけ。
「わたしにはこれが正しい」と言うのは、
相手を知りたいから言うことなのですよね。
それは決して争うためのことではなくて、
理解したいがためのことだったりします。
勇気を持って伝えると、
色んな反応があって、
その反応から、
また一歩相手を理解出来る。
ああ、そこから観ていたら、
わたしは酷い人に見えるだろうな、と解る。
そういう見え方があったのか、と知る。
それは仕方のないことですが、
やっぱり毎回ショックではありますよね。
落ち込みますよね。
*
わたしはお仕事柄もあって、
毎日
お気持ちの綴られたメールを拝読しています。
言葉は同じでも、
表現されていることは本当に違うなあと感じます。
沢山の人とも会って、
時には深い、色んなお話を伺っています。
色んな正しさがあって、
どれにも共感の要素があります。
色んな腹の立て方や、悲しみ方、喜び方があって、
人ってものすごく豊かだなあと感じます。
*
手持ちの札の色を臆せず相手に見せることは、
きっと、
ぶつかることなのだと思います。
嫌われることでもあるのかもしれません。
一方で、
共感を呼ぶことなのだと思います。
好きになってもらうことでもあるのかもしれません。
*
すごく突き詰めていくと、
結局のところ、
自分自身では選べないことなんだなと思います。
さらけ出して、
選んでいただくしかないのだな…
と思います。
*
以前、
悪名高い掲示板で
ものすごく叩かれていた知人や、
尊敬する方が居ました。
それはもう一瞬にして引いてしまうような酷さでした。
これを観てしまった時のご本人のお気持ちや、
きっと親切心でこれを伝えてしまう人がいること。
それを無視するために必要な心の強さ。
それでも自分の正しさ(信念)を貫いていくことの大変さ。
色々なことを想像しました。
そして、深く傷つきました。
*
わたしはその時に決めたのですよね。
もう見ないことにしよう。
*
そして、もうひとつ決めたのですよね。
わたしにはその人への尊敬がある。
本当にすごいと思っている。
わたしが思っているのだから、
だから
発言しよう。
どれだけ素晴らしいと思っているか素直に表現しよう。
わたしは、素晴らしさを語ろう。その感動を語ろう。
わたしだって、
その人の全てを知っているわけじゃない。
知っているのはきっと、
小指の爪の先くらいのことだろうと。
直接何か言われたら
傷つくことも打ちのめされることもきっとある筈だろうと。
これは…、と思うことだって時にはあるし、
でもそれは、
親にだって誰に対しても思うことであって、
その人が特別に何かというわけではないのです。
知人に至っては
わたしもちょっとそれはどうかなと思うことを言われたことも
実際にありました。
でも、その人も自分の中の正しさを精一杯表現していて、
し続けていて。
その勇気は、
どこからやってくるのだろうと思うのです。
わたしにその勇気があるだろうかと思うのです。
*
わたしは2人とも好きだなと。
この、好きだな、というのが
わたしの正しさなんだなと。
*
それから、思います。
ああ…、という
感覚の背景にあるのは、
「わたしもそうだった」という気持ち。
逆の立場の時に、わたしもそうだった。そんなことがあった。
だから、
解る気がする(断言するのは失礼な気がしています)、ということ。
*
いつだって上手く言えないのだけれど、
わたしは結構本気で、
みんなのことが好きなのです。
*
おやすみなさい。
明日も素敵な1日をお過ごしくださいね。
2012/02/09
ありがとうございました
やっと、おとといあたりから
クリスタルに触れられるようになってきました。
お待ちくださっている方々には、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!
