TV 番組「ソロモン流」で、
コシノヒロコさんの回を拝見しました。
その中に、
与うるは受くるより幸いなり
という
聖書の言葉があって、
本当にそうだな
と思う一方で、
この言葉の意味の深さを思いました。
作家の三浦綾子さんも、
この言葉を好み、
よく色紙に書かれていたそうです。
*
与える、受け取る。
GIVE & TAKE 。
GIVE & TAKE だ!
みたいな感覚があると、
与える時に、
得ることを期待してしまうなあと思います。
その時の「与える」は、
ここで話題になっている
「与うる」とは中身が違うかなと思います。
*
与えるって、
「させていただく」ことかなって思います。
与えることを
押し付けるのではなく、
差し出す。
受け取っていただく。
みたいな感覚。
何かが起こった時に、
与えるものを持ちえている場合、
お役に立てることがある場合、
どれだけうれしいかな、
と思います。
使っていただけることの喜び、
与える側に回らせていただけることの
喜びってあります。
*
無理をして、
与える必要はないんじゃないかなと思います。
出来ることの中で、
持ち札の中で、
与えられるものがあれば、
受け取っていただく。
*
元気でいることを喜んでくださった
先輩がいらっしゃるのですが、
自分が元気であることも、時には
「与えられるもののひとつになる」
ということを教えていただきました。
*
全ての物事は、
陰陽あってひとつの姿だなあと思います。
いただくばかりでは、
なにかがとても寂しい気がします。
*
受け取ったら、
与える。
それは流れを作るということでもあります。
淀みなく流れる情報の流れを
自分の周りに作るだけでも、
与えることは容易くなる気がします♪
*
出歩きにくい時期も、
メールやSNS のおかげで
様々なことを知ることが出来ました。
1番信頼できるのは、
信頼できる方から伺った情報です。
そこで何か新しい情報をいただいたら、
それを「知って喜ばれる方」にお知らせをする。
バトンのように、
情報を流し続けるだけでも、
人のちょっとしたお役に立てることがあります。
そのためには
自分を取り巻く人々が、
今何を求めているのかをある程度把握しておく。
(今はWEB があるので、
これがすごく簡単になりました)
たったそれだけでも、
与える側に居させていただけます。
*
また受け取るのも、大切なことだなと思っています。
相手のお気持ちを
きちんと受け取ることは、
相手に喜びを与えること
でもあるからです。
*
与えることも受け取ることも、
幸せなことです。
両方出来るのがいいなと思います♪
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