2日、美津子さんと一緒に、
東京タワーでやっている
MJ の展示を観に行ってきました。
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NEVER LAND の門に使われていた
大理石のアーチや門扉の飾り。
過去のステージ衣装や、アクセサリー小物。
O2 アリーナのTHIS IS IT で
MJ が着用する筈だったステージ衣装。
女優のエリザベス・テイラーさんと
よくドライブしたという車。
賞の数々を示すトロフィー達。
MJ の詩が刻まれた石碑や、絵画。
PV 。
じっくり見ることが出来ました。
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1番印象に残ったのは、
THIS IS IT の準備に入った時に、
MJ の子供達が、
MJ への差し入れに使ったという
タッパーと水筒でした。
青い蓋のタッパーも、
エンジのステンレス製水筒も、
余りにも普通のものだったのです。
とてもとても、ホッとしました。
よかった…と思いました。
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THIS IS IT の為の
ステージ衣装は、素晴らしかったです!
DVD で拝見し、
実物が観たいと思っていたら、
日本に来ていたというのですから、
本当にびっくりしました。
試着したMJ の写真もあり、
これを着こなせるのは、
彼だけだと思いましたし、
彼だけに似合うものを作られた
デザイナーさんの力量にも尊敬の念を抱きました。
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衣装だけを観た時の、
小ささと細さに驚きました。
ものすごく大きな人だという勝手な印象があったのですが、
決してそうではなかったのだ、ということ。
あの細い身体で、
ステージのあのパワーを出していたということは、
想像するだけでも本当にすごいことでした。
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着る人が着たら、
下品に見えるわよね、という
美津子さんのお話しを聞きながら、
彼が、圧倒的に上品だったから
悪趣味ならず、着こなせたのだろうなあ…と
思いました。
悪趣味とギリギリのバランスで
センスがいい。
そういうところで、止められる力量。
これはもう、
本当にセンスがいいということです。
彼がつけていたという
ジュエリーの数々も展示されていたのですが、
遠目では見えないけれど、
映像にはしっかりは映らないけれど、
つけていた。
という事実がすごいと思いました。
美意識の在り方を示されたようでした。
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美津子さんとカフェでお茶をしながら、
今になって、
MJ 擁護の報道を見かけるということについて、
色々と語り合いました。
わたしは、
マスコミに近いところにいたこともあるせいか、
それが新聞やNEWS であっても、
「誰かの視点を提供されている」
という事実を前提に
物事を受け取るようにしています。
本当に大切な話(本当の話)は、
人と人の間で交わされていて、
表には出てきにくいというのも実感です。
でも。
圧倒的なマスコミ報道があった時に、
それが自分よりも遥かに遠い人で、
真偽の確かめることが難しい場合、
鵜呑みにはせずとも、
こういう報道をされている人である、
という事実だけは
頭の片隅に入っている状態になります。
それは、
情報をフラットに判断する目を濁らせるので、
本当に怖いと思いました。
擁護する情報がこれだけあったのならば、
何故流さなかったのか?という。
それにも、沢山の理由を思いつきます。
やれなかった人もいたでしょうし、
やらなかった人もいたでしょうし。
擁護情報が
わたしには届かなかった
という事実があるだけです。
自分で確認して、
判断することの大切さをしみじみと思います。
判断材料が不十分だ、と
判断できる自分を持つことだ、
と思いました。
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知りえる情報は、
質も量も含めて、自分の力量だなと。
それによって現実感は
かなり左右されると思います。
真実を見つめられる目を持っていたいです。
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マイケル・ジャクソンさんは、
ものすごい方だったのだろうな…と。
思いました。
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