毎日10~12時間眠るような生活を
ほぼ3週間続けました。
やっと頭がスッキリしました。
*
今回、お休みをいただいてみて、
「健康が一番、身体が一番大事だよ」
という言葉の意味が、
初めて身に沁みました。
これまで(多分)病状の関係もあって
身体感覚が希薄だったことから、
この言葉が全く理解できなかったのではないかと
やはり思わずにいられません。
*
コンディションが余りにも悪かったら、
笑顔も気遣いも難しいし、
言葉も詰まるし、
それは
Holly heal に関わってくださる方々への
配慮を難しくし、
嫌な気持ちを生み出しやすくし、
結果全てのクオリティも落ちてしまうし、
全く、お客さまのためにならないのですね。
*
自分の中の
満たされた感覚を、
自己責任できちんとキープすることは、
全てにおいて、
基礎となることなのだなあ…と。
なんだか40手前にして
こんな初歩的なことに気がつくなんて、
お恥ずかしい限りです。
*
お客さまに、
受け取っていただけるものを作らせていただくには、
やっぱりわたし自身が、
満たされている必要が本当にあるな、
ということに気がつきました。
*
自分の元気を取り戻すために、
思いつく限りのことを試していたのですが、
小さくても自然の中に身を置くこと、
特別に美味しいものを食べること
(食べた瞬間は落ち込んでいると味も良くわからないのですが、
身体が元気になるのは解るのです)、
フラットに観ていてくれるお友達とお茶をすること、
(助けたいと思っていない人の方が、結果的に不思議と助かる)
思う存分意見交換すること、
(わたしはこう思うな、ということを伝えていると自分が戻ってくる)
知らないことを教えてもらうこと、
(世界が大きいことが見えてくると、なんだかうれしい)
真摯に生きている人の本を読むこと、
好きな映画を観ること、
気に入った音楽を聴くこと、
ART に触れること、
(命を分けてもらっている感じがします)
それ以外にも、
ちっちゃなことで恥ずかしいけれど
悩みの種を伝えてみることや、
自分より圧倒的に出来る方々にお話を伺って、
改めて自分と向き合って色々と至らない部分を感じること、
あと、
人が一生懸命取り組んだんだなあと感じられる手仕事モノを
買わせていただいたり、
メールや手紙やプレゼント(どれも相手の温かなお気持ち)を
受け取らせていただくこと。
そういうのが、
自分にとって元気の源であることが判ってきました。
こういうのをここまで真剣に探したこともなかったので、
すごくいい経験となりました。
*
ちなみに、映画。
元気な時は、
「THIS IS IT」や「ココ・シャネル」のように、
観ていて自分の甘さを追い込んでいくようなものが
元気の元になるのですが、
(出来ていないことがまだまだ沢山あるというのは、
成長出来る可能性のあることなので)
元気が余りにもない時は、
こういう映画は観ていると辛くなると判明(笑)!
「恋する惑星」とか、「プラダを来た悪魔」が
効きました(笑)。
*
ちゃんと健康を守っていけないなんて、
わたしは本当に
自立出来ていないんだなあ…と実感します。
非常に恥ずかしいです。
ご迷惑をおかけしてしまい、
大変申し訳ありません。
*
まだまだこれから、
初めてやらせていただくことが続くので、
時には、
やり過ぎてしまうかも知れないなあと思いつつ、
(一度はやり切ってみないと、
自分の力量を把握するのが難しいのです)
今回の反省を通して、
改めて自分のペースを探りながら、
取り組みたいと思います。
*
今回、
待ちますとお話くださった
お客さまが圧倒的に多くて…
そして、
ご理解をくださる
お客さまに対してだからこそ、
心底申し訳なく思いました。
キャンセルのお申し出をくださった
お客さまに対しては、
ご縁をくださったことに対して、
お応え出来なかったことを非常に申し訳なく思っています。
大変申し訳ございませんでした!
真摯に反省をして
今後取り組んでまいります。
*
おとといから、
制作を再開し、
今月分の仕入れも開始しています。
クリスタルの輝きが、
心に鮮烈です。
心を込めてお作りします。
*
長いお休みをいただけましたこと、
本当に感謝しております。
どうもありがとうございました!
引き続き精進いたします。
言霊
悪い方へ行かないように。
ではなく、
いい方へ向かうように。
そう、心に願うことが
意外と大切かなと思っています。
*
悪い方へ行かないように、
と頭の中で考える時に、
意識は「悪いこと」を想定しています。
その時、
意識は「いいこと」を想定してはいないのです。
*
引き寄せの法則を
ちょっぴり思い出してみてください(笑)!
ここでは、
「意識したことが叶う」と言います。
*
だから、
いい方へ向かうように。
心では、そう願います。
*
そうすると、
「何がいい方向なのか?」を
自然と考え始める筈です♪
*
いい人、
いい関係、
いい人生。
沢山言葉はありますが、
案外中身が
空っぽなことってありませんか?
逆に、
悪い、とつく時に、
しっかりしたイメージを
思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
自分が普段、
どちらにエネルギーを多く割いているのか、
ちょっと見つめてみるといいかも知れません♪
イメージのわき易い方が、
割いているエネルギーが
多いということなのではないかな?
と、思います。
*
言葉を大切にすると、
意識は変わってくる。
わたしの実感値です。
2012/02/08
趣味とお仕事の違い
昨年の11月。
株式会社猿楽庁(←糸井重里さんによる命名)代表の
橋本徹さんと
おしゃべりをしてきました♪
*
rooms に出させていただいてから、
周囲の反応が随分変わった!
という話をさせていただくと、
やっぱりサイトでただやっているだけでは、
趣味の範囲だけど、
そうやって表に出ると、
お、こいつ本気なんだな
じゃあなにか手伝おうかってなるよね。
みたいな話しになりました(笑)。
*
気持ちの上では、
2004年の段階で、
ブランドを作りたいと思っていたわけで
ある意味最初から
全くもって本気なのですが、
決定的に違うのは、
それを「周囲にある程度判断できる行動」に
移せたことだなあと思います。
*
やっぱり人は
子供の時と変わらず、
言ったことではなくて
やっていることを(背中を)観ているな。
と思いました(笑)。
一方的に言ったことなんて、
大して聴いてないんだな~(笑)!
と思ったりして(笑)。
*
その後のわたしは、
以前のペースに
人と会うことを積極的にプラスしています。
それ以上色々やるのは無理
というのもあるのですが(笑)、
人に沢山会っていただく。
たったそれだけのことで、
こうも世の中の見え方が変わるか、
自分のステージが変わるか、
というのはあります♪
*
元々、デザイン会社の
代表をさせていただいていましたから、
自分に必要な情報を持った方々との
交流が密になってくると
何が起こるのかは知っていましたが…、
改めて新鮮な思いで
現状を見つめています♪
*
「ところでみたけちゃん今どうしてるの?」
に対して、
応えられることを持つこと。
それが社会の情報流通に仲間入りを果たす
最低限の条件かもなあ、
なんて思います♪
*
情報を出す際には、
出来れば相手に有益なオマケをつけて♪
というのを心掛けています。
オマケをつけるためには、
やっぱりちゃんと人に会って
お話を聴かせていただく必要があるのですよね。
今どなたとどなたが、
どこで何をされているのか等々、
古くなったマップに
更新をかける日々です。
*
結局のところ、
人の流れが世界の流れなので、
出会う方々と、
きちんと向き合えたら最高だな~♪
と、思っています。
人として
温かく繋がりたいなっ!と思います。
2012/02/07
エモーション
制作について
考えさせられることがありました。
*
感情のアップダウンが
作ったものにすごく出るよね、
という話をさせていただいていた時のことです。
「仕事は、いつも同じであることを求めるんだね」
といった反応に対して、
微妙に疑問が浮かんだので、
ずっと考えていました。
*
言葉になったので書いてみます。
*
感情的であることは、
創作に役に立つことである。
というのは、
概ね「YES」だなと感じています。
でも、
この
「エモーショナルであること」と、
それによって
「クオリティが上下する」ということは、
全く別問題だ。
と思います。
ここをちゃんと理解することは、
制作をする上では、
とても大切なことだと思っています。
*
エモーショナルであることは、
個人の制作にとっては大事なことです。
ART というのは、
このエモーションをいかに形にするか
という側面を持ちますから、
個人の制作にとっては
欠かせない要素のひとつなのではないかな?
