2015/01/16

10年間で一体何が出来たのか?・3




















前回からのつづき)

2010年頃でしょうか。

「自分らしく」
「自己肯定して」みたいなことは

書店で心理学系の本が平積みになり、
世間でも強く言われている時期でしたが、

ナチュラルにそうやっている人と
出会えることは

そうそうなかったように思います。

 *

書籍のみならずBlog やSNS でも、

ポジティブなものとして受けとられるだろうな…
という側面だけを

全面に出したものが多く、

それでは「自分らしく」も「自己肯定」も
プロセスが観えにくい。

そうすると、

伝えたいことが
半分暗闇の中になるよね…?と思いました。

 *

このHolly heal Diary には

アップダウン
両方を書かせていただいてきたのですが、

そこは前途の疑問に対して、
自分なりに考えた結果でもありました。

その暗闇の部分を
自然に観る力を育てている人には

それは人に見せるものじゃないよねえ!という
反感が来るかも知れない反面、

共感になるかも知れないし、

そういうものなんだ!と
初めて気がつく人にとっては、

踏み出す勇気の
キッカケになるかも知れないなあ…

と思っていました。

 *

これは実際に

お客さまからのフィードバックや
世界でご活躍されているクリエイターさん、

表向き涼しい顔をして、
実際は猛烈に働かれている多くの経営者さん、

わたしにとっての大切なお友達からも

共感のカタチや
理解のカタチで受けとってもらえたので、

「Holly heal のやりたいこと」を考えた時には、
正しい選択だったなと思います♪

 *

また、

「クリスタルを手に入れるのは
信頼出来る人からと思っている自分がいる」

という背景に対して、

「まだ会ったことのない方に、

この人から買いたいな!という位
信頼してもらうためには何が出来るんだろう」

「本当にわたしが誰かを信頼する時は、
何を観たときだったろう?」

ということを
考えていたのもあります。

 *

少なくともわたしが

「この人信頼出来るな」と感じる時の
最大要因には、

「ああ、この人、正直に本音で話してる」
「心を感じる」
「誠実なんだなあ」

ということがありました。

だとしたら?

毎日毎日書いている内容が
しっかりしていて

(嘘をついていたら大量な文章では
ボロが出やすい筈という前提です・笑)、

浮き沈み含めてそのままを伝えることは
意味があるだろうな…

と思いました。

特に初期の頃には、
この想いは強くありました。

 *

自分らしく、
ナチュラルに、
自然体で。

そういう言葉が溢れている中で、

でも現実として
表面に観えてくるものは

「ポジティブ全面押しのわたし」
だったからこそ、

勇気を持って
全部晒してみましょう。

というのが基本方針でした。

内心かなり怖かったのも事実です(笑)。

 *

しかし…やってみるものです!

ここでわたしが得たのは、

綴られた心の深い部分を持つ
ほぼ等身大のわたしに「OK」をくださる

多くの方々との出会いだったからです。

これは

Holly heal を続けていく上での
勇気になりましたし、

当時今より酷い
コンディション不良の中で

続けていくための原動力ともなりました。

自分の中の正直な部分を晒して
OKをくださる方が、

こんなに居てくださる。

それは本当に大きなことだったのです。

(つづく)



0 件のコメント: