とある編集者さんが
紹介されていた映画。
観たかったのを思い出して、
「行きたい〜!」と言ってくれた
スタッフの木村と観て来ました。
*
観なきゃ良かったです。
スパイク・ジョーンズさんは、
やっぱり天才でした。
*
ディズニー映画のように
誰しもがある意味
同じメッセージが受けとれるよう
作られているものとは違って、
人によって非常に、
色んな観え方のする映画だと思います。
誰に、何に、感情移入するかでも違うし、
どこに立って観るかという
俯瞰状態によっても見えるレイヤーが違う。
…天才って…!!!
うううーーーーー!!!
と思いました(笑)。
観終わって
普段星とか全く思いもしないし言わない私が、
「天才なんかきらいだ〜(涙)!!!
わたし、もう、うさぎの星へ帰ります!!!」
「モフモフしたうさぎに埋もれて死ぬから!」
ときゃーきゃー言い放って、
ふらふらして(=重心ぶれまくって)いたので、
木村から
「わたしはさやかさんの表現も観たいから
まだ帰らないでよ〜」<優しい
「そのまま電車に乗ったら危ないから
スタバでごちそうするから!」<優しい
と言われた位です。
*
「わたしが
30年かけて色々やってきたことなんて!」
「もう天才10人居たらそれでいいじゃん!」
とやけっぱちになった(笑)のには、
理由があります。
her には
そういう要素がちゃんと含まれていて、
非常に明解に
表現されているからです。
あの違和感を
日常に見落としているわたし達を、
ああやって観ている視点。
すごいです。
*
非常に本質的なことを
表現していると感じます。
*
元奥さんである、
ソフィア・コッポラさんの映画
「ロストイントランスレーション」への
アンサー・ムービーだ、
ということも言われているこの映画ですが。
まあ、感想というのは、
全てそれで正解なのですから。
興味のある方はぜひ、
観て感じてください。
*
あ、まだDVD とかにはなっていない筈。
いずれにしても
親や子どもの居る前で観る映画ではないので、
そこだけ注意してくださいね(笑)。
ストーン・コンシェルジュ & 作家 みたけさやか
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