と思います。
*
でも、
例えば
Holly heal の制作の際に、
強いエモーションのひとつである
怒りを用いて制作をされたら困るわけです。
いらだちや、不安、さみしさや悲しさ、
そういったものを用いて制作をするのも違うと思います。
それは、
Holly heal のお客さまを
「見ていないから起こることだろう」と思うからです。
*
職業として
ART に携わる方々の
作品を拝見しても感じますが、
必ずクオリティは
一定レベルを超えています。
この、一定レベルを超える、ということ。
が、
求めている「安定」であり、
お客さまに対して提供させていただく
「クオリティ」だということなのだと思います。
*
「エモーショナルであることがいけない」
という理解は違うのではないか?
むしろエモーショナルであることは
制作には欠かせない要素だと感じます。
ただし、
先程も書きましたように、
悲しみや怒りを
Holly heal で表現するのは違うと思います。
気持ちが
お客さまにきちんと向いていたら
(最初は、自分がHolly heal のお客さまだったら
これを観てどう感じるか?を
考えるところから始めるのがいいと思います)
そこは解る筈です。
*
例えは、
Holly heal が
デスメタルやハードロックのブランドだったら(笑)、
爆発的な怒りや悲しみを表現することは
意味があります。
しかし、
Holly heal はそうではないよなあ…と。
それはどのお客さまに伺っても、
きっと同意を得られることだと思います(笑)。
*
ART の世界で作家さんから伺う悩みには、
評価の高い作品が生まれると
みんなが同じものを欲しがって他のものを求めなくなること。
これは、その人の中にある、
ある一定のエモーションを気に入って
何度も再現して欲しいという
周囲の要求に対する葛藤という側面もあるかなと感じます。
ピカソは作風を変え続けたことで
有名なアーティストですが、
そこには、伝える力、という
一定以上のクオリティが存在しています。
*
やや語弊のある言い方になりますが、
そういう意味で、
自己表現を行うアーティストとは違う、
ブランドを支える
職人に求められるのは当然、
「一定以上のクオリティを保つこと」なのではないかな?と。
クオリティを感情によって上下させず、
安定・向上させること。
その上で、
ブランドとして意味のあるエモーションを表現出来たら
それはクオリティの向上にもなります。
それが「お仕事で作らせていただく」ということの
心構えなのではないかなあ…?
と感じています。
*
先だって、
ジュエリーデザイナーさんと
おしゃべりをさせていただいていて感じたのですが、
優秀な職人さんは、
デザイナーの意図を汲むのがとてもうまいです。
デザイナーの求めている感覚を、
デザイナー以上に理解して、
提案も出来る
ものすごい職人さんもいらっしゃいますよね。
それを実現するには、
ブランド(デザイナー)の目指す感覚を、
自分の中に再現出来るかどうか、
「感じられるかどうか」にも
かかっているのではないか?と思います。
結局、
「心の耳」を沢山の人に傾けられる人は、
どの分野においても
一流になる
ということかなあと感じています。
*
話は少し戻るのですが。
制作に対して
わたし自身が心がけているのは、
エモーションは封じ込めるのではなく、
感じきって、
昇華するということです。
感情は押さえ込んでしまったら、
創作にはマイナスだと感じています。
そのプロセスは、
長年このBlog で公開してきたことでもあるので、
何となくイメージしていただけるでしょうか?
