2012/02/28
喜んでもらおうよ
ほんのちょっと前を振り返ると、
今は、
なんだか、
夢のようだなあ…と思います。
未来なんて全部なくなってしまったように感じて
手帳が買えなかったり、
退院してまもなくは、
入るお金が殆どなく、
使うことも怖く思えて、
巨大なショッピングセンターが虚しく思えたこと。
意識が変わると世の中の見え方は
こんなにも変わる、
という経験をしました。
*
でも、毎日。
明日は今日になり、
今日は明日から今日になり。
お友達が美味しいものを食べさせてくれたり(笑)、
それなりに笑えることも楽しいこともいっぱいあって、
くじけて倒れるかと思う時は、
助けてくれる人を必死で探し、
気持ちを補強しながら
出来ることを少しずつ増やしてきました。
そうした結果、
こうやって社会性を取り戻し始めていることは、
本当に幸せだなあと思います♪
ありがたいなあ…、
うれしいなあ…、
と思います。
*
1度、
そういう意味での「社会」から離れたので、
他人事として、
社会を見つめ直す時間が取れたのは、
本当にいいことでした!
改めて「仕事」について考えるために、
コンディションが安定し始めた
一昨年位から、
関連した本を読み始めていました。
*
天職についていらっしゃるなあと感じる方の本を読んだり、
「働く」について書かれたものを読んだり、
自分にとっての仕事ってどんなことなのかな?
というのを見つめ直していました。
そして、
趣味的レベルから、
お仕事としての社会的昇華が始まったこともあり、
ここしばらくは、
Holly heal をどうやっていこうかな?
どうしたら喜んでもらえるんだろう?
何を提供できるだろう?
みたいなことも真剣に考えていました。
*
求めると、必ずふとしたところに答えがやってきますね!
*
日曜日に新聞で、
「仕事力」について書かれた
糸井重里さんの記事を読みました。!
思わず新聞から切り抜いてしまいました。
WEB 上にも掲載がありましたので、
ここにリンクしておきます。
*
抜粋してしまうと、
言葉のニュアンスが掴みづらくなってしまうと思うのですが、
締めの言葉には感動しました。
「世間が考えるようないいことをしているのが
素敵な自分なんじゃなくて
喜ぶ人の顔を思い浮かべていきいきしているのが
素敵な自分だと思う。
それがあなたの仕事なんですよね。」
*
Holly heal を通して
ぼんやりと掴み始めていた「お仕事」のカタチが、
ふわっと心に着地した感じがしました。
*
学生時代に観た、
有楽町西武の太い柱に貼られていた
ウディ・アレンが和服でお習字を持っている
「おいしい生活」のポスターが
今でも、ものすごく印象に残っています。
糸井さんの「文字の力」は
昔からすごいなあと思います。
*
Holly heal として
アクセサリーのお仕事を始める前に、
「素敵なお仕事ですね」
「続けてください」
なんて言われたことは
1度もなかった気がします。
これは何だろう?と思います。
*
喜んでもらう人についても
色々考えていたのですが、
喜んでもらうのは
お客さまだけじゃないんだな、
お手伝いしてくださる方々にも
喜んでいただけるように、
と、まで。
考えられたらもっといいな。
とこの記事を読ませていただいて思いました。
その為には
どうしたらいいのかな?
ということを考え始めています。
*
あと、この新聞の連載のバックナンバーに、
コシノジュンコさんの記事
「素の自分が分かれば、折れない」があるのですが、
これも本当に素晴らしい内容なので、
よかったらぜひ。
*
引き合いに出すのは余りにも恐れ多いですが(笑)!
Holly heal として試みていることに
とても通じる記事内容でした。
励みになりました。
毎日生活をしていたら、
必ず何かを生み出しているのが人間なので、
そういう意味で、
全ての人が読む意味のある
記事かも知れないなって思います♪
*
あと、
西原理恵子さんのこの記事も素晴らしいです。
全て読むと、
彼女独特の言い回しなので、
毒気が強いですが(笑)、
お話なさっていることは、
すごく本当のことだと思いました。
*
春も近づいていますし、
自分に必要な栄養を探しては取り入れて、
ちっちゃくてもいいから、
きれいな花を咲かせたいなと思います。
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