うちは、父も母も、創作畑の人たちです。
「これは良くできた!」と思うものを見せる度に、
足りない部分をビシッと言ってくる人たちです。
小さい頃はきつかったけど、
やっぱりとってもありがたいです。
ハッキリ伝えてもらったことで気づくことは多く、
ぼんやりと感じている
自分の作るものへの中途半端な部分を突きつけられる感じは、
次の一歩を、多少なりとも確実にしてくれます。
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今、ピアスやイヤリングに取り組んでみているのですが、
素材が限られる分、ブレスレットよりもネックレスよりも、難しいです。
「金具が太すぎる感じがする」言われてみて、
確かに、と思う自分がいたので、これは何とかしなくてはなりません!
パーツ接続するためのピンの太さや、
先端の処理サイズが全体感にかなり影響しているのが判りました。
それは1ミリ以下の話なんだけれど、
今わたしの出来るやり方では、その限界を超えられない。
しかも、今もっている工具の限界もあって、
これ以上の繊細さが出しにくいのです。
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昔、銀座で個展をさせていただいた時、
お仕事でつながりのあった
小さな銀細工のプレゼントをしてくださったことがあります。
彼の本業はカーボンを加工したものづくりです。
お仕事の合間に、それまでやったことのない銀細工を!
小さな目を表現するために、
「それを加工するための工具」から作ってくださったと聞き、
本当に感動したのを覚えています。
プロだ…と心底思いました。
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小さいということは、
細部まで見えてしまうということなんですね。
今出来ることから飛び出す必要性は、
ここ最近日々強くなっていたので、いいタイミングかもしれません。
オーダーくださる方には、いつも
自分としてできる一番いいものをお届けしたいです。
気持ちを引き締めなくっちゃと思います。
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清水ヨウコさんという
シャープさと可憐のバランスがとっても良い、
本当に素敵なデザインをつくられる作家さんがいらっしゃいます。
彼女のビーズバランスというサイトが好きで、
主宰のワークショップが始まった時は、
きた!と思って1度日程の問い合わせもしていたのです。
近々テクニックのワークショップに参加することにします。
なんか…、きっと大したことじゃないのに、
気楽に「勉強してこようっと♪」となれない自分って…(笑)。
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