*
様々な感情や感覚に敏感でいることは、
制作上は命みたいなものです。
更に、
わたし自身が制作をするためには、
その感情や感覚に完全には巻き込まれずに
それを「見つめている」必要性を感じています。
表現するためには、
もちろん伴う技術が必要ですし、
更には、自分の感覚を
客観的に感じ取る力もいるなあ…と。
*
感覚を表現するための手法の習得や、
基本の技術の向上、
不必要な感覚を混ぜないための集中力や判断力、
「作る」ひとつとっても、
足りないものは沢山あって、
(経営的に考えることは更に山盛りです)
力不足を痛感する今日この頃です。
2012/02/05
乗り越えてしまえ
自分を見失ってから、
長かったなあ…と思います。
沢山の否定をされて、
わたしはダメなんだ、と思い、
思うほどに、
周囲にはどんどん
わたしを否定する人が増え、
否定にばかり意識を集中するようになり、
わたしはそのことに
気がつく余裕さえなく、
どうしたらいいのか本当に判らなくなって、
自分から自分の価値判断基準を
バッサリ切り落としました。
1996年。
入社1年目のことでした。
*
引き寄せの法則恐るべし。と思います(笑)。
*
2003年頃。
自分のことを大切にするなんて、
意味が全く判らない。
それが、わたしでした。
自ら切り離した価値判断基準を取り戻すことは、
困難を極めていました。
「わたしだって正しい」という理由が
見つけられなかったのです。
*
外側を頼りに価値判断を進めていくと、
矛盾が待っていました。
誰もが、
その瞬間に
その人の中では正しいだけで、
絶対的な正しさなんて、ないかのようでした。
そんな中で、
お前は間違っていると言われても、
そういうあなたが間違っているということも出来るのに、何故?
という疑問ばかりが膨らんでいました。
根拠の曖昧なこともありました。
不思議でした。
ずっと、
そんな感じでした。
*
ある意味、
みんな正しい。
*
そして、
ある意味、
みんな間違っている。
*
二極論は
殆ど意味がないということに気がつきました。
正しさを主張することは、
否定される対象を産む。
でもそれは光の当て方の違いによって生まれる、
光と闇の見え方の違いであって、
本質的なことではないのだなあ…
というのが気がついたのでした。
*
みんな正しい。
だとしたらわたしは
わたしの正しさの中に生きていい筈なのではないか?
そこだけは疑問でした。
*
自分の正しさを素直に表現していた10代の頃。
わたしは
「相手の正しさ」を聴きたいから、
自分にはこうである
ということを発言していたのですが、
大概は、そういった議論には発展しなかったからです。
相手の正しさを聴いたところで、
相手がわたしの正しさを聴き返す訳でもありませんでした。
どうしたら意見が交換できるのか、
さっぱり判りませんでした。
*
そして、わたしは大概において、
みんなのことが好きでした。
色んな価値基準は
豊かさそのものでしたし、
それは違う!と言ったところで、
それは相手を否定しているわけではなく、
意見が違うよということだけでした。
*
他人というのは、
育った環境も教育も違うのです。
親子でだって
感じ方も考え方も違うのです。
意見が違うのは当たり前だから、
だから
そこからが本当のコミュニケーション。
わたしはそう考えるタイプでした。
*
でも、
考えの主張は、
豊かさの傍受にはならず、
わたしを嫌いになる人を増やしたように感じていました。
好きなことを主張すると、
人が離れていく。
わたしにはそう感じられていたのです。
*
それは一方で、
自分を好きだという人を増やすこと
でもあるのですが(笑)、
わたしは離れていく人を
強く感じていたのです。
自分の正しさを主張する勇気を
なかなか取り戻せなかったのは、
そのせいもあるだろうなあと思います。
基本的にみんなが好きなのに、
たった一言で離れていってしまう人の居ることが
とても辛かったのです。
*
「聴く」ことを長年続けさせていただく中で、
人一人というのは、
沢山の要素から成り立っていると感じています。
だから尚更、
その一言の背景を
主観的かつ短絡的に判断して、
まるでそれが
全てかのように扱われることへの抵抗がありました。
*
学びながら、
聴き続けました。
本当のことを探していました。
*
わたしは依然として辛いままでしたから、
