2014/08/08

自分に幸せについて考える




















幸せという抽象を、
具象にしてみると。

多分それは、

笑顔の総量みたいなことなのかな?
と思ったりします。

 *

会社としての哲学を今、
英語に翻訳するというクリエイティブを

jason 先生と
毎週一回やっているのですが。

その言葉が必要とする
状況を前提に

意味が解らない単語を
噛み砕いてもらいながら、

言葉の背景にある
感覚について学ぶこともあります。

そうすると、

普段何気なく通り過ぎている
言葉の裏側が

もっともっと
クリアになってくることがあって、

すごく面白いです。

 *

「Happy」という抽象概念は、

わたしが大学の卒業制作
(美術大学なので!論文ではなく制作)以降

ずっと取り組んでいることなのですが、

それについて論じる
英文資料作りを手伝ってもらいながら、

これって、
本当にシンプルかつ、

複雑になりやすいことだなあ…と
思ったりしてね。

 *

自分1人が笑顔になることと、
誰かと一緒に笑顔になること。

そこに我慢という
概念が入ってくるのは何でなのかな?

とかね(笑)。

 *

それは、
本当に「我慢」なのだろうか?

とかね(笑)。

本当にうれしいのが、
相手や周囲のの笑顔だったら、

それは我慢ではなくて、
「喜びのための選択」の筈だし。

とかね(笑)。

 *

わたしは自分の行きたいところに
いつも一緒に行けなくて、

その代わりいつも一緒に

相手の行きたいところには行っていたな…
と思うのです。

こないだ
自分の行きたいところに行ったから、

次はあなたの行きたいところがあるなら
つき合うよ!

みたいなことにならなかったなあ…と(笑)。

わたしは一緒に行きたかったので、

わたしの行きたいところにも
つき合って欲しいな

と、言っていたのだけれど。

みたいなね(笑)。

 *

最初は、
それでもいいのだけれど。

ずっとだと
笑顔が作り笑顔になっていくのは

何故なんだろうな?
とかね(笑)。

 *

色々ね、思ってしまう訳です。

 *

好きな人が居たとして。

その人の幸せを本当に考えた時に、

自分が出来ることは
ただ遠くに居ることだなって思ったとして。

それって自分の幸せとして
心の底から本気で受け止められるかな?

とかね(笑)。

一緒にお茶したり、
ご飯食べたり、遊びに行ったり、

おしゃべりすることを
自分の世界から失くすって、

本当に幸せなのかな?
とかね(笑)。

それって、どこまでが
想像だろう?

だって、他人の幸せは

究極のところ
他人であるわたしには判らないもんな。

とかね(笑)。

 *

まあ、そういう感じで
状況を俯瞰して来ちゃったら、

当の本人にはわたしが

とってもあなたを大事に思っているのですよ!
ということは

全然伝わっていなくて、とか(笑)。

そんなこと
ばっかりだなあ…とかね(笑)。

 *

ねえ、あなたにとって
幸せってどんなこと?

って思うのですよね。

 *

色々考えていて。
わたしの結論はまだ謎のまま。

出来れば、

出来るだけ、
生きていて欲しいなあ。

出来れば、

出来るだけ、
美味しいものを食べて、
楽しいことをして、
笑顔で居て欲しいなあ。

出来れば、

出来るだけ、
一緒に美味しいものを食べて、
一緒に楽しいことをして、
一緒に笑顔で居たいなあ。

出来れば、

出来るだけ、
側に居たいなあ。
一緒に未来を作りたいなあ。

みたいなことなのかな…?

 *

それって目の前にいる他人との
関係の中ではどうなるのかな?とかね。

たまにルームメイトが
疲れ果てて迂闊に眠っていて、

そっと毛布をかけたりするのだけど、

その時に
わたし自身が感じる

ふわっと温かい気持ちとかは、

他のことでは
到底味わえない感情なのですよ。

 *

いつもいつも100%集中して
相手の話を聴ける訳ではないけれど、

ああ、今日は
本当に参ってるなっていうのを感じた時には、

その時は精一杯聴くことにするとか。

そうしたいと思う時の
自分の感情とかね。

この人はすごい、
自分で居るために、

自分の在り方で、
今日もがんばってるんだなっていう。

そういうことへの尊敬とかね。

そういう人と
共有出来る時間がある喜びとかね。 

 *

相手からも
そうしてもらえること(?)の感動とか。

応援してもらったり、
褒めてもらったり、
励ましてもらったり、
共感してもらったり。

ああこれも幸せだなあ…
得難いことだなあ…と、

思うのですよね。

 *

わたしは、

作りかけで手が止まっていて
頭の中で煮詰めているままの作品を

彼女がじーっと観ているのとか、
本当に新鮮で。

作りかけのものをそんな風に、
じーっと観て面白がってもらえるなんて、

未体験だから(笑)。

プロセスまでこうして愛されているんだなと感じると、
なんだか制作ももっと気楽になると言うか。

作りかけで止まっている時は、
大概は自分にダメ出しをし続けている時なので。

ダメなところを見つけて、
どうしたら良くなるのか自問自答するのが、

手が止まっている時の心理状態だから、
それがこうやってじーっと観てる人がいて、

面白いって言ってもらえるのは、
興味深いのです。

 *

生きているもの同士だから、
「喜怒哀楽のループ」の中にいた方が自然。

でもだからこそ、
笑顔が観たいなあ。

っていうことかな?とかね。

でもルームメイトと一緒に居て思うけれど
その人が、

喜んでいても、
怒っていても、
哀しんでいても、
楽しんでいても、

やっぱり
この人素敵だなっていうのはあるなと。

泣いてたら、
抱きしめたいし。

落ち込んでいたら
せめて美味しいお茶位淹れたいし。

生きざまに触れるっていうか。
そこに関わりを持たせてもらうというか。

出来れば沢山そういうのを
観ていたい欲望っていうか。

そのためには、

人としての距離感を

キープ出来るだけの
精神力は持っていたいなあっていう。

そういうのが、
わたしのとっては愛なので。

 *

喧嘩して
前より理解し合って

仲良くなるみたいなことが、
もしかしたら正常な人間関係なのかな?

というのは昔からあって。

そういう人が
身近に増えていくことが、

わたしにとっては幸せなのかな…?

まだよく解らないけれど。

 *

そういう人間関係の中で、

もし、ぐっすり
安心して眠れる場所が出来たら、

それが幸せかな?
っていう、

それはなんかもう、

ファンタジーみたいなことなんだけど、
わたしにとっては(笑)!

得難いことだから。
本当に。

 *

その時のイメージを
色彩として考えると。

ああそれ意外だけど「漆黒」かもね。
って思います。

漆黒の闇の中は、
安心出来る場所。

光って、
お休みしていない感じがしません(笑)?

ずっと醒めていて。

大地に降りて横たわり
死に至ることは、

実は休息かも知れないですね。


ストーン・コンシェルジュ & 作家 みたけさやか

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