何とかしたかったのです。
ヒーリング業界の不思議にも遭遇しました。
使われるメタファーと
言葉の違いはありますが、
そこにも社会の縮図があるだけでした。
すばらしい人も、そうでない人も居ました。
むしろ極端に判りやすかったくらいです。
本当にさまざまなケースを見て、
誰も誰かのことは決して救えないし、
救えないということを知っている人だけが、
誰かの助けになる可能性がある、といったことも学びました。
*
それにまた、
ヒーリングというは、
ヒーラー自身がヒーリーであるという謙虚さを持った時に、
初めて発動されるような気がしてきました。
人を助けたいならば、
自分を救い出すこと。
それが一番大事なんだなあと知りました。
結局のところわたしは、
誰よりも
わたし自身を助けたかったのだと思います。
*
Holly heal を再び始めた時。
わたしはわたしを助けることに精一杯でした。
わたしは
アクセサリーを作って売っていましたが、
それはいつも
作らせていただいて、
更にお金をいただくことでした。
わたしは「いただいて」いたのです。
*
いただいて、
そしてさせていただく。
全ては「いただく」のです。
その繰り返しでした。
その繰り返しは今も続いています。
*
小さいながらも規模が広がるにつれて、
いただくものは増え、
そして取り組みは深まっていきました。
*
その中で、
価値判断基準を
取り戻したいという気持ちは、
ずっと静かに流れ続けていました。
リハビリは先の見えない気長な作業でしたから、
自分にとっての幸せ。
自分にとっての喜び。
そういうものをひとつひとつ確かめる時間がありました。
*
徐々に自分自身の正しさの輪郭が見え始めても、
あまり発言をしなかったのには訳がありました。
すごい人、すばらしい人は、
世の中に沢山居らっしゃるものです。
だから、
自分が自分の正しさを発言することへの
恥ずかしさはいつもついて回っていたからです。
至らない自分が、
何を偉そうに、
と、思えて仕方なかったのです。
*
rooms のオーディションに取り組んでから半年間。
必死に駆け抜ける中で
沢山のことを学ばせていただきました。
Holly heal をさせていただく上で、
わたしの正解は、
もっと言葉や形にした方がいいのではないか?
ということも感じました。
*
わたしから見て、
それは浅はかだということ、
わたしから見て、
それは間違っているということ、
それはあくまで
「わたしから見て」なので、
絶対ではありませんが、
わたしから見て、
おかしなことであるよというのは、
必要な情報なのではないかな?
と思えてきたのです。
*
人についてきていただく、ということは、
視点の共有なのではないか?
と思わずにいられなかったのです。
*
わたしは、自分の考え方が絶対だとは到底思えません。
でも。
今の自分にとっての正解は、
その都度、正直に提示出来た方がいい。
そう思うようになりました。
そして違うと感じる方には、
離れていただくことも大事なのではないか?ということ。
それは
相手への最大の配慮になりうるということを思いました。
何より、
それはお客さまへの誠実さにも繋がると思いました。
そして、
その方が、自分も楽なんだなということです。
*
「大切にしてくれる人を大切にしたい」という
気持ちが芽生えたのも
病気をしてからでした。
限りのある命の時間だとしたら、
自分に対して愛情のない人に
関わり続けることの意味は何だろう?
と思わずにいられませんでした。
*
そして、ようやく。
見失っていた価値判断基準を取り戻せました。
価値判断基準を
表現する自分を、
と言う方が正確でしょうか(笑)。
*
わたしはダメかもしれないけれど、
ダメなだけじゃない。
いいところもあるよ、
といった風に、
自己評価も変わりました(笑)。
*
なんとも長かったです。
なんという遠回りだったろうか
と思います。
でも、
その価値はあったような気がしています。
2012/02/04
悩みはなくても大丈夫
対面オーダーをさせていただいていて、
おや?!と思うことがありました。
「何を話そう…何を悩んでいるだろう?」
と考えてきてくださった
という、お話を伺った時のことです。
*
対面オーダーというか、
クリスタルを選ぶということの背後には
「何か悩み事がなくてはいけない」
ということになっている方もいらっしゃるのでは?!
と知った瞬間でした。
*
もちろん、
悩み事があれば、
それに対して
クリスタルをお選びすることも出来ます♪
*
例えば、
疲れ果ててしまった、
という悩みがあるとしたら、
周辺をシャットアウトすることで疲れを癒すか、
無感覚になることで疲れを癒すか、
場所を探すことで疲れを癒すか
…などなど、などなど、
それだけでも、
沢山の選択肢が出てきます。
*
それぞれの感覚がどんなものなのか、
具体的に感じ取るためのサポートに
クリスタルはとても有用だなあと感じています。
クリスタルによって表現された
その感覚を身に着けることで、
文字通り
その感覚を身に着ける。
その時、
指標は
ないよりあった方が
やっぱり理解は早いような気がします♪
感覚というものは、
やはり体得するものなので、
感覚を伝えてくれるクリスタルは、
とても便利かなあと思います。
*
その一方で、
クリスタルは、
自分の幸せな側面を
覚えておくためにも使える
ということをお忘れなく♪
と思うのです。
*
日々いろいろな事が起こる中で、
自分の幸せな感覚を
自分の中に留めておくためにも、
クリスタルは使えます♪
*
悩みも
自分の中の深い感覚かなと思いますが、
喜びもまた、
自分の中に大切な感覚なのですもの!
同じ位
大切なことなのではないかなあ?
両方とも、
同じ位大切にしていいのではないかなあ?
と思っています。
*
悩みを解決することも素敵だけれど、
幸せを実感することも
すごく大切です。
そのためにクリスタルをお選びすることだって、
もちろん可能なんですよ!
*
それこそ、
問題解決には色々な方法があって、
すごく落ち込んだ時に、
すごく楽しかったことを思い出して
元気を取り戻すことだって出来るのですもの。
*
対面オーダーの時間は
楽しんでいただけたらいいな♪
と、いつも思っています。
2012/02/03
公園を歩いてきました
温かいミルクティーを持って、
用賀へ行ってきました。
あの街が何故か好きです。
*
春には桜で満開の広場も、
枯れ草だらけ。
桜はまだ固い蕾を枝先に蓄え、
寒さに耐えているかのようでした。
*
心の栄養補給はどうやったら出来るのだろう?
ということを
ずっと考えていました。
*
お買い物をしても
無駄なものを買うばかりで自己嫌悪が酷くなるし、
おいしいお茶を飲んでも、
おいしさが感じられず、
お友達と会っても、
満たされず。
欲しいものリストを書いてみたら、
ロエベのアマソナが欲しいことだけは
ハッキリしていましたが(笑)、
これは、
すごく素敵な想いが詰まった買い物になるので、
本当にうれしいタイミングで手に入れたいですし、
それは今ではない、
ということだけは確かでした。
他に欲しいものは見つかりませんでした。
*
心がフリーズしているみたいで、
これはもう、
本当に末期的症状だなあと(苦笑)。
お化粧をするのもしんどくて、
サングラスをかけて、
それで、
広い公園へ行ってきました。
*
思えば、
「もう以前と同じようには戻らないかも知れません」
という主治医の言葉よりも、
「未来は誰にも判らないものだ。本当にそうだろうか?」という、
自分の感覚を信じ続けるのは
大変だったように思います。
疲れ果てて
くたくたなのは、
そのせいかも知れないなと思います。
すぐ電池切れします。
2012/02/02
大切なもの
大切なものは、
気がついていなかっただけで、
いつだって、
とっても近くにあるものかも知れないな。
と思いました。
気がついていたけれど、
受け取れない理由があるからと、
何度も差し伸べられた手を
振り払ってきたのかも知れないな。
見ないふりをしていただけなのかも知れないな。
と思いました。
リハビリの毎日の中、
社会復帰がどうしてもしたくて、
必死だったし、
懸命過ぎて、
何も感じ切れなかっただけかも知れないな。
と思いました。
*
与えることばかりを考えていて、
受け取ることに無神経だったかも知れないな。
と、思いました。
*
お客さまからいただいた
貴重なお休みの合間に、
大切なものが見つかって、
涙が出てしまいました。
ありがたいなと思います。
*
もうちょっと力を抜いて歩いていたいです。
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